アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

自衛隊さんと米軍さんには助けられています

2011年04月23日 | Weblog
 日本人で、国旗国歌反対の人は、日本から出て行ってくださればありがたい。デビ夫人も、「もう日本には住まない」とブログで公表。もっとも彼女の場合は、国旗国歌とは関係なく、「税金の滞納」が原因。インドネシア国籍のままですから、税金のトラブルが起こるのです。
 国旗国歌は賛成も反対も、「法律」があるわけですから、法を守るのが当たり前。折に触れ誤解のないようにお断りしておりますように、私は右翼ではありません。左翼でもない。いわゆる、リベラリスト。直訳すると、自由主義者ということになる。私としては、単に、左右どちらでもないという意味で使っています。「利己主義者」「個人主義者」と、いう人たちもおられるが、好きなように解釈していただいて結構。

 それで…今まで、「いまいましい主張をしていた人たち」が、大人しくなってきたので、溜飲を下げています。
 まず、自衛隊です。仙谷由人官房長官(当時)が、自衛隊を「暴力装置」と発言しました。それについて、「フザケルナ!」という意見の他に、「暴力装置に違いないから、暴力装置でいいんじゃないか!」という意見も。あの頃は平和でした。好き勝手なことを言い合っていた。
 そして、東日本大震災。被災者が口を揃えて言っています。「一番頼りになるのが自衛隊です」「自衛隊が我が身を顧みず助けてくれた。ありがたいです」
 今や、「自衛隊が日本を救った」と言う人はいても、「あんなもの暴力装置じゃないか」などと言う人はいない。いたら国賊として、かの国へ追いやりましょう。
 江田五月法相が、(衆院法務委員会 4月13日)で、東日本大震災の被災地や福島第一原発での自衛隊活動を踏まえ、仙谷由人官房副長官の「暴力装置発言は、あまり適切ではなかった」と!自衛隊反対の江田さんがこう言ったのは大きいです。さらに、「自衛隊には、ただただ頭が下がるばかり。命懸けで努力してくれている。本当に頼りになる皆さんだ」と述べた。江田さんも、ようやくまともなモノの見方・考え方が出来るようになってきました。

 もう一つ、米軍です。条約があって日本に駐留しているのに、米軍を追い出そうとしていた人たちも考えを少しはあらためましたね。
 米軍が東日本大震災で自衛隊と連携し、空前の規模の支援活動をしてくれている。米国は、同盟国の日本の各地に米軍を駐留させているとはいえ、災害時に日本を救援する条約上の義務などない。
 それにもかかわらず、「トモダチ作戦」と称して、最大2万人を動員し、空港・港や学校などの復旧や救援物資の輸送を行ってくれている。自衛隊などと共同で、沿岸部の行方不明者の集中捜索もしてくれた。
 私が、びっくりしたのは、救援物資を積んだヘリコプターで避難所にいきなり着陸し、被災者に物資を渡していたこと。居合わせたテレビクルーが、「どうしてここに?」と米兵に尋ねた。救援物資が届いていないその場所に、ようやくの思いでたどり着いたテレビクルーは、いとも簡単に手続きなしでやって来た米軍ヘリに度肝を抜かれたのでした。米兵は、どうしてそんな分かり切った質問をするのかと言った表情で、「救援物資を届けに来たのさ」と答えていた。避難所の人たちは、泣きながら米兵の手を握り礼を言っていた。臨機応変の行動って、いかにも米軍らしい。「困っている人たちがいたから助けた」ただそれだけ…。砂浜に、(米軍ヘリへの)ARIGATOの文字が…。これには米兵も泣いたという。
 米軍の活動は、防衛省、在日米軍司令部、仙台市の陸上自衛隊東北方面総監部の3か所で連日行われる自衛隊幹部との綿密な調整作業に基づき、実施されています。ですから、「パイロットの自主判断で、降りられそうな被災地を見つけて降りた」と、いうのではないかも知れません。その日の活動の中の、「即応パトロール部隊」としての行動だったと考えるのが妥当な線かも。私としては、米軍ヘリが、「てんでんこに支援活動をしている」と、思いたいですがね。その方が、素人っぽくて好感が持てる。 
 ともあれ、自衛隊と、米軍を目の敵にしている、わけの分からない連中がしばらく大人しくしてくれそうなので気分がいいです。
 ありがとう自衛隊、警察、消防。ありがとう米軍。ありがとう日本の心ある…いや、世界の心あるみなさん!