私どもの世代(団塊の世代ともいわれている)にとって、「イスラエル」と聞くと、「キブツ」を連想します。キブツで生活してきた知人もおりました。今は、「キブツ」という言葉を耳にすることがなくなってしまいました。よって、知っている人は減少の一途でしょう。
帝政ロシアの迫害を逃れたユダヤ人の一群がパレスチナに渡り、共同村を設立した(1909年)。これがキブツの始まり。私の知人は、2年間キブツで農業をしてきた。キブツは集団生活で、「生産的自力労働、集団責任、身分の平等、機会均等」この四つが原則になっている。何にでも飛びつく私がキブツへ行かなかった理由は、集団生活というものが何とも胡散臭かったから。「集団生活」と聞くと、真っ先に、「統一教会」を連想するもので。
日本のニートの人たち、キブツで暮らすのもいいと思います。「生活のすべてが無料」で、「労働に対して報酬が出る(その昔は無報酬だった)」。いいと思うんだけどね。行動しないからニート…キブツへ行く元気もないのかなぁ?
イスラエルといえば、パレスチナ紛争とかパレスチナ問題とか…これについては、同世代の人たちがそうであるように私も偏狭ではあるが多少の知識が(偏見も含めて)ある。しかし、本日のテーマとは違うので割愛。
昨年大ブレイクしたイスラエル映画、「相撲―ア・マター・オブ・サイズ(サイズの 問題)」。日本では上映しないのか?もう上映したのか?注意深く見張っていたつもりですが、情報を得ていない。DVDリリースという噂もあったけど…どうなってしまったか?ともあれ、イスラエル人は、「相撲」に大変興味があるということが分かりました。イスラエルとは(キブツで)距離をおいていましたが、相撲好きということで、親近感を覚えました。
東北関東大震災におけるイスラエルの支援には目を見張るものがあります。医療団が来てくれているのですが、規模が半端じゃない。スタッフ総勢30人体制。レントゲン車も持ち込んでいる。通常、日本の医師免許状がなければ日本国内では医療に従事できない。しかし、この度は、イスラエルの医師免許状を所有していれば被災地での診療OKという特例措置が講じられている。
なぜイスラエルはこうまでして、日本の復興支援を行うのか?相撲が観たいから?…それもあるが、正解は、「震災で日本の寿司文化、醤油文化が消えてしまっては困る」ってこと。
イスラエルは空前の日本食ブームなのだそう。テルアビブ市内の寿司レストランは130店。5年前は20店だったという。寿司といえば醤油。特にキッコーマン醤油は、イスラエルになくてはならないものになっているという。
そんなわけで、イスラエルの腕利きの医師団を中心とした高度医療器機を携行した大規模災害派遣団が来ている。医療団の他に、ガイガーカウンター(300個)、食料、衣料、携帯用トイレ…様々な支援物資が来ている。
貧しい国々からの支援も泣きたくなるほど嬉しいが、イスラエルの支援…ステレオタイプのせいか、神様を味方につけたような安心感が…。神様は、寿司と醤油が好きなのかって?相撲も好きですよきっと。
帝政ロシアの迫害を逃れたユダヤ人の一群がパレスチナに渡り、共同村を設立した(1909年)。これがキブツの始まり。私の知人は、2年間キブツで農業をしてきた。キブツは集団生活で、「生産的自力労働、集団責任、身分の平等、機会均等」この四つが原則になっている。何にでも飛びつく私がキブツへ行かなかった理由は、集団生活というものが何とも胡散臭かったから。「集団生活」と聞くと、真っ先に、「統一教会」を連想するもので。
日本のニートの人たち、キブツで暮らすのもいいと思います。「生活のすべてが無料」で、「労働に対して報酬が出る(その昔は無報酬だった)」。いいと思うんだけどね。行動しないからニート…キブツへ行く元気もないのかなぁ?
イスラエルといえば、パレスチナ紛争とかパレスチナ問題とか…これについては、同世代の人たちがそうであるように私も偏狭ではあるが多少の知識が(偏見も含めて)ある。しかし、本日のテーマとは違うので割愛。
昨年大ブレイクしたイスラエル映画、「相撲―ア・マター・オブ・サイズ(サイズの 問題)」。日本では上映しないのか?もう上映したのか?注意深く見張っていたつもりですが、情報を得ていない。DVDリリースという噂もあったけど…どうなってしまったか?ともあれ、イスラエル人は、「相撲」に大変興味があるということが分かりました。イスラエルとは(キブツで)距離をおいていましたが、相撲好きということで、親近感を覚えました。
東北関東大震災におけるイスラエルの支援には目を見張るものがあります。医療団が来てくれているのですが、規模が半端じゃない。スタッフ総勢30人体制。レントゲン車も持ち込んでいる。通常、日本の医師免許状がなければ日本国内では医療に従事できない。しかし、この度は、イスラエルの医師免許状を所有していれば被災地での診療OKという特例措置が講じられている。
なぜイスラエルはこうまでして、日本の復興支援を行うのか?相撲が観たいから?…それもあるが、正解は、「震災で日本の寿司文化、醤油文化が消えてしまっては困る」ってこと。
イスラエルは空前の日本食ブームなのだそう。テルアビブ市内の寿司レストランは130店。5年前は20店だったという。寿司といえば醤油。特にキッコーマン醤油は、イスラエルになくてはならないものになっているという。
そんなわけで、イスラエルの腕利きの医師団を中心とした高度医療器機を携行した大規模災害派遣団が来ている。医療団の他に、ガイガーカウンター(300個)、食料、衣料、携帯用トイレ…様々な支援物資が来ている。
貧しい国々からの支援も泣きたくなるほど嬉しいが、イスラエルの支援…ステレオタイプのせいか、神様を味方につけたような安心感が…。神様は、寿司と醤油が好きなのかって?相撲も好きですよきっと。