国の指導者は、元不登校だった

不登校が悪いとは言いません。なぜかって？子どもを取り巻く環境が複雑に絡み合っている。「学校へさえ行かなければ死なずに済んだ。学校へなど行くなと言えなかったことを悔やむ」こういうことが事実起こっている。学校の中で、自殺した小学生もいる。
　「義務教育だから、学校へ行け」「儂（ワシ）らの時代は不登校など無かった」…こういうことを言ったところで、説得力などなーんもない時代です。

　だからといって、「不登校には手だてを講じなくてもいい。放置するのが最善の策」と、いうことにはならない。怠学の不登校もあれば、陰湿ないじめに遭っての不登校もある。分析して、登校できるように指導しなければなりません。
　「登校刺激はするな」という学者さんもおられるが、「家から引きずり出して学校へ連れてくることが功を奏した」というケースもある。まっ、やる気のない教員には不登校の指導など出来ませんがね。

　北朝鮮のメタボ新指導者の金正恩が、約２年半ほどスイスに留学していたことはよく知られている。そのときの、スイスの公立学校（首都ベルン郊外のリーベフェルト・シュタインホルツリ公立学校）での成績について、ル・マタン（スイスの有名な新聞）が紹介した。
　私が注目したのは、学習成績よりも、欠席日数。

　１学年目は、７５日の欠席
　２学年目は、１０５日欠席

　出席すべき日数は、１８０日でしょうから、２年目の欠席率は、５８％！スイスの学校の場合、「正恩ちゃん、学校へ行こう！」などと、日本のように世話を焼いてくれるとは思えない。学校を休んでもお咎め無し。これは、スイスにかぎったことではありませんけどね。
　アパートで、北朝鮮にはない美味しいものをたくさん食べて、ニンテンドウのゲームして…その方が、学校よりずっと楽しい。

　そして、でっぷりと太って、北朝鮮のメタボ新指導者に。青々と、バリカンで刈り上げるヘアスタイルが爽やか…。褒めるなって？髪型以外は褒めませんから！

　人工衛星を発射する国の指導者には、不登校生徒であっても就任することができる。不登校児には朗報か？

　成績？北朝鮮では、「史上、最も優秀な人物」と、宣伝されています。「全知全能の大天才」なのだと！「全恥全膿の大天災」の間違いだとは思うが。
　リーベフェルト・シュタインホルツリ公立学校（長い！）での成績は…「下位」。特に自然科学は、「最低ラインに届かず」…つまり、不可。
　自然科学が不可で、人工衛星だ、核だ…だとぉ！これは怖い。道理で、ミサイルを人工衛星というわけだ。よくわかりました。おっと、感心する所ではない