昨日、「4月1日」の各新聞…目立ったのは、「四月一日」と書いて「わたぬき」と読む珍しい姓についてのコラム。もちろん、全国の新聞を読めるはずもなく、数紙を読んだだけですがね。
どうして「四月一日」を、「わたぬき」と読むか?由来は江戸時代にさかのぼります。公家や武家社会では、わずらわしい更衣(衣替え)のしきたりが厳格に守られていました。庶民の間にもそれなりの習慣があり、そこから外れることは恥だった…恥の文化ですから。庶民の面目躍如。
春の衣替えは旧暦の四月一日。綿入れの着物から袷(あわせ)に替えたため、四月一日を「わたぬき」と読むようになった。岡田芳朗さんの「春夏秋冬暦のことば」の受け売りですけどね。「綿貫(わたぬき)」という姓がありますが、その姓の別の表現になったということで。なお、「四月朔日」と書いて、「わたぬき」と読む姓もある。由来は、「四月一日さん」と同じ。
「四月一日」という姓があるのなら、ほかの「○月×日」の姓もあるだろう。そう考えるのが、世界野次馬根性ランキングの上位1%に入っている私です。
「五月七日」これは、「つゆり」と読む。「梅雨の入り」を短縮したのかと思ったら、違うようで…旧暦五月七日に、「栗花落(つゆり)祭り」という雨乞いの祭りが行なわれたかららしい。場所は、神戸市北区山田町(←調べました)。
「六月一日」という姓の読み方は、「うりはり」「うりわり」「くさか」「さいぐさ」「むりはり」…一体どうなってんだあ!どうやら、読み方は好き勝手で良かったと思われます。
「八月一日(八月朔日)」の読み方も多い。「はっさく」「ほずみ」「ほそみ」「やぶみ」。「八月」の部分の、「はっ」「ほ」「や」は、なんとなく読めそうだがぁ…。
興味深いのが、「十一月二十九日」このような姓があったとは!以前、かなり勉強したのですが、その時には見つけられませんでした。漢字7文字の姓ですよ!それでいながら、読み方は、「つめずめ」!これは凄い!平均「1.75文字に1音」。長いこと日本人をやっておりますが、こんな姓に出会えるとは!生きてて良かったです。
読み方の由来ですかぁ…枕草子の世界じゃないでしょうか?あと1日で師走。「嗚呼、詰めだぁ。寒い。七輪で火を熾こさなければ…」これが、「つめずめ」。ホントかって?もちろん、私の考えたことですがね。正解だと思いますよきっと。つまり、日本中探しても、「十一月二十九日」という姓を「つめずめ」と読む由来を知っている人はいない。知っている人がいたとすれば、その人の勝手な説ですから。絶対の正答などない。
分かりやすいのは、「十二月晦日」と「十二月一日」という姓の読み。「十二月晦日」は、「ひずめ」「ひなし」。「日が詰まってしまうから、日詰め」「もう、日がないから、日なし」分かりやすいっ!
「十二月一日」は、「しはすだ」。そのまんまです!
「正月一日」という姓もある。おめでたいですよ!読みは、「あお」「あら」。由来っ?そのまんまでしょう。「新しい年、青々しているから、あお」「新たな一年のはじまりだから、あら」…私の考えですがね。
どうして「四月一日」を、「わたぬき」と読むか?由来は江戸時代にさかのぼります。公家や武家社会では、わずらわしい更衣(衣替え)のしきたりが厳格に守られていました。庶民の間にもそれなりの習慣があり、そこから外れることは恥だった…恥の文化ですから。庶民の面目躍如。
春の衣替えは旧暦の四月一日。綿入れの着物から袷(あわせ)に替えたため、四月一日を「わたぬき」と読むようになった。岡田芳朗さんの「春夏秋冬暦のことば」の受け売りですけどね。「綿貫(わたぬき)」という姓がありますが、その姓の別の表現になったということで。なお、「四月朔日」と書いて、「わたぬき」と読む姓もある。由来は、「四月一日さん」と同じ。
「四月一日」という姓があるのなら、ほかの「○月×日」の姓もあるだろう。そう考えるのが、世界野次馬根性ランキングの上位1%に入っている私です。
「五月七日」これは、「つゆり」と読む。「梅雨の入り」を短縮したのかと思ったら、違うようで…旧暦五月七日に、「栗花落(つゆり)祭り」という雨乞いの祭りが行なわれたかららしい。場所は、神戸市北区山田町(←調べました)。
「六月一日」という姓の読み方は、「うりはり」「うりわり」「くさか」「さいぐさ」「むりはり」…一体どうなってんだあ!どうやら、読み方は好き勝手で良かったと思われます。
「八月一日(八月朔日)」の読み方も多い。「はっさく」「ほずみ」「ほそみ」「やぶみ」。「八月」の部分の、「はっ」「ほ」「や」は、なんとなく読めそうだがぁ…。
興味深いのが、「十一月二十九日」このような姓があったとは!以前、かなり勉強したのですが、その時には見つけられませんでした。漢字7文字の姓ですよ!それでいながら、読み方は、「つめずめ」!これは凄い!平均「1.75文字に1音」。長いこと日本人をやっておりますが、こんな姓に出会えるとは!生きてて良かったです。
読み方の由来ですかぁ…枕草子の世界じゃないでしょうか?あと1日で師走。「嗚呼、詰めだぁ。寒い。七輪で火を熾こさなければ…」これが、「つめずめ」。ホントかって?もちろん、私の考えたことですがね。正解だと思いますよきっと。つまり、日本中探しても、「十一月二十九日」という姓を「つめずめ」と読む由来を知っている人はいない。知っている人がいたとすれば、その人の勝手な説ですから。絶対の正答などない。
分かりやすいのは、「十二月晦日」と「十二月一日」という姓の読み。「十二月晦日」は、「ひずめ」「ひなし」。「日が詰まってしまうから、日詰め」「もう、日がないから、日なし」分かりやすいっ!
「十二月一日」は、「しはすだ」。そのまんまです!
「正月一日」という姓もある。おめでたいですよ!読みは、「あお」「あら」。由来っ?そのまんまでしょう。「新しい年、青々しているから、あお」「新たな一年のはじまりだから、あら」…私の考えですがね。