アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「凶器の持ち歩き」…ボクサーだけとは限らない

2013年04月18日 | Weblog
 プールエキササイズを終え、風呂に入って、いい気分でロビーへ戻ってきたら…9~10歳ぐらいの小太りのガキが攻撃してきました。咄嗟にウイービングでパンチを空振りさせました。
 そばには、ガキの祖父と母親。母親は、ジムの入会手続きをしておりました。祖父は、私に突進した孫の様子を見ていた。それにもかかわらず、私に何も言わないし、孫を叱ることもなかった。
第二波の攻撃があったら、ガキだろうとぶん殴ってやろうと、新聞を読んでいるふりをして構えておりました。その後の攻撃はありませんでした。

 ガキは、空手を習っているらしく、しきりに型を披露しておりました。祖父は、たしなめるどころか、「うん、カッコイイ」とか「視線が下がっている」とか、アドヴァイス。ガキの蹴りとパンチの速さはなかなかのもの。学校でクラスメイトに襲いかかったら、相手は内臓破裂でしょう。プールのロビーで大人に向かって来るガキですから、学校で子どもへ向かうぐらい朝飯前でしょう。

 「行ってらっしゃい!ガンバってね」と送り出した我が子が、空手ガキに内臓を破裂させられ病院送りに…親としてはやりきれませんよ。
 このブチ切れ空手ガキ…指導者も悪い。「道場以外での型の練習は、人がいないところで」とか、「何もしない人への攻撃は絶対にしてはならない」…このような指導を徹底しなければなりません。「空手に先手なし」なのですから。

 ボクサーのパンチは、「凶器」とされています。空手の拳も足も凶器に指定して取り締まっていただかなければ…そうなるような事故が起こらないことを祈るしかありませんがね。

 格闘技ではないが、「サッカー選手の蹴り」…これも、凶器に指定しなければならないような事件が起こっていた。

 4月4日、岐阜県大垣市のサッカークラブ「FCアルマ大垣」のコーチ西脇良平(33歳)が、練習試合の休憩中に中学二年男子を蹴り両腕を折る重傷を負わせた。

 逮捕された西脇容疑者は、Jリーグのジェフユナイテッド市原(現千葉)などに所属していたほか、U―20日本代表にも選ばれた。サッカー選手の足の威力のすさまじさに驚かされると同時に、体罰がこれだけ騒がれているのに…と呆れもする。両腕を折られた子…人生を変えられてしまいました。

 この西脇にコーチライセンスを与えたのは、日本サッカー協会。
 で、日本サッカー協会副会長は、「柔道女子暴力問題検証第三者委員会」の委員。柔道女子暴力問題に意見する資格があるのか?

 体罰で、「歯を折った」「骨を折った」「鼓膜を破った」…これらはあるが、両腕を折った…一体、何回蹴ったんだ!西脇本人は、「指導の一環」だと!
 体罰は今後もなくなりそうもないね。現役の「体罰是認指導者」には、「反省」というものがないんだもの…。
 
 凶器を持ち歩いているのに・・・