アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

 脱いじめへの私の提案 ~超民間教育再生実行会議~

2013年04月20日 | Weblog
 「いじめはどこで起こるの?→学校でしょう!」教育再生実行会議は、このことをわかっていない。だから、「第三者組織」だ、「スクールカウンセラー」だ、「道徳(の時間の道徳)を教科に格上げする」などと言っている。

 いじめはどこで起こるの?学校でしょ!ですから、学校の教職員が、「いじめ」をなくさなければなりません。それが出来ないから、脱いじめの見通しが立たない。

いじめは、教職員の見えないところで行われます。
 休み時間に児童生徒が何をしているか見えない教職員。放課後も、もちろん。クラブ活動、部活動の指導で、児童生徒の状況を見られない状況もあるが。
そこへ持ってきて、成果主義に基づく学校評価制度の導入…これで隠蔽体質に拍車がかかった。
 「本校ではいじめがあります」と、言おうものなら…
 「ダメな学校だなぁ。いじめを発生させたなっ!罰として、給料を安くします」

 教職員としては、評価が悪くなって給料に響くのは嫌だ。いじめを隠して、給料を守る…ここに手をつけなければ、脱いじめなどない。
 つまり、「学校を変える」。しかし、BUT!教員の資質・能力を向上させることは出来ない(もう30年以上前から、資質・能力の向上を唱えながら、向上しないのですから、今後も向上はありません)。外から、人を入れなければ。

 そこで、私なら次のように提案します。
 1 生活指導サポーターの導入を推進する
 2 全学校(小・中・高・特別支援学校)に警察官を常駐させる 

 休み時間・放課後に児童生徒がどんな生活をしているかをみる、生活指導サポーター(校内巡視員、見張り人…名称はなんでもいい)を、どしどし採用します。
 スクールカウンセラーの10倍も効果が期待出来る。一校に一人じゃダメ。児童生徒数に応じて60人に一人の割り。退職警察官、退職自衛官、退職教員、退職消防署員が特によい。給料も、格安でお願いできそう・・・。
 群馬県高崎市立中尾中学校は、元警察官を嘱託として常駐させている。中尾中は、いわゆる「荒れた」学校だったという。問題生徒による授業妨害や同級生への暴力は当たり前。子どもたちの心はすさび、いじめや不登校も多かった。元警察官を導入して、いじめ激減!校内の雰囲気は急速に正常化したという。たった一人でこの効果!複数人導入したら、いじめなど芽の出しようがない。
 警察官の学校常駐もいい。是非、制服で駐在していただきたい。

 アリバイ作りではなく、国として、本気で取り組まなければなりません。