アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

失踪ペットの捜索…AIで?!

2021年05月10日 | Weblog
 連休中、IT企業の取締役の方(以下:幸多さん)と食事する機会がありした。この企業、上場はジャスダックから始めたのですが、すぐに東証第二部に。数か月で東証第一部に!つまり、ジャスダックだったのが、半年足らずで、東証一部ですから!IT業界でも、伝説の企業です。

 なぬ?「飲食店では、新型コロナウイルスの感染対策は十分にしていたのでしょうね」って?あ、あのね!一日目は、田舎の焼き肉屋(創業70年!)。二日目は、田舎の寿司屋(創業65年)です。感染対策などしているわけないでしょうがぁっ!
 コロナ大丈夫かって?う~ん、5月18日で2週間経ちますから、それまでに発症しなければ大丈夫。5月19日は、いよいよ、第一回目のワクチン接種です。期待と不安…大丈夫かなあ…。

 幸多さんの会社の製品(発明品?商品?システム?)で、私が凄いと思うのは、「スマホで音声で質問をしたら、間髪を入れずに音声(または文字)で、返ってくる」アレですね。たとえば、スマホに、「ジャイアンツの試合経過は?」と、問うと、「…5回裏を終わり、1対0でジャイアンツが1点リードしています…」。これ、間髪を入れずですよ!どうしてこんなことができるのでしょうか?音声認識にも大いに驚くのですが、現在進行中の野球試合の状況が・・・!こういうことができる会社ですから、簡単に東証一部になるのも宜なるかな。幸多さんも40歳前半で、取締役になり私の年金の15倍の年俸を得る…。驚くことばかりです。

 幸多さんの不満は、日本の悪しき旧体質です。たとえば、AIで、「病気の診断ができるシステム」を開発したのだそうですが、日本では、「診断は、医師がするもの」「倫理の問題」等々、全く売れない。よって、外国に売っているとのこと。欧米での売れ行きは良いそうですが、「現状では解明されない病気すら見つけられるのに、日本(医師会?)ってどうしてこうなんだろ」。

 幸多さん宅では猫(コロスケ)を飼っておりまして、コロスケを、外へ出したことが無かったのだそう。ある日、ダッコして外へ出たら、どこかの猫が、「ギャッ!」と、威嚇したという。コロスケは、幸多さんの腕から飛び出し、どこかへ消えた。その夜も、次の夜も帰ってこない。チラシを作って町内へ配りもした。帰ってくる気配もない。「帰ってきたら、家に入ることができるように、ベランダの戸を、15cmほど開けておいた。
 コロスケの逃走から、1週間が経過した。「もうダメだね。あきらめよう…」そんな話を、家族(といっても奥様との2人暮らし)で話していたそのとき、ベランダからコロスケが入ってきたという。わざわざ、キーボードの上を横断して帰宅をアピール。外は、小雨なのにコロスケは濡れていなかったという。痩せてもいないし、汚れてもいない。
 どこでどうやって1週間を過ごしたのか?私なら、「どこにいたんだべねぇーっ」で、おしまいなのですが、IT企業の取締役ともなると違うのです。
 「AIを使って、失踪ペットの捜索システムを開発する」というのです。
 「AIで、病気の診断ができるシステム」は、「サスガ!」と思いましたが、「逃げたペットの捜索…」何とも、落差が大きいようなぁ…?」
 なぬ?「人の命も、ペットの命も大切だ」って?はぁ~い!