アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

レッサーパンダが歯根膿瘍に?歯槽膿漏じゃないんだぁ!

2021年05月22日 | Weblog
 千葉市動物公園 入園料は、大人(高校生以上)700円。中学生以下は無料。おっと、入園料の話ではありませんで…。グラントシマウマ「カイチヨ」を展示場への「馴致訓練(じゅんちくんれん)」を行っていたところ、突然興奮して走りはじめ、フェンスへ激突。カイチョは、頭部打撲による死亡。はるばる日本へ来て、動物園で激突死。気の毒です。 なぬ?「馴致訓練が耳新しい」って?動物園のシマウマの馴致訓練は、私も聞いたことがありませんでした、一般的には、「競走馬の世界で用いられている言葉。『騎乗馴致(乗りならし)』の意味で使われることが多い」です。

 千葉市動物公園には、チーターがいるんです。なぬ「水前寺清子が動物園にいるのか」って?いえいえ、本物のチーターです。しかも5頭も!
 有名なのは、レッサーパンダの「風太くん」。2本足で立ち上がる姿で人気がありました。風太君は、「右上顎の歯根膿瘍を起因とする右頬の皮下膿瘍」ということで、およそ4か月間も「展示」を休んでおりました。このほど、復活しました!

 で、私が、千葉市動物公園を知ったのは、シマウマでもチーターでも風太くんでもなく、「ハゲ公」でした。テレビのニュースで、「千葉市動物公園…ハゲ公、ハゲ公!」と。マスメディアを使って、私をバカにしやがって!確かに、髪の毛は薄くなっておりますが、正面からバカにされるとはっ!よくよく聞けば、「ハゲコウ」という鳥だという。千葉市動物公園から逃げ出し、3日後に捕獲されて一躍有名になった大型鳥。逃げ出したのなら逃げ切ってほしかった。「アフリカハゲコウ」という種類なのだそうだから、アフリカまで逃げると、もっと話題が盛り上がったのに。3日後に捕まる…明智光秀を彷彿しましたよ。まったく、根性がないんだから!
 逃げたハゲコウの愛称が、「アフリン」。ふざけた名前です。「あっ!不倫」とは。逃げずに待っていた雄は、「アフロン」という愛称。なぬ?「アフロンって、フライパンなどの表面に加工されているアレか」って? あれは、テフロン!

 ハゲコウ…その名前の響きは、私にとって他人とは思えない。身長150cm。両翼を広げた長さの最高記録は、1934年に中央アフリカで捕獲されたもので、「406cm」。ハゲコウは、ハゲタカ同様頭に羽毛がない。ハゲだったんだぁ!
 動物の死骸を頭を突っ込んで食べるので、羽毛があるとバクテリアが付着して不潔になる。ハゲであれば、頭に付いたバクテリアを日光消毒できる…。生きる知恵で、ハゲにしていたとは!私も、これ使わせていただこうかな。
 「おじさんどうしてハゲなの?」
 「お、おじさんはね、動物の死骸を頭を突っ込んで食べるんだ。髪があるとバクテリアがついて不潔になるのさ。すぐに日光消毒できるようにハゲさせているんだよっ!」
 「動物の死骸を食べてる?おじさん一体何者なの?」
 「ア、アンティ…。そういうあなただって、お肉を食べるでしょ!アレは、動物の・・・」
 やっぱ、日光消毒ネタを使うのやめときます。品性に欠けます。