アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

国民をダメにする…気象予報士と消費者庁

2012年04月10日 | Weblog
 天気予報…今は、「気象予報士」が出てきて、懇切丁寧に予報してくださる。それについては、何の不満もないのですが…お節介すぎる。民放各社はもちろんNHKも参戦して、「気象予報士のお節介合戦」がおこなわれています。

 どんなお節介か…
 先週の台風並みの大荒れ(爆弾低気圧)の時などは、「飛びやすいモノを外に置かないでください。スコップなど…」風速25mでも、スコップは…飛ばないと思う。スコップが飛んできたら恐ろしい。
 「外出は控えてください」…帰宅難民って外にいるんじゃないのかなあ…外出を控えろと言われても…。

 日頃から、庶民の身を案じてくださる…
 「一枚多く羽織ってお出かけ下さい」
 「長袖の服でお出かけ下さい」
 「帰宅時間帯は雨となりますので、折りたたみの傘を持参してください」
 「滑りにくい靴でお出かけ下さい」

 「大きめの傘を持ってお出かけ下さい」の時には、オイオイとテレビにツッコミを入れました。…風雨が強まるから…ということはよく分かる。だけど、日本の家庭で、「小さめの傘」「中ぐらの傘」「大きめの傘」と、スリーサイズの傘を家族分取りそろえている家庭ってあるの?
 言葉は、いかにも思い遣りがあるが、心がこもっていないのでは?

 大きな傘を持っていくとか、長袖の服を着るとか…気象予報士が教えてくれる時代なのですが、それは、自分で判断することであって、気象予報士にアドヴァイスされることではない。現状がエスカレートしていくと、服装やら持ち物の決めるのは、個人ではなく、気象予報士の仕事となりそう。

 私が住む北国でも春の息吹を少しで感じられる今日この頃です。平野部の積雪は、約80cmあります。ゴールデンウイークまでにはほぼ解けるでしょう。この冬も、何とか生きて越えることが出来ました。冬の暮らしの強い味方は、「ゆたんぽ」。低温ヤケドには注意しております。低温ヤケドは、じゅっくり深くヤケドするせいか、治癒までが長い…。

 消費者庁が、「湯たんぽによるやけどにご注意を」と…!これは、我が家の、「お湯を入れる由緒正しいゆたんぽ」についてではなく、電子レンジ加熱型湯たんぽの使用上の注意を呼びかけたもの。どんなゆたんぽでも、「ヤケドに注意」は同じだと思いますがね…。

 問題は、消費者庁って、「湯たんぽによるヤケド」の注意を呼び掛ける役所かぁ?「消費者の安全」という点で、「ヤケドに注意」は問題ないように見えるが、意味が違うんじゃないか?消費者に、電子レンジ加熱型湯たんぽは、どのようなものかのアナウンスで十分です。使用上の注意は、消費者自身がするものであって、「消費者庁に教えてもらう」ものではない。

 「大きめの傘」も「ゆたんぽのヤケド」も、サービスのつもりなのでしょう。しかし、過剰です。サービス過剰は、消費者を「ダメ」にしてしまいます。消費者としても、「お節介攻撃」に慣れっこになり、「自分で考えることがなくなる」…なんてことがないように注意しなければなりません。

世界的視野で「人」をみてよ、ホンカンさん

2012年04月09日 | Weblog
 WBC世界スーパーフライ級タイトル戦で佐藤洋太さんが新王者になった。翌日、洋太さんが、不審者とまちがわれて職務質問されたのだそうで…このことから、「警察官には、世界的視野で物事を考え判断していただかなければならない」と、感じました。

 佐藤洋太さんは、試合の翌日、会見のためジムへ向かっていた。途中、新宿で警官に呼び止められた。ボサボサの金髪にジャージー姿、前夜の激闘で顔は腫れ上がっていた。ここまでは警察官、偉い!新宿でこのような風体の人物に職質しない警察官は、辞めてくださると都民は大助かり。

 「デイパックの中の物を見せてください」…洋太さんは、公務執行妨害にならないように見せたところ、スパナが入っていた。
 (デイパックは、リュックサック、背嚢、ザック、バックパック、ナップサックと同じ。どう区別するかって?気分で区別するしかないかな)

 「どうしてこれ(スパナ)を持ち歩いているんだ?」
 「そ、それは、スケートボードの調整用です」
 「ふーん。で、その顔はどうした?」…顔は、前夜の激闘で痛々しく腫れ上がっていた。
 「これは昨夜の試合で…ボク、世界チャンピオンになりました」
 「あっ、そう」

 この警察官は、視野が狭かった。
 1 世界チャンピオンは、ジャージーで新宿を歩かない。
 2 スパナも持ち歩いていない。
 …このステレオタイプ。

 警察官の了簡の狭さから、「注意で済むところを、罰金をとられて5年間運転免許証の色が青」というひどい目にあった人もおられる。…家人なんですけどね。

 家人は、アメリカで運転免許証をとりました。
 日本の田舎道で、信号が青の十字路をゆっくり右折したところで警察に止められた。
 「どうしてゆっくり来たの?」
 「・・・・・」
 「交差点を抜けるときは、どうするの?教習所で習わなかったの?」
 「な、習いませんでした」
 「あなた、どこの教習所で免許取ったの?」
 「教習所へは行っていません…」
 「なんだってぇ?それじゃあ、どこで免許取ったの!」
 「ア、アメリカ…」
 「なにぃ!車を降りなさい!こっちへ来なさい!」

 家人は、パトカーに乗せられ、違反キップを切られた。
 警察官は、自分が愚弄されたと思ったのです。「田舎のオバサンが、アメリカで運転免許証を取得するはずがない!警察をバカにしやがって!」

 家人は納得出来ず、翌日警察署へねじ込んだ。しかし、相手にされず泣き寝入り。

 世界チャンピオンだって、ジャージーで繁華街を歩くことがある。熊が出る田舎のオバサンが、アメリカで運転免許をとることだってある。
 警察官は、世界的視野で「人」を見なければなりません。

最高標準額…最も高い標準の金額?なんじゃいこりゃあ?

2012年04月08日 | Weblog
 「一番ベターだ」
 「いいチャンス」
 テレビの番人をしておりますと、このような表現にしばしば出会います。

 インタビューを受けている一般の人がよく使う、「一番ベター」。これって、「ベスト」のことではないのか?「一番ベター」から、「一番ベスト」に格上げされても…「the bestest」ですから…。

 「いいチャンス」…「チャンス」は、絶好の機会、つまり「いい」ってこと。センバツの解説者が、よく使っておりました。「いいチャンス」が市民権を得ているとしたら、「悪いチャンス」もあるということでしょうか。それは、通常、「ピンチ」と、言いますが…。

 よく考えると、「よく解らない言葉」が結構あるものです。
 「最高標準額」という言葉を耳にして、「最高なのか標準なのかどっちなんだーっ?」と思いましたよ。

 日本のプロ野球の新人選手の契約金に係わる12球団の申し合わせは…最高標準額を1億円(1994年からは1億円プラス出来高払い5000万円)。これが、紳士軍団巨人の場合は…
 阿部…10億円
 高橋、野間口…7億円
 上原…5億円 プラス功労金1億2000万円
 二岡…5億円 プラス功労金7000万円及び別の出来高3000万円
 内海…2億5000万円

 これって、申し合わせとは違うような?
 巨人側は、「当時の最高標準額は目安であって上限ではないから、ルール違反ではない。問題になっている6選手は、いずれも緩やかな目安とされていた時期に入団しており、野球界のルールに反していない。税務申告も適正に行っており違法とみなされる点もない。従って社会的非難に当たらない」と反論。

 お金のことについては、どうでもいいのです。私は、「最高標準額」がよく解らない。「最高額」なら解る。「標準額」…これがよく解らない。この2つを合併させた、「最高標準額」…説明できる人がいるのでしょうか?
 その最高標準額が現在は、1億5000万円となっている。おかしい!どう考えてもおかしい!標準なら、標準を突破してもお咎めなしでしょう。そうなると、10億円もOKということになる。巨人側の主張は…日本語の解釈からは、理にかなっていることになる…。

最高標準額…お金のない球団が、選手に「契約金は、最高標準額の1億5000万円でいいですね」と納得させるためのものだった…。
 選手もなめられたものです。
 「最高標準額です」と、言えば、選手は納得するだろう。言葉の意味など追究する選手はいない。国語のテストは最高標準点だっただろうから…

 それにしても、最高標準額のチーム、どうしてしまったのでしょう?

百科事典が装飾品への道をまっしぐら…時代と老眼のせい…

2012年04月07日 | Weblog
 毎日の暮らしの中の変化…
 1 英語の辞典を引かなくなった…字か細かいので億劫。老眼なもので…。
 2 広辞苑を引かなくなった…分厚く重いので、力が間に合わない。おまけに、老眼。
 3 百科事典を引かなくなった…家にないから。あっても、老眼。

 辞典、辞書を引かない代わりに、「電子辞書」を使っています。広辞苑も、電子辞書に入っているので、重さ・厚さの問題も解消されています。老眼にも対応!
 百科事典がなぜ我が家にないか?度重なる引っ越しでした。ピアノに次ぐ大ものが百科事典、「エンサイクロペディア・ブリタニカ」でした。全32巻のほかに、大きな地図帳やらなにやらついていた。買ったときには、張り切って買いましたよ。まさに清水の舞台から飛び降りる心もちでした。飛び降りた経験があるのかって?下を覗いた経験はありますが、まだ飛び降りたことはありません。
 「重い!」ブリタニカのパッキングだけでも、腰が痛くなります。そのため、電子版に変えたのを契機に長年持ち歩いたブリタニカを寄贈しました。寄贈というときれいに聞こえますが、実際のところは、「置いてきた」といったところ。寄贈された側も、「どうせ誰も利用しない百科辞典だけど…まあ、飾り物としてはいいかな…」と、いった程度の反応。

 「エンサイクロペディア・ブリタニカ」が、印刷をやめる…!
 パソコンとインターネット技術の普及には、百科事典の代名詞も抗うことが出来なかった。これからは、電子版だけになる。刊行から244年経ち、当初とは全く違う姿形になりました。
 こうなると、急に寂しくなります。こんなことなら、「寄付しなければ、プレミアがついたのに」と、今さらながら…。

平和憲法のまえには、災害も避けて通る?

2012年04月06日 | Weblog
 家人が飲み会で仕入れた情報…
 40歳代の女性が、サハリンを旅行した。観光バスでの移動で、トイレタイムは、野外のことがあった。生まれて初めて、野外で用を足した…。
 40年以上も日本で暮らしていて、青空の下で用を足すのが初めて…!見栄を張っていると思う。おっと、そういう問題ではなくて、「サハリン旅行」というのが耳新しかったですぅ。

 北方4島については、まだ忘れられていませんが、「南樺太」については、一部の人を除いて、「呼び戻そう南樺太!」とは言わない。樺太島は…
 1 日本は、サンクトペテルブルク条約で、樺太島の全てをロシア帝国へあげてしまいました。
 2 日露戦争後のポーツマス条約締結により、北緯50度以南の樺太島(南樺太)がロシア帝国から日本へ割譲されました。

 この段階で、南半分は、日本の領土となりました。ひところは、40万人もの日本人が住んでいました。王子製紙の工場もありました。大王製紙はなかったのかって?カジノが無かったので大王製紙は進出しなかった。

 そして…1945年8月9日、ソビエト連邦(当時)が、日ソ中立条約を一方的に破棄して侵攻を開始…これは、本土(当時は本土だったわけです)最後の地上戦でした。ソ連兵は日本人の金品を略奪し、殺傷や強姦に及びました。
民間人の死者は、北海道へ逃げようとして船ごと沈められた人を合わせて3,500~3,700人と推定されています。いまだに、謝罪も賠償も一切ありません。

 「呼び戻そう南樺太!」の運動を展開した方がいいんじゃないかって?8月9日ですから、戦争中…。戦争中に盗られた領土は、あきらめるしかありません(北方4島は、終戦後にソ連軍が侵攻してきて実効支配しています。だから、「返せ!」と言えるわけです。もっとも、いくら言っても…)

 口で言ってもダメなら、武力で取り戻せばいいじゃないか!

 竹島だって、実効支配されている。韓国人の観光客は上陸して楽しんでいる。韓国軍も、観光客も追い払って、日本人に住んでいただいたらいいんじゃないか!
 沖縄の尖閣諸島について中国は、「日本の実効支配の打破」と。「打破」って何?打破される前に、堅牢な基地を築いてしまったらいいんじゃないか?
 またまた北朝鮮が、核実験や日本の上空を通過しそうなミサイル発射で威嚇している。先制攻撃したほうがいい。核関連施設と、ミサイル基地を破壊してしまいましょう。

 情けないことに、これが出来ない。なにしろ、日本は「平和憲法」ですから、領土も侵犯され放題。国民を拉致され放題。ミサイルの上空通過され放題。…これって、本当に平和なのかね?国民の安全を保障できない憲法なら改正しなければならないのではないの?!

 サハリンの青空おしっこが、憲法9条にまでいたってしまいました…。
田中美知太郎さんの名言…「いわゆる平和憲法だけで平和が保障されるなら、ついでに台風の襲来も、憲法で禁止しておいた方がよかったかも知れない」。

「あきらめない」の典型!

2012年04月05日 | Weblog
 縁日で買ったミドリガメを洗面器で飼っていた方がおられる。買ったときは、4cmほど。それが、歳月を経てどんどん大きくなり、洗面器(直径35cm)からはみ出すようになった。このミドリガメ、水深がほとんどない洗面器での暮らし…。
 飼い主は、大きな水槽を持つホテルへ、このミドリガメを寄贈した。巨大ミドリガメは、お客さんの間で人気になる予定でしたが…。
 ブクブクと、もがきながらミドリガメは水槽の底に達した。「大きな水槽に入って、もがいて喜んでいる!」と、従業員は判断した。
 しかし、BUT!ミドリガメは二度と浮かび上がることはなかった。泳ごうにも体が重すぎて泳げなかったのです。

 「サメを絞め殺した漁師」のニュースで、このミドリガメ事件を思い出しました。
 3月23日に奄美大島沖で転覆したはえ縄漁船「春日丸」の乗組員は、真っ暗な海を発泡スチロールや漁具などにつかまりながら漂流していた。そのときサメに襲われた。そのサメを羽交い締めにして、サメを殺した!しかも2頭も!

 カツオ・マグロの類は、泳ぎ続けなければ死んでしまうという話は知られています。呼吸が出来なくなるからなのですが、呼吸は、口と鰓蓋を開いて、その圧力差によって鰓に水を通すことによって行っている。(ジェットエンジンの空気取り入れと同じ方法。早い話が、ラムジェット換水法)
 呼吸するため、つまり生きるために彼らは生涯を高速遊泳するわけです。泳がなければ死ぬ…。

 羽交い締めにされたサメの種類は、「イタチザメ」。弱そうで臭そうな名前ですが、非常にどう猛なサメ。このイタチザメ、カツオ・マグロなどと同様、泳がなければ酸素を取り込むことが出来ずに死んでしまう。

 海中へ放りだされた漁師さんに襲いかかったイタチザメでしたが、漁師さんに羽交い締めにされた。…つまり、「泳ぐことが出来なくなった」。そのため、死んだ。

 それにしても、凄い勇気です。海中でサメに襲われて、羽交い締めにして泳げなくしてやっつけた。立ち向かわずに逃げていたら、餌食になっていたでしょう…。「あきらめるな」という言葉がこれほど輝くケースも珍しい。

 イタチザメとミドリガメ、どういう関係があるんだって?…こ、呼吸が大切ということで…。

「ウソ」は悪い、しかし「ホラ」は良い…

2012年04月04日 | Weblog
 「エープリルフール」…赤ちゃん以外は誰でも知っている。エープリルフールの凄いところは、「世界的な風習」という点です。4月1日は、「ウソ」をついてもいい日。イスラム教徒は、ウソは禁止されているので、4月1日といえども、ダメですけどね。ともあれ、これほど世界中に普及している慣習も珍しい。

 なぜ世界に広まったか?その前に、発祥の地はどこなのか?よく言われているのが、フランスが発祥という説。
 1564年にシャルル9世(当時の国王)が、暦を太陽暦に変更した際、新年を1月1日から(それまでの新年は、3月25日~4月1日だった)にした。このことに反発した人たちが「ウソの新年」と騒いだ…。この説は…ありそうで、なさそうで…?おもしろ味はない。
 おもしろい説としては、インドで悟りの修行が行われるのは、「春分から3月末まで」。翌日には、すぐに迷いが生じることから、4月1日を「揶揄節」と呼んでからかった。こちらの方がおもしろいかも。
 日本語では、「万愚節」とか「愚人節」という漢語的表現があるので、日本発のエピソードがあるのかも知れません。

 エープリルフールの本家かもしれないフランスでは、「プワソン・ダヴリル(四月の魚)」と呼んでいます。なぜ、「ウソついてもOKの日が、四月の魚」なのか?四月の海や川には孵化したばかりの稚魚が多く、スレてないので簡単に釣れるから…かな?
ジェームス三木の「危険なパーティー」を読まれた方は、「魚の形をしたチョコレートを贈ると恋愛が成就するという嘘をついた…」この場面を思い起こされた方もおられるかと。なぜ、四月の魚なのかの正解は…謎ですね。

 閑話休題。なぜ世界に広まったか?ですが、「拘束から準合法的に解き放たれる快感を味わえるから」だと、思います。「ウソ」はよくないことぐらい、赤ちゃん以外は皆知っている。そのよくないことが許される日ですから、これは楽しい日です。

 ウソに定義もヘチマもないが、英語には、「ブラックライ(black lie)」と「ホワイトライ(white lie)」という表現がある。
 ブラックライは、故意に事実に反する事を言うもの。他者(もしくは自分)を欺くために用いられる。
 ホワイトライは、事実に反することが聞き手にあらかじめ了解されているもので、フィクションや冗談。「ホラ」は、ホワイトライの代表。他者を喜ばせるものですから。

 「お知らせ 本日、NHKと全ての民放が合併して国営放送になりました。今後は日本放送会社木履連盟(NHKPR)として、着物を着たアナウンサーが青い背景の前で、やや絶叫気味にニュースをお伝えする予定です。今後ともNHKPRの活動にご理解をよろしくお願いいたします。 エイプリルフール」

 このツイートは、「NHK広報局(NHKについてユルく案内)」に、4月1日午前0時0分51秒にアップされたもの。
 さてこれは、ブラックかホワイトか?「エイプリルフール」と、ことわりを入れているので問題ないと思うが。NHK広報局(NHKについてユルく案内)は、「エイプリルフールのジョークで、一部の方に非常に不快な思いをさせてしまいました。思慮不足でたいへん申しわけありませんでした。これ以上、不快な思いをされる方がいらっしゃらないよう、ツイートを削除いたしました。(ツイログには残しております)」と…。まあ、「不愉快だという人がいるから、一応謝罪しておくかな」、と、いったところか。

 長距離弾道ミサイルの発射実験を予告している国の放送を真似るという趣向…。ま、やはり不愉快だな。NHKを名乗ってツイートする内容ではない。いくら、エイプリルフールでも。

タマゴ…一日10個でもOK?

2012年04月03日 | Weblog
 「タマゴの食べ過ぎは、健康に良くない」このようにいわれていた時代もありました。コレステロールが多いので、血管が細くなって、脳梗塞、心筋梗塞を起こす…。 このタマゴの食べ過ぎは良くないという通説を、ものの見事にひっくり返した人が、元プロ野球選手の板東英二さん。新幹線で、新大阪から東京へ行くまでに7個食べるという…!チョット食べ過ぎだと思うが、脳も心臓も問題なく、元気溌剌…うーん!タマゴはたくさんた食べると良いのか?!

 健康な成人が…いつもと同じ食事に、さらに一日5~10個のタマゴを5日間食べた…検査の結果、コレステロールの数値に有意な変化がみられなかった。5個の人も10個の人も、どってことない。…このような検査結果もあります。
 また、全国の100歳以上の人、1,500人を対象に、食生活を調べたら…。
 認知症も認められず心身ともに健康な人は、毎日欠かさずタマゴを食べていることが分かったという。長生きしたければ、良質のタンパク質、ビタミン、ミネラル類をたくさん含んだ、「タマゴ」を摂るとよいということ。タマゴのコレステロールは善玉なのでり全く心配ないのだと。

 と、いうわけで…私は、極力タマゴを食べないようにしていました。しかし、今は、1日1個タマゴを食べるようにしています。3か月に一度の血液検査では、悪玉コレストロールは少なく、善玉が多い…問題ない状態です。 
 
 ゆでタマゴ、卵殻(早い話がカラ)に卵白(早い話が白身)がくっついてきれいにむけないという人むけに、講釈をたれると…タマゴの尻(とがってないほう)に、ヒビを入れてゆでると、きれいにむけます。タマゴの尻部分には、「気室」という空気が入っている部分がある。気室の外側にヒビを入れてゆでることにより、卵殻と内側の膜が剥がれやすくなるのです。
 
 「ゆでたまご割り機」と聞いて、「ゆでタマゴを機械で割ってどーする?」と思いました。
 アメリカ製なのだそうで…「ゆでたまご割り機」にセットするまでに一手間。セットして、機械についている「ジャバラ」を一気に押し潰すと、むける…。ただし、失敗多し…とのこと。

 言えることは、手でむく4倍の時間がかかるということ。おもしろいということに関しては及第点をあげてもいいですけどね。

「ダイアナ」という国はあるか?

2012年04月02日 | Weblog
 フォークランド戦争の時は世界が緊張しました。中でも、ソビエト連邦(当時)は、軍をいつでもフォークランドへ向けて出動できる態勢にしました。
 ところがソ連軍の情報部は、とんでもない間違いをしました。
 戦争の舞台は、アルゼンチン沖の「フォークランド諸島」なのに、スコットランドのフォークランドだと思い込んでいた。フォークランドには違いないが、スコットランドのフォークランド(スコットランドの首都エディンバラとダンディーのほぼ中間にあるファイフ州のフォークランド村)と間違えるとは!
 「フォークランド」と、聞いて、スコットランドの村を思い浮かべるあたりは、さすがというべきか!もちろん、間違えた張本人たちは処分されましたけどね。

 ブータンは、日本でもかなり話題になったのに、学識経験者でも、「ああ、南ブータンには、自衛隊が派遣されましたよね」…そ、それは、南スーダン!
 日本人は、いつから地理に疎くなったのでしょうか?地名の話をしても、ツーカーとは、通じないことが多いです。防衛大臣が、「カデナ(嘉手納)」と「ハネダ(羽田)」を間違える国、日本。

 「ドミニカ」と聞くと、「♪…粗末ななりで 旅から旅へ 語るのはただ神の教えよぉ…」この歌が真っ先に出てくる。それは、「ドミニク!」。
 ドミニカという国がありまして、一つは、「ドミニカ共和国」人口は1千万人を超えています。もう一つは、「ドミニカ国」で、人口は7万人を切る。同じ西インド諸島にありますから、間違えないように行ってください。

 海外旅行が普及していなかった頃は、アメリカのハワイは夢のまた夢。
 庶民の、ジョークともつかない会話は…「ハワイへ行ってきたよ!常磐ハワイ」。「オラ、ハワイ出身。鳥取県の羽合町(ハワイ)」でした。後者はソフトバンクのCMになっているって?そうなんです。40年前に流行った、「鳥取の羽合」が、今、CMでよみがえっております。鳥取の羽合からの留学生「タダ」の役に、なぜ「トリンドル玲奈」が起用されたか?「トットリンドル(鳥取んどる)」なのだそうで…本人談ですから、私に文句をつけないでね。
 「鳥取は、まだ糸電話」というセリフで、怒こっている人がいるらしい。現代に糸電話というのは、侮辱ではない。歴史を大切にする土地柄…素晴らしいと思います。ジョークですから、鳥取の皆さんあまり怒らないでください。

 「コンゴ」も、私どもが学校で習った頃は、「ベルギー領コンゴ」とか「フランス領コンゴ」とか…よくわからんところでした。現在は、「コンゴ共和国」と「コンゴ民主共和国(旧ザイール)」の2つの国になっている。今後どうなっていくでしょうか?うまいなあ!

 「アルジェリア」と「ナイジェリア」は、覚えやすい。「有るジェリア」と「無いジェリア」ですから。

 アフリカ大陸の西部、「ギニア」「ギニアビサウ」「赤道ギニア」…似た名前が3か国ありますから、しっかり区別しておかなければなりません。
 えっ?「ギニアは南米じゃないのか?」って?南米は、「ギアナ!」。近くに、「ガイアナ」もあるし、「仏領ギアナ」もある。ここもしっかり区別をしてください。「ガイアナ」で、ダジャレを書かないのかって?
 では、ダジャレ→「ガイアナって、ポール・アンカ作詞作曲の歌か?」…そ、そ、それは、ダイアナ!
 ね!ウケないでしょう。だから書きたくなかった。ダイアナは、1957年のヒット曲だもんねー。古過ぎて、だーれも解らない…。

「コンセントを抜きましょう」…おいおい壁が壊れちゃうヨー!

2012年04月01日 | Weblog
 当地では、4月とはいえ、まだストーブのお世話にならなければなりません。日中は、室温も上がるのでストーブの火力を弱くしても大丈夫になってきましたがね。
 家人は、「ストーブ消して!」とか「ストーブ小さく(大きく)して!」と、私に命じます。そのたびに私は、「ミスターマリックじゃないんだから!」と、言いながら火力調節レバーを操作しています。
 「消して」は、スイッチをOFFにしろということで、「小さく(大きく)」は、火力調節のこと。それは解っていますが、どーも、言葉の使い方に違和感があるのです。

 ミスターマリックなら、ストーブくらい消せる(なくする)でしょうが、私には無理。鉄板製のストーブを、大きくしたり、小さくしたりも私には…と、いうか常人には無理でしょう。通じているんだから、使い方にこだわるなって?そ、そうなんですが…。

 「鍵をかける」これも、普通に使いますが…元々は、「鍵と錠」がありまして、錠の穴に鍵をれて解錠したわけですから…「錠をかける」が正しいような?
 警察官や暴力団が持っている、「手錠」も、鍵で解錠します。
 「鍵を開ける」も、おかしい。鍵はどう頑張っても開きません。
 世の中、「鍵をかける」で、通じるようになっていますから今さら、「おかしい!」と唱えたところでしょうがないですね。

 観光地で、「スミマセンが、シャッターを切っていただけませんかぁ?」と、頼まれることがしばしばあります。車庫のシャッターではなく、カメラのシャッターです。刃物を持ち歩いているオジサンに見えるらしいです。
 頼まれて、「ハサミもカッターも持ってないので切れません」と、言ったらどんな反応が返ってくるか?試してみる値はありそうです。おもしろそうだから。

 なお、観光客の写真を撮るときには、「いいですかぁ!大きな声で…1+1は?」と、言います。皆さん、「ニィー(2)!」と、答えてくれてくれた瞬間に、シャッターを押します。シャッターを、切ったことはありません。
 最近、「1+1=」が古くなってきたので、「5-3=」など、バリエーションを変えるようにしています。「荷物-物は?」は、失敗でした。撮られる側の観光客たちが、「ん・・・?」ちょっと高度にすると、答えられないんだから…。

 「節電のため、コンセントはこまめに抜きましょう」…テレビでも言っています。 コンセントは、いわゆる和製英語。ネイティヴイングリッシュスピーカーには通じない。「アウトレット」とか「タップ」と言えば通じる。
 日本のコンセントは、「プラグ受け」のことですから、抜くのはプラグです。コンセントを抜いたら、壁が壊れてしまいます。
 「プラグは、こまめに抜きましょう」…これで、家は壊されずに済みまーす。