徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

自分に負けるな!

2009-07-28 22:10:54 | テニス
アヤナさん、コメントありがとう。
ひょっとしてR中の応援に行ってくれたのかな?

でも、あいにくの雨で中止だったということは、
Oコーチにも聞いておりました。

明日は個人戦。
その前にR中のみんなと、
そして県大会に臨む静岡市の代表ペアたちに、
エールを送りたい。
アヤナさんやR中のみんながこれを読む確率は限りなく低いが。


まずありきたりのことを言えば、
ベストを尽くしてほしい。
勝ち負けは後からついてくるもの。
いい試合を期待する。
例えば、緊張でわけもわからず、
何もできずに敗退。
それもいい経験と思っている。
R中でも先日そんなペアがいた。

ひょっとすると、家族から、何やってるんだ!
とおしかりを受けたかもしれない。
自分で落ち込んだかもしれない。
でも、待って!
よく考えて。
スポーツやらずに、
中学3年間を無駄に過ごし、
大した失敗もしない代わりに、
大きな喜びも知らない人生と、
大きな悔いを残したとしても、
ガチガチに緊張したという忘れ難い経験をする人生と、
どちらが有意義であるか?
何度も言っているように、
無駄な経験は一つもない。
もしせっかくの経験を無駄にするとすれば、
それは悪い経験をしたのではなく、
せっかくの経験を無駄にしてしまった
あなたが悪いということなのだ。

思いっきりやった結果、
番狂わせとして、強い相手に勝てたら最高。
いい試合ができたら優良な経験。
ある程度いいショットもうてて、
納得のいく試合が出来れば良好。
自分は頑張れたが手も足も出なかったなら、
そこそこの経験。
緊張で何もできなかったら最悪の経験?

でも、最悪の経験は裏を返せば、
掛け替えのない貴重な経験なのだ。

本番で、緊張に打ち勝ち、
自分の力を100%出すことは実はとっても難しい。
120%の力を出すことは一生のうちでも、
そう何度も経験できることではない。

私が知っている君たちはみんなそれなりの実力を有している。
君たちが100%の実力を出し、
相手がちょっとでも不調なら、
君たちが県でベスト8に入っても私は驚かない。
でも、ちょっとでも、君たちの欠点が顔を出すと・・・・
それが今までの君たちだった。
平常心
闘争心
弱気の心に打ち勝てるか?
そこに勝敗はかかってくるだろう。

スポーツでミスは当たり前。
人間だからミスは当たり前。
大切なのは、ミスした後の気持ち。
もうミスはしたくないと弱気になったり、
よそ行きのプレーをしたり。

そうじゃない!

ミスしたら、次は決める!!!!!!!!
という強い意志!
パートナーがミスしたときに、
それを責めるのではなく、次は決めて、
と励ますことができるのか?
それがペアとしての信頼なのだ。
1+1を1.5にするのか2で終わるのか、
3や4にするのか。
それは君達次第なのだ。
プレーする前からどうせ勝てないと思っていたら、
強い相手に勝てるはずがない。
絶対勝つんだという気持ちがあって、
初めて同じスタートが切れるのだ!

プレーしたら相手は絶好調

かもしれない。

でも、もしこちらがスタートから気持で勝って、
こんなはずじゃないと相手に思わせたら、
その時、勝ち負けを越えたドラマが始まるのだ。

そんな試合を期待したい。
スポーツは勝ち負けじゃない。
思いっきりやってこい。

最後にもう一つ。
とかくプレーヤーはコートの中で孤独になりがちだ。
ソフトテニスはペア(ダブルス)だから、コート上に二人ずつ。
仲間はいるが、
それでも二人が孤立しているように感じるかもしれない。
でもそうじゃない。

家族が応援している。
コートの横で応援していなくても、
心はつながっている。
そして、仲間がいる、
3年間一世に苦楽を共にした仲間。
先生先輩後輩。
そして、同学年のライバル兼仲間。
最後に私が応援している。
戦っている時は一人のように感じるかもしれないが、
みんながついているのだ。
仲間のエネルギーを感じろ!
信じろ!そして頑張れ!
自分に負けるな。
打つ勇気を!
打たない勇気を!
そして
勝つ勇気を!


最後に、

・悪い負け方は人間を卑屈にする。
・悪い勝ち方は人間を慢心させる。
・いい負け方は人間を成長させる。
そして
・いい勝ち方は人間に自信を与える。
コメント
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