徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

お袋の通院

2009-07-04 22:37:08 | 認知症
今日は中体連。
そのお話は後ほど。
中体連個人戦は2ペアが順位戦に。
で、まだ全然明るく、
環境は全く問題ないが、
お袋の病院予約時間が刻々と迫る。
仕方なく、後ろ髪をひかれながら、
いったん自宅へ戻り、
シャワーを浴びて車でお袋の家に。
でも、玄関でピンポン鳴らしても出てこない。
いないのか?
買い物?
隣のKさんがちょうど夕涼みでいらっしゃったので、
少しお話を。
Kさんは私が小さい頃は、
20Mくらい離れた所にあったが、
区画整理でお隣さんになった方。
小学生の時の、町内野球の監督さん。
私の野球の師匠である。
もっとも、小学校3年で私が東京に引っ越ししてしまったので、
野球は中途半端になってしまったが。

さて、お袋の姿は今日は見ていないということで、
家の中にいる可能性が高い。
そして、Kさんから、
「お母さん最近進んだねえとのお言葉。」
「何か御迷惑おかけしてませんか?」
「大丈夫だよ。あんたもたいへんだねえ」
「そういえば、最近朝人が来る?」
「ハイヘルパーさん、頼みました」
そんな会話をしながら、家に電話をしてみたら、
お袋が電話に出る。
「今玄関にいるから開けて」
そして、お袋を病院に連れて行く。
そして、そのあとお袋と流通通りの藍屋に夕飯を食べに行った。
鰻でも食べさせるか?
と思ったがお袋は天重がいいという。
最近味がわからなくなっているお袋。
脳の委縮は前から顕著だが、
どうも味覚の部分の委縮により、
甘いものと苦いものしかわからなくなっているよう。
ある人のブログにも、
認知症の人は甘いものを好むと書いてあったが、
どうも甘さだけが最後の砦となるようだ。
これは素人の勝手な感想だが。

例えば、大好きだったお茶がまずくて、
お茶を勧められれば、昔からお茶は飲めないんですと答えるお袋。
大好きだったおすしもまずいという。
それは醤油の味がわからないから。
だから、家ではソースや、おでんのみそだれなど、
甘いものをつけて食べていた。
お寿司屋ではソースなどないからまずいという。
それを止めさせたくて、
そして夏に向けてもう一つの問題が発生しているので、
わざとソースが切れた時点で買わないようにしている。
それは、食べ物を冷蔵庫にしまえないこと。
腐るという概念を忘れてしまったお袋。
冬はまだ良かった。
でもおすしでもお弁当でも置きっぱなし。
冷蔵庫にしまってと言うと、
電子レンジにしまっているお袋。
時々、腐ったものや賞味期限の切れたものを食べて、
下痢したり吐いたり、
それを冷たい水と結びつけて、
自分を納得させたいたらしいお袋。
だから冷たい水は飲めないとかたくなに拒否。
だから、温かい砂糖水しか飲まなかったお袋。
一時期はお茶に砂糖を入れていた。
で、糖尿が気になるので、砂糖が亡くなった時点で、
砂糖を補充していないのだが、
最近は熱中症も気になるので、
砂糖水でも飲んでまらった方がいいか?
迷っている。
チョコレートと、コーヒーゼリーと茶わん蒸しを、
山ほど買ってくるお袋。
何が琴線に触れているのか?
一度気に入ると、
他を試すことができない。
冷蔵庫に私が入れると、
視界から消えるので、
買物のたびに、複数個買ってきて、
毎日4・5個食べているのか?
冷蔵庫はコーヒーゼリーと茶わん蒸しの倉庫と化している。
野菜は味がわからないから食べないし。
食事の改善も課題だ。
まあ、ヘルパーさんも今週からお願いし、
様子を見ていくこととなる。
父が亡くなり、
兄が亡くなり、
子供は私だけ。

今恩返しをせずにいつやるのか。
しょうがないよね。
親子だから。
施設は最後の手段。
コメント
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