徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

お袋 入院!

2010-06-03 22:31:01 | 認知症
木曜日、仕事中にグループホームから連絡があった。
お袋に熱が出たため、
かかりつけの医者に行ったところ、
肺炎との診断。
今から静岡市立病院へ入院となるだろうとの連絡。
とりあえず、机の上を片付けて病院へ。
入口で待っていると、お袋たちはタクシーでやってきた。
診断の結果は誤嚥性肺炎。

概説 誤嚥に引き続いて発症する肺炎です。誤嚥は、明らかで大量の誤嚥よりも、不顕性誤嚥といって、口腔内分泌物や胃液が少量ずつ肺内へ吸引される誤嚥のほうが原因として重要です。この不顕性誤嚥にあわせて細菌が吸引され、肺炎が引き起こされます。とくに高齢者や脳卒中患者で多くみられます。
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症状 肺炎は一般に、発熱、咳、痰(たん)、呼吸困難、胸痛などを主な症状としますが、高齢者の場合、これらの訴えがはっきりしません。肺炎は、一般的に38℃以上の高熱を起こしますが、高齢者の場合、体温の上昇をみないか、あっても微熱程度のものが少なくありません。それに対して、呼吸数は増え、皮膚や舌の乾燥、すなわち脱水状態にあることが多いといわれています。「何となく元気がない」「食欲がない」場合でも肺炎を疑って検査を進める必要があります。
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診断 肺炎の診断は、胸のレントゲン検査で行われます。誤嚥性肺炎では低酸素血症に陥っていることが多くあります。オキシメータが広く普及しているため、胸部X線像とともにSpO2(動脈血酸素飽和度)をモニターすることが診断の参考となります。起因菌の同定のため、喀痰(かくたん)の培養検査を行います。気管支鏡で気管内採痰ができれば診断がより確実になりますが、患者さんの状態があまりよくないことが多いので、起因菌の同定は難しいこともしばしばあります。口腔内常在菌による不顕性の嚥下性肺炎の頻度が高いのですが、最も頻度が高いのは肺炎球菌です。

そして即入院。
病院からは、お袋がアルツハイマーであり、
しかもやや攻撃的な状況を踏まえ、
家族等による24時間の付き添いの依頼があった。
部屋はどうしますかと言われ、
ずっと一人でブツブツつぶやいていたり、
歌を歌っている状況や
付き添いが必要なら、寝る場所確保等もあり、、
大部屋では周りの方に迷惑をかけそうなので、個室としてもらった。
そして、医師から説明を受けるのだが・・・・・

いつも思う病院の態度と言うか方針。
最悪の事態を想定し、説明することは理解できる。
しかし、患者側に立った説明でないことだけは間違いない。
言われたことで引っかかったこと。
「病状が悪化し、あるいは不測の事態が起こり、
延命処置が必要となった時希望しますか?」

普通患者側ならば、まず延命措置はやってもらい、
回復の見込みがなければ、やめることを検討して欲しい。
普通そう思うのではないだろうか?

もちろん、緊急事態の中、
延命措置が有効か?
あるいは回復の見込みがあるのかないのか?
我々も、そして医者も解らないケースもあることは理解できる。
だからと言って、まだ、そんな事態になるかどうかもわからず、
なっても、その場にならないと判断できないと思うのだが、
それでも、今決めろと言う。
患者側は、延命措置をしてそれから判断したい。
しかし、病院側の希望は?(絶対はっきり言わないが)
延命措置をして欲しいと言われたらキャンセルできないのだろうか?
(延命措置をしないと言ってくれ。ただし、その場でする価値があるとなったら、その場の判断は優先します。だから、今は延命措置をしない方向でいいですか?)
どうも誘導されているような気がして仕方がなかった。
もちろん植物人間状態になっても生きたいとは思わない。
お袋も昔言っていた。
無駄な延命措置は必要ない。
しかし、無駄かどうかはやってみないとわからない。
でも、今決めろと言う。
無駄だったかどうかは、やった後でないと判定できない。
訴訟の不安におびえる、
病院の保身が見え隠れする瞬間だった。
コメント
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