徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

お袋の様子 6月22日

2010-06-24 05:41:39 | 認知症
先日、主治医と面談した。
熱が下がり、流動食を与えられることとなったが。

しかし、入院後全く食事をせず、点滴だけの毎日。
認知症から、食べることを忘れてしまったお袋。
食事を食べようとしない。
無理やり口に入れても飲み込むことができない。
あまり強要すると、再び誤嚥の危険性が・・・

そこで、先生の話は。
本人に直そうとする意欲もないし、協力もない。(当たり前でしょう)
このままでは、胃に直接食事を流し込む方法しかないが、
認知症でもあるから、チューブを抜いてしまう可能性が高い。
そういう状況では、再び誤嚥性肺炎の危険もある。
さらに、かなりの確率で、ベットに縛り付けなくてはいけない。
本人に理解力もなくなり、ベットに縛り付けられ、
そんな不自由で楽しくない人生を、
本当に本人は望むでしょうか?
そんな問いかけをされた。

とにかく、胃に直接流動食を流し込み、延命を図るか?
無理な延命をせず、点滴だけにするか?(衰弱を見守るだけ)
点滴も止めてしまって本人の体力に任せるか?
(それって医療拒否?)
家族が決めてくださいと言われた。
非常にドライな先生であった。
色々考え、相談もして、
流動食を胃に直接入れてもらう方法をとるつもり。
確かに、本人には理解力はないかもしれない。
ベットにくくりつけの生活は望んでいないのかもしれない。
しかし、元気を取り戻せば、少しは動けるだろうし、
完全ではなくても、少し前の生活に戻れるかもしれない。
今ここで、引導を渡す気にはなれない。
医師と面会する予定だったが、
先生も忙しく、
私も時間があまりなく、
昼に面談予定が、結局会えなかった。
本日、面談できればいいが。
だいぶ弱ってきたお袋。
早く食事をたべさせて、元気を回復させたいのだが。

さて、今の病院を退院後、
元いたグループホームには戻れない。
そこで、入居先を紹介していただいた。
いわゆる老人病院と言われるところ。
いくつかある候補の中から、
瀬名病院を選択。
我が家から車で5・6分。
近いことと、すでに申し込んである、特養の竜爪園のグループ会社。
面接に行ったところ、感じもよく、
竜爪園もそのまま順番待ちを生かしておいてくださいと言われた。
知人の評判もいいので、主治医の先生には紹介状を依頼。
外堀は少しずつ埋まって来た。
お金はドンドン減っていくが、それはしょうがない。
今まで育ててきてもらった親。
好き放題にさせてもらった私。
ここで恩を返せなければいつ返すと言うのか?
まだまだ、やらなければいけないことも多いが。
頑張るしかない。
コメント (1)
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