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徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

これがワールドカップ

2010-07-03 23:04:47 | サッカー(その他)
これを番狂わせと呼ぶのか?
実力通りと呼ぶのか?
これぞ!ワールドカップ!!

ベスト4を南米が独占か?
そんな話題もあったはずなのに。
まだ、スペイン対パラグアイアが行われていないが、
まさか、ブラジルとアルゼンチンの両方が敗れるとは。

まず、ブラジル。
後半の流れは明らかにオランダだった。
あそこまでガラッと変わってしまうサッカー。
正直びっくりだった。

まだ、時間は十分あるのに、
パスをつながず、
サイド攻撃を使わず、
外から放り込むだけ。
あのブラジルが無様な戦い。
勝ち負けだけではなく、らしくない戦い。
気持ちでこれほど変わってしまう流れ。
スポーツの怖さとも言えるだろう。
中体連も同じだが。
もっと未熟な中学生。
シード選手がガチガチになって敗れて行く姿は何度も見ている。
それがスポーツ。

日本対オランダ戦やスロバキア戦を見ても明らかなように、
オランダのDFは後半足が止まっている。
そこをつけないブラジルは、
明らかに敗者であった。

特に、判定に必要以上にナーバスになっていた。
あそこまでこだわる理由は何だったのだろう?
西村さんの判定は、客観的にみても、
素晴らしかった。
仮に日本人審判に対する甘い見方があるとしても、
少なくとも一定の基準で裁かれていたし、
誤審もなかったし、
批判される要素は少なかったと思う。
通常アマチュアの試合で起こる、
自分が上手くいかないときに、
誰かの所為にする行為。
えてしてそれが審判に向かう訳ではあるが、
ブラジルの焦りの象徴であると思われた。

アルゼンチンは、明らかに持ちすぎだった。
ボールを保有する時間が長くなって、
攻撃に厚みが増すならばまだいいが、
あらゆる場面で、前線に顔を出している人数は、
ドイツに劣っていた。

さらに、オシムさんが言った通り、
メッシだけが悪い訳ではないが、
チームとしての連動がないアルゼンチンに対し、
チームプレーに徹したクローゼが、
結果として得点をあげられたのに対し、
ドリブルで崩せなかったメッシがノーゴールということが、
やはり、勝敗の分かれ目なんだろう。
バルサは、結果的にメッシの個人技が目立つが、
その前のチームプレーがあるからメッシが輝けると言うこと。
一人では勝てないと言う象徴となるだろう。

今日のドイツの動き、
そしてテべスの驚異的な運動量。
決して日本だけが運動量で勝っている訳だはないことがよくわかる。
世界との差は、やはり歴然としてある。
別に悲観することはないが。

さて、今日は、雨が強く、
ドイツ対アルゼンチンは、
スカパーで見ることができなかった。
仕方ないので地デジで見たが・・・

スカパーの緩いアナウンサーや解説。
さらにスタジオのテンション。
このゆるさが、私にはスカパーが実に合っている。

日本がデンマークに勝った試合は、
おそらく民放はお祭り騒ぎだったはず。
しかし、スカパーは淡々と、
勝利の要因等のコメントが流された。
オシムさんのコメントも通訳付きだから、
実に眠くなるような時間が過ぎたが、
視聴率を気にした馬鹿騒ぎに辟易している私にとって、
スカパーは救世主のようなゆるさが大好きである。
コメント
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