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徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

私のポリシー

2010-07-06 00:21:09 | 私・家族・我が家・親戚
これは自慢話ではありません。
私の経験からくる処世術というか、
培ってきた心情が昇華して、
信念となっていると言うところが正しいところか。

私は、父の仕事の関係で、
引っ越しや転校を繰り返したことは前に書いた。
この転校が私の人格形成上、大きく影響している。

例えば、転校性はまず、最初はドキドキから始まる。
しかもそれは、すでに仲良くなっている、
みんなの中に溶け込んでいかなくてはならない。
だから、まず、周りに合わせることが大事となっていく。
自己主張を抑え、どうでもいいことは、
まず相手の気持ちを優先させる。
そういう健気さ?を使って、
何とか仲間に入れてもらうこととなる。
そしてもう一つ大事なことは、
嫌なことがあっても、
数年経てば引っ越してしまう。
だから、先の見えない永遠の我慢ではなく、
今少し我慢すればリセットできる。
これは大きなメリットであり、
実はデメリットである。
自己改革をする必要がない、
ある意味では覇気のない人格が出来あがっているのである。

こうしたバックボーンの中、
私は、内弁慶で、
外面のいい、
物わかりのいい、
穏健派として生きてきたのである。
今となっては取り返しのつかない馬鹿ものである。

さて、そんな私の信条は、
人の悪口を言わないこと。
昔から、そういう気持ちは持っていたが、
ある事件を境に、
これは私のポリシーとなっていった。
高校の頃、
あるクラスメイトと話をしていた。
その仲間が、ある友達の悪口を言っていた。
私は悪口は嫌いで普段は言わないようにしていたが、
つい、魔がさして、
「そうだよなあ。あいつのそういうところはよくないよなあ」
的な相槌を打ったところ、
たまたま、私がしゃべったところへ丁度本人が通りかかり、
あたかも、私が彼の悪口を言っているかの状況となってしまった。

私は積極的に彼の悪口を言おうとした訳ではないし、
彼のその悪いところも、特別気にしていた訳ではない。
(言い訳になるが)
ただ、たまたま、賛成できる内容だったので、
思わず行ってしまっただけなのに。
そのことがあって以来、
私は絶対人前で、悪口は言うまいと心に誓ってきた。
そうはいっても、未熟な私、自分では悪口のつもりはなくても、
相手がそう取ってしまうこともあったかもしれない。
それはひとえに私の未熟さのせいである。

それにしても、世の中には悪意ある言動が横行し、
私に対して、悪口の賛同を求める人も多い。
それが例え、当たっていようと、
私自身が同じことを思っていようと、
基本的悪口は言わないようにいている。
そんなことないじゃん!
お前言ってるじゃん。
そういうことがあったならば、
私はまだまだ修行が足りないのであろう。
コメント
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