今日は有休休暇を頂いていたのですが、それを忘れて会社まで行ってしまいました。完全にボケ老人でした。
さて、先日平岡監督が辞任し、
取り敢えず篠田ヘッドコーチが暫定の監督に就任。
エスパルスでも、暫定の監督と発表されていたので、
新しい監督が誰になるのか?掲示板でもかなり注目されていました。
そんな中、エスパルスの発表前に、
ブラジルメディア『グローボ』が、
ゼ・リカルド氏が清水エスパルスからのオファーを受け入れたと報道?
本人もインスタでエスパルスに移籍すると書き込んだようで、
ほぼ決定?とは思っていました。
そして、本日、公式HPにて発表されました。
ただねえ・・・・
新しい監督が決まったからと言って、
エスパルスの成績が劇的に改善するとも思えませんし、
9日に来日と言う情報もあるようですが、
直ぐ指揮を執れるのでしょうか?
それはそれとして、
ゼ・リカルド新監督の詳細ですが、
現在51歳のゼ・リカルド氏は、
過去にブラジル1部のボタフォゴFRやフォルタレーザEC、
カタール1部のカタールSCなど複数クラブを指揮経験があるようです。
今年1月にヴァスコ・ダ・ガマの監督に就任すると、
カンピオナート・カリオカ(リオデジャネイロ州選手権)でベスト4入り。
ブラジル2部リーグでは第10節終了時点で4勝6分。
首位クルゼイロから7ポイント差の4位。
シーズン中にもかかわらず、エスパルスに移籍を決断するとは驚きでした。
何故移籍を決断したかはちょっと知りたいですよね。
これまでのエスパルスの状況を考えれば、
新監督が決まったからと言ってこれで残留決定とはとても思えませんが、
だからと言って全く期待できないとも思いたくはありません。
戦術、そして新監督がレギュラーを誰にするのか?
もう、10試合様子を見て!と言うような余裕はありません。
でも、早くエスパルスの試合を観たいものです。
表面上だけでして物事を判断していないので
新監督が来るたびに「ワクワクしかない」と何とかの一つ覚えの語彙力のないセリフしか吐きません。
ここ10年近く成績不振の度に監督を変え、選手を変えてきましたが全くと言っていいほど好転してきませんでした。メディアや大抵のファンは、ガチャガチャ監督を変えたり、戦術を変えているから「エスパルスのファイティングスタイルが確立できないんだ!」と言います。
それも一理あるかもしれませんが、私はそんな表面上な事ではなくもっと根本的な事にガンがあるのでは?と思っています。
他クラブから有能な選手が来てもエスパルスでは輝けず、鳴り物入りで入ってきた新人も全く機能せず
とにかく怪我が多く一年間フルに活躍できる選手も限られているなどなどネガティブな事が多すぎるのですが、中でも一番感じるのは試合を見ていても『エスパルスの選手から覇気が伝わって来ない』ことです。
以前、エスパルスを水槽に例えていた方がいました。エスパルスと言う水槽の水は汚泥まみれで中にいる魚が瀕死状態。
水槽のオーナー(ここで言うとフロント)は「魚の活きが悪いなら」との事で次々と活きのいい魚を持ってきては汚泥まみれの水槽に放流。しかし水質は魚が生きていくには最悪な環境。活きの良かった魚は水槽にいる時間に比例して状態が悪くなる。
残念なのは水槽の中の水質問題そのもに気付いているのか?気づいていて見て見ぬふりをしているのか?
もし気が付いているのなら水を替えるプランはあるのか、思い切って水槽を一新する計画はあるのか?
と言う事です。
手厳しい言い方ですがそもそもの話ですが、ここ10年近く
成績不振⇒監督チェンジ(何とか残留)
成績不振⇒監督チェンジ(何とか残留)
これをずーと繰り返し続けている時点で根本的解決を何一つして来なかったと言う事ではないでしょうか?
エスパルスについてのコメントは100%、いや200%おっしゃるとおりであり、特に水槽のお話が、中々に秀逸と感心しております。
J2に降格した時、1年でJ1に戻ろう!と言う事で団結?そうは言ってもスタートダッシュには失敗し、終盤での連勝で昇格が決まったときのあの感動、盛り上がりが懐かしい?
降格したい訳ではありませんが、あの頃のチームとしての頑張りと、サポーターの一体感。
それが最近感じられないことが少し悲しいです。
大企業病と言う言葉があり、一般的には保守的で非効率な企業体制・組織風土を指します。サッカーに当てはまるはずもありませんが、トップにチャレンジ精神がなくなり、全体的に上の顔色を伺うことで変化がなくなり、結果的に衰退していく。
今のエスパルスの状況に似ていなくもない気がします。
替わって欲しいです!