マスクをしていると顔の下半分はほぼ隠れるので、はなの頭にニキビやらおできが出来ても、ヒゲを剃っていなくても、判らないと言えば判らない。良いことなのか悪いことなのか?
先日、ネットサーフィンしている中で、下記の様な記事を見つけました。
スポーツ庁の有識者会議にて、
部活を学校から地域のスポーツクラブや民間団体などに、
移すための対応策をまとめた提言を室伏広治長官に提出したようです。
令和7年度末を目途に移行する目標だそうです。
昔から、加熱する部活動の在り方を変えるために、
部活のガイドラインが策定されました。
何度か書いてきましたが、
部活の意義は大会での良い結果が全てではなく、
大人になる準備期間である中学生にとっては、
成功体験と言うか、「地道な努力が成果に現れること」、
「一つの目標に対して仲間とみんなで頑張ることの大切さを共有すること」、
等々、たとえ1番に成らなくても、
自分の中で成長を実感できれば、それが部活の意義だと思っています。
それを大前提として、
今回の部活動を地域に移行した時にどうなるのか?
今でも、顧問の先生やコーチのほとんどは、
勝てばよい、勝つことが大切と指導しており、
もっと言えば、謙虚さから程遠い指導者が、
選手に謙虚さを教えられるはずもなく、
そういう現状を嘆いている私にとって、
そういうものに拍車を掛けそうな今回の提言に、
少し危機感を持っています。
まあ、私の危機感など、取るに足らないのですが。
静岡県は、大まかに、東部・中部・西部に分けられ、
ソフトテニスの場合、昔からレベル的に中部がやや落ちています。
特に静岡市は低いレベルだったので、
一部の指導者が危機感を抱き、
中部のレベルを引き上げる努力をされています。
それについては特に文句を言うつもりはありませんが、
そもそも、部活のガイドラインが生まれた背景には、
顧問の先生の負担軽減と言う意味合いもあるのですが、
一番の趣旨は部活動をする中学生自身の負担軽減ではなかったのか?
学業なり、大人になる準備がおざなりになり、
部活が生活の中心になってしまう弊害をぼうしするはずでした。
それが、部活動が地域へ委託された時、
更に負担が増加しないか?かなり懸念されます。
この問題を深く掘り下げられるほど知識も経験もない、
しがない一人の爺なので、お話はここまでとなってしまうのですが、
最近問題が噴出している、指導者によるパワハラ問題。
その土壌がむしろ醸成されてしまわないか?
個人的に凄く心配しています。
最後に問題点をまとめると、
・教員の負担軽減も大事だが、生徒の健康を守るため、もっと言えば、生涯にわたって、スポーツや文化活動を楽しめる心と体を守るために、一定の時間内に活動するようにしましょう、というのが、部活動ガイドラインの趣旨
・地域移行後は、各団体の管理責任ということに当然なる。組織としてしっかりしているところもあれば、そうではないところも出てくるだろう。学校部活動のときよりは、活動時間を守ることにルーズになる可能性は十分に想定される。
・スポーツ活動に取り組む時間については、競技志向の強い者も含め、生徒の志向や体力等の状況に応じて適切な活動時間とする必要があり、生徒の心身の成長に配慮して、健康に学校生活を送れるよう、現行のガイドラインにおいて医・科学的観点も踏まえ定められた活動時間を遵守し、休養日を設定する必要がある。これが考慮されにくい、
・健康への影響や、他の時間が犠牲となりかねないこと(学習時間や生徒の自由な時間の減少)について生徒に話をして、生徒が自ら活動時間や練習の仕方などを考えていけるようにすることが大事だと思う。勝利至上主義とレッテルを貼るばかりでもいけないかもしれないが、もはや、一部の部活動は教育活動と胸を張って言えないかもしれない。
・一番大切なことは、学校部活動であれ、地域活動であれ、何を大切にしなければならないか、関係者はよくよく考えて、今後の活動のあり方とルールづくりなどを検討してほしい。中学生を潰すことがあってはならない。
さて、今年の目標である年間読書150冊。
145冊目です(今年158日目)。
「もんなか紋三捕物帳 桃太郎姫」井川香四郎
勝手に評価10点満点中6点
眉目秀麗で学問にも優れた若君・桃太郎は、実は跡取りがいないゆえに男として育てられた姫君だった!ときに町場に出ては町娘に変装し、娘気分を楽しんでいたが、次々と不可解な事件に出くわして…。正義の名のもと、十手持ちの紋三親分とともに桃太郎が江戸の町で鬼退治!脇を固める相棒は“犬”“猿”“雉”?大人気・痛快捕物帳シリーズ!
ドタバタがちょっと?とつい思ってしまいました。
これから少し落ち着けば面白く読めると思います。
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