徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

本日は3送会でした(何のことか分かりますか?)

2024-03-09 20:59:06 | テニス

私はボケ老人なので、中々父兄の方の顔を覚えられません。毎回試合に来てくださる父兄の方で、プラス私に話しかけて下さる方なら、そのうちに誰の父兄かは覚えられるのですが、今日の3送会に沢山の3年生の父兄の方も見えましたが、半分くらい?3分の1?の方は分かりませんでした。困ったものです。

 

本日は3送会でした。

表題にも書きましたが、

3送会と言う言葉はどこまで一般的なんでしょうか?

端的に言えば、「3年生を送る会」です。

要はお世話になった3年生も卒業するので、

在校生でお礼を兼ねて簡単に試合をして、記念品を渡して、

と言う感じの送別会を行いました。

 

ちょっと残念だった事。

まず、風が強かったこと。

先週のゴルフも風に悩まされましたが、

私はいつから「風男」になってしまったのか?

砂ぼこりで試合が中断したり、少し気温も低めでしたが、

それが風の影響で更に寒く感じました。

そして、3年生も下級生も参加出来なかった仲間がいた事。

もちろん、それぞれに色々な事情があるでしょうから、

参加していないことに、どうこう言うつもりは全くありません。

ただ、特に3年生とは最後のお別れとなるので、

私としても、「顔を見たかったなあ」と言う素直な感想です。

 

予め、顧問の先生に挨拶は苦手ですと伝えておいたので、

先生気を利かせてくれて、コーチの挨拶はなくなりました。

と言う事なので、ここで3年生に対し贈る言葉を掲載いたします。

 

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ちょっと早いですが、卒業おめでとうございます。

私が思う中学校は、

子供から大人への入り口と言う位置づけです。

心と身体ともに、少しずつ大人の階段を登りながら、

大人になるための色々な「いろは」を学ぶ3年間です。

だからこそ、部活もスポーツである以上、勝利を目指すわけですが、

私はそれ以上に、部活は大切なものを学ぶ「場」だと思っています。

これまでも色々な機会に、

みんなにとって大切なことは、

勝つことではなく、

それに向けて努力することだと言ってきたつもりです。

今の部員たちに言ったかどうか覚えていませんが、

「優勝する実力のある選手のベスト16より、

中々1回戦を突破できない選手の3回戦進出の方が価値がある!」

これは私の信念でもあります。

 

過去にはこんなエピソードもあります。

全く素人でソフトテニス部に入ってきた部員は、

初期の練習で、

空振りばかりで全くラケットに当たらない選手がいました。

真横でボールを落として、選手がラケットを振ってボールを打つ。

ビー玉ならともかく、それなりに大きいボールを、

バットならともかく、それなりの大きさ?面積があるラケットを振り、

動かずにその場に止まっていても届く範囲にボールをバウンドさせて、

ボールを打つ練習。

それでも、空振りする選手をどう教えて良いか悩んだこともあります。

そんな選手でも、毎日コツコツ練習することで、

3年生の最後の大会である、中体連(中学総体)で、

3回戦まで勝ち進んだことを思うたびに、

部活って偉大だなあって思います。

 

こういう地道な成長が人生にとってどれだけ尊いのか?

部活に入らず、何もしない中学3年間であれば、

ひょっとすれば、嫌な事、悲しい事、悔しい事を、

経験しないで済む?かもしれませんが、

真剣に練習すること、

試合でドキドキすること、

緊張で手足が動かなかったこと、

悔しさでもうテニスやりたくないって思ったこと。

強い相手に何とか勝ててもの凄く嬉しかったこと。

こんな感じのあれこれを、全てでなくてもいくつか経験できていれば、

それはきっと部員にとって宝物となる事でしょう。

 

そして、日々の地道な努力で、

テニスの技術が向上することは一人一人が感じている事でしょう。

その成功体験は、将来、何かの壁にぶつかった時、

逃げないでチャレンジすることが出来る人間に繋がる事でしょう。

苦しい時こそ、中学の部活のことを思い出せば大丈夫です。

そして、3年間共にした仲間がいます。

その仲間とのつながりも大事にして欲しいと思います。

 

更に、みんなはソフトテニスのプロになる訳ではないでしょうから、

このあと、大人になるころには、

ソフトテニスとの関わりがほとんどなくなったり、

あっても、趣味程度になってしまうかもしれません。

3年の中体連までは時にピリピリ練習したり試合していましたが、

今日は本当に楽しそうに試合していましたよね。

本来スポーツは、プロでなければ楽しむものです。

その気持ちを是非忘れずにいて欲しいものです。

 

長々とつまらない文章を書いてきましたが、

簡単に一言にまとめれば、

「せっかく3年間頑張ったソフトテニスを忘れずに、これからの人生を有意義に過ごして下さい」

というお話でした。

ガンバレR中です!

さて、今年の目標である年間読書150冊。

29冊目です(今年68日目)

「女王は孤独を言い訳にしない」 斉木香津

勝手に評価10点満点5点


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