週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

Jリーグの英断!

2020年07月27日 | アルビレックス新潟

Jリーグは26日に開催予定だった、J1のサンフレッチェ広島-名古屋グランパス戦(Eスタ)を急遽中止にしました。これは名古屋の選手らが新型コロナウィルスに感染したことによる決定で、その経緯は以下の通りです。

24日に名古屋のDF宮原和也選手(24)の新型コロナウィルスへの感染が判明。それを受け、クラブ独自に25日に選手ら60人のPCR検査を実施し、陰性が確定した選手16人とスタッフ1人の計17人が同日夜、遠征先の広島に入りました。しかしその後にMF渡辺柊斗選手(23)と、トップチームスタッフ1人が新たに陽性反応を示したことが、中止への決定打となったとのことです。

Jリーグ再開後にコロナの影響による中止は初めてで、代替日は未定とのこと。村井チェアマンと名古屋の小西社長が、共同記者会見で「(名古屋の)17人は陰性であるものの濃厚接触者がいるとすれば、確実に安全でない状況で試合を行う可能性もあった(村井)」「14人の登録が難しい旨をJリーグに相談した(小西)」と、苦渋の胸の内を語ったとのことです。

この決断に関し、名古屋も広島の両チーム関係者も、そして村井チェアマンを始めとするJリーグ幹部の皆さんも、大変だったろうなぁ…と推察しています。しかし、短時間に冷静で適切な判断をし、それに基づいて迅速に対応をしたことに、大きな敬意と感謝の念を禁じ得ません。

この事態は、どこのクラブにも潜む危険性を示しています。そしてこの長引く新型コロナ禍で、「with コロナ」という観点からJリーグが新たな岐路に立たされていることは間違いありません。1つ判断を間違えたら、またボクらの生活から「サッカー観戦」が消えてしまう事態に陥る可能性も大いにあるのです。

一昨日のビッグスワンでの水戸戦では、各ゲートからの入場時に行われる手荷物検査が、いつも以上に丁寧に行われていました。ボクも係の方から「リュックの2つのチャックを中身が見えるまで開けてください」「ポーチの中身も見せてください」と指示され、「通常は形骸化されているようにすら感じる手荷物検査が、しっかり行われている」という印象を受けました。

観客席に着いてからも、複数のサポーターから「今日の手荷物検査は丁寧だったよね」「何かあったのかな?」という言葉を耳にしましたし、「『上層部から指示があった』と係の人が言ってたよ」という情報も得ました。スタンドでも何人ものスタッフが巡回して、観客の座席配置等の様子をチェックしたりしている姿を多く見かけました。明らかに「ちょっと緩んでいる観客の対コロナ危機感を引き締めよう」という、アルビレックス側の意図を感じました。

きっと1週間前の山形戦(19日)で、サポーターの「勝手に仲間と隣同士の座席に座って大声でおしゃべりする姿」や「禁止されている缶ビールを持ち込んで飲酒する姿」に、経営側として危機感を抱いたのでしょうね。ボクらもそれを感じましたから。

とにかく油断は禁物です。ボクらの日常から「サッカー観戦」が二度と消えてしまうことがないように、みんなで最大限の注意を払っていかなければならないと思います。これはもちろんスタジアムでの観戦だけではなく、スポーツバーや居酒屋等で仲間と(飲酒しながら)DAZN観戦するケースも同様です。とにかく「サッカー観戦でクラスター発生」ってことは、絶対に避けなければなりません。

そして、この数字が従来の5桁に戻る日が、一日も早く実現するように祈っています。

 

コメント (2)
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