かつて賑わっていた頃の英彦山神宮を意識した赤い屋根の駅舎
駅舎の正面玄関
乗客も列車も来ることのないホーム
正月の参拝時のみ開かれる特別改札口
駅前のタクシー会社や料理店
また一つ土木構造物が姿を消す。
赤い切妻の屋根が印象的だったC級土木遺産の彦山駅舎。
2017年7月の九州豪雨で被災し、
鉄道からバス高速輸送システム( BRT )に転換し
不通区間を復旧するJR日田彦山線を巡り、沿線住民と県やJRなどとの議論が進められてきたが、
19日からJR彦山駅の解体撤去作業が始まった。
解体費はJRが負担する。
BRT供用開始予定の23年度までに、BRT用のホームなど新駅舎を完成させる予定だという。
添田町によると、駅舎は築80年を経過し老朽化が激しく、
今後の維持が困難なことや、ホームまでの段差が大きく、
バリアフリー化も難しいことなどから解体し、
待合所となる新駅舎を建設することにした。