大きな輪石のみの石橋 ( アーチの向こうにおばあさんが見える )
上流側から見た神敷橋の全景
扁平に組まれた輪石のみのアーチ
不揃いの石で組まれたアーチ
橋の橋脚と土手の組み石
橋脚部分は自然の栗石を使用している
かろうじてその輪郭が分かる橋の通路部
所在地 / 大分県本耶馬渓町東谷
架橋 / 大正初期ごろ
石工 / 不明
長さ / 7.0m 幅 / 2.3m
拱矢 / 0.4m 径間 / 2.8m
環厚 / 40㎝~60㎝ 単一アーチ
神敷橋は東谷の一番奥に架かる石橋で、
その昔は上にある桃の木集落の人々の生活道路であった。
現在は上に新しく道が出来て今ではこの橋どころか、旧道を通る人もいない。
ここを案内してくれた里のおばあさんは桃の木集落の出身で、
子どもの頃の通学路だったと言っていた。
そんな橋からつながる道も廃道となって、その姿さえ分からなかった。
神敷橋へのアクセス
神敷橋へは、台 橋から1キロほど上流に行くと新しい道路が出来ている。
その道路の途中から左に入る道がある。
その道の途中から左に下りたところに架かっている。
駐車は、道路の脇の広くなった場所に駐車した。