「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

大分県本耶馬渓町  「 神敷橋 ( ごうしきばし ) 」

2019-10-15 18:44:14 | 大分の石橋

 

 

 大きな輪石のみの石橋  ( アーチの向こうにおばあさんが見える )

 

 

 

 

 

  上流側から見た神敷橋の全景

 

 

 

 

  扁平に組まれた輪石のみのアーチ

 

 

 

 

不揃いの石で組まれたアーチ

 

 

 

 

 橋の橋脚と土手の組み石

 

 

 

 

 橋脚部分は自然の栗石を使用している

 

 

 

 

  かろうじてその輪郭が分かる橋の通路部

 

 

 

 

所在地 /  大分県本耶馬渓町東谷

架橋  /  大正初期ごろ

石工  /  不明

長さ   /  7.0m  幅   /  2.3m

拱矢  /  0.4m  径間  /  2.8m

環厚  /  40㎝~60㎝  単一アーチ

 

神敷橋は東谷の一番奥に架かる石橋で、

その昔は上にある桃の木集落の人々の生活道路であった。

現在は上に新しく道が出来て今ではこの橋どころか、旧道を通る人もいない。

ここを案内してくれた里のおばあさんは桃の木集落の出身で、

子どもの頃の通学路だったと言っていた。

そんな橋からつながる道も廃道となって、その姿さえ分からなかった。

 

神敷橋へのアクセス

神敷橋へは、台 橋から1キロほど上流に行くと新しい道路が出来ている。

その道路の途中から左に入る道がある。

その道の途中から左に下りたところに架かっている。

駐車は、道路の脇の広くなった場所に駐車した。

 


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