世界遺産 神宿る島「沖ノ島」
鳥居から先は聖域になる
沖ノ島での見聞については、
島の別称でもある 「 不言様( おいわずさま )」 として、
一切口外が許されないとされるが、
現代でも 「 不言様 」 の範囲は鳥居( 実物 )から先の境内であり、
船着き港周辺や島の外貌は特に公開など止められてはいない。
島内の 「 一草一木一石 」 たりとも持ち帰ることも許されないが、
筑前の大名 黒田長政は祭祀遺物の金銅製織機などを
家臣に命じ取り寄せさせており、
その後祟りがあったとして遺物は島に戻された。
2018年から、現地大祭時であっても一般人の入島は原則禁止される。