「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

福岡県田主丸町  「 中原狐塚古墳 」

2020-01-21 17:35:17 | 古墳・ 遺跡

 

 

 

 

 

 

現在、更地と化した中原狐塚古墳

 

 

 

 

かつて古墳があった場所に少しだけ墳丘の面影が残っている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久留米市田主丸町地徳2740、善院バス停の東300mの農地の中にあり、

墳丘は失われ、古墳は撤去され更地になっている。

 

20年ほど前に存在した狐塚古墳の石室は、

羨道前側と前壁の部分を覗いて良く残っていて、

壁画も良好に保存されていた。

全長11.5m、後室長3.5m、幅2.9m、高さ3.5m、前室長1.8m、

幅2m、高さ2.2m、羨道幅1.7m、高さ1.6mの大型石室で、

後室はやや胴張り状、側壁を持ち送って高い天井を構築していた。

壁画は後室奥壁、左右側壁、袖石、見上げ石、前室左右側壁、

袖石、羨道側壁に赤・緑(青)色で、

同心円紋、三角紋、靫、船、人物などを多数描いています。

石室は2002年の筑後川流域の装飾古墳公開を最後に、閉鎖されている。

 


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