「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

北九州市小倉北区  「 馬島港西防波堤 」

2018-06-04 12:00:41 | 福岡の灯台



若松にある北九州工業地帯が向こうに見える








望遠で撮った銘板







工業地帯からの煙が独特な雰囲気を醸し出している







馬島入り口にある切れた防波堤の外端に立つ







高さが5.5mの白灯台が凛々しく見える







等明暗緑光で4秒暗4秒で点滅する







飾り気のない煙突のような塔にハッチが付いている








港内から見た灯台







防波堤の外はテトラで保護されている







この島に住む家は15軒と決められている馬島







海上から馬島の遠望






小倉の砂津港から馬島を経由して藍島とを連絡している







砂津港に停泊している 「 こくら丸 」





灯台表番号 / 5536.5
ふりがな / うましまこうにしぼうはていとうだい
標識名称 / 馬島港西防波堤灯台
所在地 / 北九州市小倉北区馬島 ( 馬島港西防波堤外端 )
北緯 / 33-57-51.22
東経 / 130-51-13.8
1塗色 / 白色
灯質 / 等明暗緑光 明4秒暗4秒
光度 / 40カンデラ 
光達距離 / 4.0海里
地上~頂部の高さ / 5.52m
平均水面上~灯火の高さ / 11.04m 
地上~灯火の高さ / 5.3m
業務開始年月日 / 平成1年2月28日
現用灯器 / LED灯器Ⅱ型


馬島は洞海湾沖に浮かぶ
山口県の六連島の南西約200mほどに位置する島である。
海域が北九州市ということで渡船などは
小倉から出ている藍島行きの船と同じ便になる。
そんな馬島には決まりがあって、島に住む者は島の長男であり、
家の数も15軒と決められている。

いくら馬島出身といっても二男や三男は島外に出て行かねばならない決まりがある。
それは魚の漁場から来ていると聞いたが、
年々少なくなる魚獲に対しての生き残りを懸けた対策だと思うが、
何かと大変だと思う。
そんな少数島民の港を守る灯台の初点は平成元年と新しい。
これからも馬島の歴史と港の安全を照らし続けてほしいものである。


馬島港西防波堤灯台へのアクセス
小倉駅裏の馬島経由藍島行きの渡船にて乗船すれば小倉から約20分で到着するが、
防波堤が切れた防波堤なので上堤できない。
よって、一番よく見えるのが渡船の上からになるので、
船の上からをお薦めしたい。

小倉砂津港より渡船にて馬島への出航時間は次のとおりである。  ( H17・4・1改定 )

小倉発                           馬島発

月~金曜

① 10:30  ② 14:30  ③ 17:30      ① 7:13  ② 13:43  ③ 15:43

土曜日

① 10:30  ② 14:00  ③ 17:30      ① 7:13  ② 13:13  ③ 16:43

日曜・祝日

①  9:00  ② 15:30  ③ 17:30      ① 7:13  ② 14:43  ③ 16:43


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