福岡の天神というと、九州一の賑わいがある福岡市の中心部であるが、
「 こんな所に… 」 と思われるビルの間に
「 天神 」 という地名の由来といわれている 「 水鏡天満宮 」 がある。
ここに祭られているのは学問の神様、菅原道真公である。
大宰府のような大きな規模ではないが、
長い間この地を守り、多くの人を助け、変遷を見てきたであろう。
多くの車が行き交う道路から鳥居をくぐり一歩足を踏み入れると、
朱塗りの社殿がとても美しく、都心とは思えない神聖な空気に包まれる。
学問の神様への祈願は言うまでもないが、
都会の雑踏から開放され、この空気に癒される。
30代の頃、競輪選手をしながら建設業を営んでいた時がある。
それで、1級土木施工管理技士の国家試験を博多で受けた時に、
受験の日の早朝 「 合格祈願 」 で訪れたことがある。
ご利益を頂いて一発合格だったが、その後お礼参りをしないままだった。
それで、今回お礼にうかがったわけである。