「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

山口県萩市  「 明神池と厳島神社 」

2020-07-03 16:19:22 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

景勝地 「 明神池 」 は笠山の東麓にあり、

その昔笠山と本土との間に砂州ができて陸続きになった時、

埋め残されてできた池です。

大池、中の池、奥の池の三部分からなり、

池は溶岩塊の隙間を通して外海とつながっており、

外海の干満に応じて池の水も増減します。

貞享3年( 1686 ) 萩藩2代藩主毛利綱広が、

毛利元就が信仰していた安芸の厳島明神を勧請して分岐、

これにちなんで明神池と呼ばれるようになりました。

地元の漁師たちが漁の安全と豊漁を祈願して奉納した魚が繁殖し、

マダイ、イシダイ、ボラ、エイ、スズキなど池の中には様々な近海の磯付き魚が泳ぎ、

天然の水族館とも呼ばれています。

池の北側に弁財天が祀られていることから、

昔は弁天池、また、藩主の茶室が建てられていたことから、

御茶屋の池とも呼ばれていました。

周囲は安山岩の溶岩が積み重なり、老樹が生い茂る景勝地です。 

 


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