“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

鳴門、金刀比羅宮、倉敷、小豆島を観光。

2011-07-02 14:49:24 | Weblog
 6月28日~7月1日の3泊4日、車で淡路島、四国金刀比羅宮、倉敷そして小豆島と旅行してきました。
 梅雨の休み合間で6月28日から3日間は風もなく晴れて旅行日和となった。
 28日自宅を朝5時15分ごろ出発、首都高速から東名高速に入り、2度ほどSAで休憩して明石海峡大橋を通り淡路島へ渡る。大鳴門橋の淡路島側の展望台に寄り、戻って大鳴門橋を渡る。午後1時過ぎに鳴門北ICで高速を下りる。鳴門公園千畳敷展望台へ。すばらしい眺め、絵葉書のよう。


 うずしお観潮船に乗り込み橋下の渦潮発生場所へ。きれいな渦の形をしていないが、一部は潮の流れによって大きく波立ち渦巻いているのがわかる。


まわりは静かなのにこの場所だけは激しく渦を巻いていた。

 今晩宿泊の鳴門グランドホテルへ。
 29日朝、窓から観ると大橋付近は靄がかかり、幻想的。ホテルを飛び出し、2~3分行ったところでカメラを構える。


 金刀比羅宮に直接向かう予定であったが、通り道に四国八十八か所霊場第1番札所、第2番札所があるのにきずき、高速に乗らずに向かう。
一番札所、二番札所とも予想していたより規模が大きくすばらしいお寺さんであった。何時か八十八か所を廻れる機会があれば・・・と。

四国一番札所 霊山寺仁王門。

霊山寺本堂

四国二番札所 極楽寺境内の本堂へ通じる階段。

 午前10時30分ごろ琴平町に到着。早速、金刀比羅宮に向かう。
 観光客の姿が少ない。六百数十段の階段を上がる観光客の姿はまばら。


 ご覧のように午前11時過ぎというのに途中の灯篭前の通りは人影がない。 
 金刀比羅宮は四国一番の観光地なのにこんなことってあるんだろうか? と売店に立ち寄って聞くと、「今が一番暇な時。天気さえ良ければ込みあわず今が一番良い時」と。

 本宮にお参り。交通安全、家内安全で健康でありますようお祈りする。

 帰りに階段途中のレストランで昼食。讃岐うどんがおいしい。
 
 午後1時ごろ琴平町を出発、瀬戸大橋に向かう。橋の途中にある休憩地与島で休む。
 
 瀬戸大橋の雄大さに圧倒され、日本の橋梁技術の偉大さに感銘する。孫たちにぜひ見せたいと思う。

 本土側の最初のICで高速を下り、水島コンビナートを遠望したくて一般道路を走る。
しばらくすると走っても走っても工場群。さすがコンビナート。最近では外国との競争も激しくなってきていることに一抹の不安。

 一般道路を走って3時ごろ倉敷へ。今晩の宿泊ホテル、大原美術館隣りの倉敷国際ホテルに入る。
 荷物を置いてすぐに大原美術館へ。

大原美術館

 大原美術館の成り立ちは、二人の人物の出会いと友情に端を発しているそうです。二人の人物とは、大原孫三郎、そして児島虎次郎。
西洋美術、日本美術、工芸等の作品を、中でも有名なモネの「睡蓮」には足が止まってしまった。何か吸いつけられるよう。

 美術館見学を終え、隣りの美観地区へ。ここでも観光客はまばら。

美観地区


有隣荘 大原孫三郎が家族で住むために建てた大原家の別邸

 美観地区から中国銀行倉敷本町出張所建物、倉敷の旧町並みを見て廻る。壁面を白で統一された家はこれまた素晴らしい。
二人とも倉敷は二度目なので早々にホテルに入る。

 30日朝8時前にホテルを出発して一般国道を通って新岡山港へ。
 新岡山港の建物は見覚えがある。映画「八日目の蝉」に出てくる場面である。


 小豆島へフェリーで渡る。小豆島はサラリーマン当時会社の仕事関係で2度ほど来ているが、家内は初めて。
70分ほどで土庄港に到着。
 先ず、港にある二十四の瞳をモチーフした平和の群像へ。


 それから「天使の散歩道」へ。

運よく干潮で向こう島まで渡ることができる。満潮時には渡ることができなくなるのでこのような名前がついたとのこと。「今日もなんて運がよいのだろう」と言いつつ二人で渡る。向こう島には、「一緒になれますように!」とかの願い事を書いた♡の札が沢山掛かっていた。

 高台の“恋人の聖地”では二人とも鐘をたたく。とても感じのよい音色。

約束の丘展望台から。

 ギネスブックに載っている世界一狭い海峡を渡って一路寒霞渓下のロープウェー乗り場へ。

 日本三大渓谷の一つ、寒霞渓。ロープウェーから。

 5分ほどで頂上へ着いたが周囲を歩くと大変と思い、しばらくしてロープウェーで下りる。
車で展望コース(寒霞渓道路)を左回りであがり、四望頂へ車を走らせる。

頂からの眺めは素晴らしい。二十四の瞳分教場方面を望む。今日宿泊予定のホテルの建物が左端に見えた。

 展望コースを下り、壷井 栄の「二十四の瞳」の大石先生が通った道を分教場、更に同映画村まで走る。大石先生は、13㎞を自転車で分教場に通ったとか。

岬の分教場

懐かしい教室の風景。

同映画村入口

分教場まで生徒たちを運んだ撮影に使用したバス。

せんせ あそぼ。
 
 壷井栄文学館に入り、氏の執筆状況並びに作品原稿を観る。どれを観ても懐かしいものばかり。歳を感じる。

映画村から10分ほど戻って今日の宿泊先ベイリゾートホテル小豆島に入った。
 
 以上で今回の予定のすべてをこなす。4日目の明日は、東京に帰るのみとなり、二人とも無事で目的を達成したことを息子にメールした。
 7月1日の朝は、久しぶりに雨となる。天気予報も午前中は、雨と報じている。東海岸の福田港に向かう。
 福田港も見覚えのある風景。「八日目の蝉」のテレビや映画で、母親(誘拐犯)が逮捕される場面がそのまま。「テレビではこの場所は広いと思っていたが狭いんですね」と職員に声をかけたら、「テレビや映画はプロが撮っているのでうまいよね」とかえってきた。
 福田港9時20分のフェリーに乗船。100分で姫路港へ。下船後一路東京に向かう。来たときと同じように途中SAで二度ほど休憩。
 午後7時前に無事自宅に到着。全走行距離数1,570km。
 多いと思われるかもしれないが、東京~鳴門間、姫路~東京間がそれぞれ約650㎞。往復の道程が大変のみで、2日間の鳴門~金刀比羅宮~倉敷~小豆島間は270㎞ほど。ホテルには午後4~5時に入るというゆったりとした旅行であった。

 今回は天候に恵まれ、大変印象に残る場所の多かったこと、ホテルでの接客態度や旅先で出会った人それぞれが優しく、とても気持ちよい旅行をさせてもらったこと等旅行の成功になくてはならないことがすべて満たされていたように思える。
 ホテル関係者並びに旅で出会った人たちに感謝申し上げます。





 








 
 

 
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