“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

ふるさと里帰り団体旅行・ふるさと再発見の旅 に参加

2011-10-11 09:01:36 | Weblog
10月8日~10日、首都圏佐渡連合会郷土連絡委員会観光部会主催の第6回ふるさと里帰り団体旅行・ふるさと再発見の旅が催された。
3日間の旅行企画コースに準じて楽しかった一面を紹介したい。

参加人員総勢81名(今までで最高の参加者数)が集合場所の新潟佐渡汽船ターミナルビルに集合。11時30分発のジェットフォイルに乗船。
両津港ターミナルで佐渡市関係職員並びに佐渡市観光協会の歓迎を受け、中型バス3台に分乗して両津港ターミナルビルを出発。大佐渡石名天然杉群生地に向かう。

佐渡市関係職員の歓迎


県有林遊歩道入り口前で案内人の説明を聞く。ここで健脚組とゆったり組の二班に分かれて登山開始。


象牙杉 胸高周囲 9.6m 枝が風雪で垂れ下がり、象牙のよう。


羽衣杉の前で案内人の説明に聞き入る。


石名集落に下ってきたときに遭遇した日本海に沈みゆく太陽。

今日の宿泊先であるホテル万長(相川)に午後6時前に到着。一風呂浴びたのちに宴会場で記念撮影、宴会が始まる前に連合会会長、並びに歓迎のためにわざわざご出席下さった高野市長並びに金光市議会議長等の歓迎の挨拶。
 また、佐渡市から、佐渡出身者でこの旅に5回参加している方4名並びに島内出身者でないが3回参加(いずれも準市民登録をしている)をしている方4名に対して感謝状並びにお米がプレゼントされた。(この他にこの旅行会当初から連続6回参加と言う人が7名ほどいます。昨年表彰されました)
司会者から宴会に差し入れをしてくださった方々の紹介ののち、本間副会長による音頭で乾杯、一気に会が和む。宴は午後9時を過ぎても続く。中締めののち、三々五々部屋に分かれたが、更にグループで12時過ぎまで宴は続く。

ふるさと再発見の旅 5回参加の人たち4名の表彰


佐渡出身でない方でこの旅に3回参加の人4名の表彰


本間副会長による乾杯の音頭。

翌日は、ホテルを8時30分出発。一路南端の小木に向かう。

小木港のたらい舟


高速観光船による最南端の沢埼灯台巡り。途中の名跡 矢島・経島 (矢島は良質の矢竹を産したところで、島の山頂部には節の長さ、太さも同じ珍しい双生竹が自生していた。源頼政がヌエ退治に使った矢もここのものと言われている。経島は文永11年(1274)日蓮の放免状を携えた高弟の日朗が途中嵐にあい、ここに漂着。読経して一夜を明かしたことからその名がつけられた。お光が本土に帰った吾作を追って柏崎までたらい舟で渡ったと伝えられる場所でもある)


佐渡が島最南端の沢埼灯台 

下船後海運資料館を見学。
途中、羽茂大埼地区に在る集落活性化センターで名物の大埼そばやおにぎり、懐かしい煮物で昼食、大埼地区の方たちの大歓迎を受ける。
休憩ののち、国中に位置する真野地区へ。

阿仏房妙宣寺。新潟県内唯一の五重塔の説明を受けて本堂へ。

真野地区では、真野商工会が毎年開催している旧家での茶会並びに古美術品の展示会場を廻る。同商工会の大歓迎を受ける。

陣屋:おもや(郷土史家山本修巳先生宅)の美術品の説明に聞き入る参加者。


元呉服屋中川清内邸での茶会に参加。神妙な面持ちで、佐渡が生んだ人間国宝三浦小平二作の湯呑茶碗でお茶をいただく。


例年この茶会が開かれる旧森医院入口。七代続く医科の名門。本宅は、国の登録有形文化財の指定を受けている。首都圏佐渡連合会一行様の歓迎看板が見られる。


森医院の庭園。佐渡唯一の回廊式庭園ですばらしい。病院棟では日展特選の林昭三先生の作品や親松英治先生(日展審査員)の木彫刻作品も展示されている。

小生ら真野人会有志の一部は、ここで団体一行と別れ予約ホテルや実家に向かう。団体一行は、新穂のトキの里を廻って両津の宿泊地に向かう。
真野人会有志は、一行と別れたのち再度森医院邸に行く。お座敷に上がり、お茶を戴く。
森奥様から佐渡の産んだ人間国宝佐々木象堂の鋳造品その他多数の骨董品を見せてもらう。どれも重文作品に匹敵するものばかり。すばらしい。昔の話しに疲れも忘れる。

翌日、小生は、7月下旬に就航した佐渡ー新潟間の定期航空便に搭乗してみる。操縦士を含め9人乗りの小さな飛行機である。

新潟から到着し滑走している飛行機。さすがに小さく、下りてきたときは風で機体がふらふらしている。

乗車人数は8名の満席。運よく最前列であったため、計器類も目の前。自分が操縦している気分になる。
飛び立つときには風も強く雨模様となったためやや揺れる。でも、半島を過ぎるころには、快適な水平飛行となる。

操縦士前の機器類。カメラから左が操縦士席、右が副操縦士席。副操縦士席は空席。小生は副操縦士席のうしろ。


上空から見た、両津湾。

新潟までの所要時間は、約25分。下りる時操縦士に聞いたところ、最高度は約300mとのこと。これでは、万一エンジンが止まっても水平に不時着できそうな高さである。
 佐渡空港を飛び立ったのが午後1時53分ごろ。新潟空港着午後2時15分。直ぐに新潟駅行きのリムジンがあり新潟駅に向かう。約25分。新潟駅発午後2時54分発の新幹線Mx330号に乗る。上野で山手線に乗り換え、家に到着したのが午後5時35分。真野の実家を出てから約4時間40分ほどである。
ジェットフォイルに乗船するより数十分早い程度かな…。10日午前中は、お墓参りや親戚廻りで有効に使えたので、やはり便利になったと痛感した一日でした。

 いつもながら感ずることであるが、今回の旅行も再発見するものが多くあり、楽しい旅行であった。ご苦労なさった幹事の方々に感謝申し上げます。



コメント (2)
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