“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

ふるさと再発見の旅 報告

2014-10-08 14:36:37 | Weblog

 首記団体旅行は、去る10月3日~5日に首都圏佐渡連合会が主催したものですが、私、8日まで佐渡に残留した関係で報告できず、すみませんでした。

今回の団体旅行については、行程に従って写真を主体として報告させていただきます。

 今回の再発見の旅に参加した方は、ちょうど70名(先に佐渡に帰られていた者を含む)。毎度参加くださっているNTTグループ(一人を除いて他は佐渡出身以外の人)のみなさんの顔も見られる。

 3日正午、佐渡両津港に到着。佐渡市の職員多数に迎えられた。

団体旅行者を迎えた佐渡市職員の方たち。

 早速、両津市内のレストラン(総勢70名ほどですので、法事等を行う大きな部屋に案内された)に入り、昼食。

昼食にすえられたお膳は、夜の宴会に出すほど盛り沢山のもので、「お酒が付くといいほどのお膳だね」との声あり。

 食後、早速バス2台と小型マイクロで岩首の棚田の見学に向かう。

旧岩首小学校体育館で棚田の説明をする指導員。

 道路が狭いので、私共のバスでは入れず、3班に分かれてマイクロバスでピストン輸送。現地には、説明案内人が付く。

棚田は稲が刈り取られた後でしたが、とてもきれい。このように手入れをしてあるからこそ、がけ崩れも起きないとのこと。

 今日は、棚田見学だけの予定だったので、見学後今日の宿泊ホテル「ホテル吾妻」へ。「夕陽に一番近い宿」と宣伝文句にあるように部屋からの眺めは、素晴らしい。 が、空は、曇りで夕陽を眺めることができなかった。

 ホテル3階の部屋からの眺め。翌朝7時前の写真です。

 午後7時前、宴会場に入る。まず、記念写真。

 

 

宴会前、佐渡市の副市長や副議会議長、佐渡市観光協会長の参加を得て、参加者全員による記念写真。

 団体旅行の主催者を代表して、坂田会長の挨拶。

佐渡市長並びに市議会議長は、急遽中国の公使が来島とのことで、欠席。

代わって副市長や市議会副議長の歓迎の挨拶があった。 

 

市長に代わって歓迎の挨拶をする金子副市長。

夕食の宴に出席した団体旅行者の面々。

 ふるさと再発見の旅は、今回で9回目。佐渡出身者で5回以上参加している6名の方並びに佐渡出身者以外で3回以上参加している者には、佐渡市観光協会から記念品が贈呈された。

 因みに、9回の旅行全部に続けて参加している方は、現在2名います。また、佐渡出身者以外の方では、6~7回参加している方がいます。大変な佐渡好き人間で、準市民登録もされています。このような方を大事にしていかなければ とつくづく思います。

 

 宴会場では、佐渡自慢の民舞が始まった。

 佐渡市出身で、東京消防庁幹部を務めた○○さんが、今回消防庁時代の友人数名を連れて参加。佐渡を世界遺産にする会(弾正会長)に対し、宴会場で金一封の寄付をされた。

佐渡を世界遺産にする会に寄付をする東京消防庁旧職員の人たち。

 弾正会長に寄付をされたのち、写真に納まる東京消防庁旧職員グループ。

 翌4日は、朝方青空が見えていたが、台風の影響で雲の流れが速く、佐渡金山に着く頃にはパラパラと雨が降る。

「ホテル吾妻」の庭からホテル全景を眺める。 

佐渡鉱山の入り口でバスを降りた一行。ここでも3班に分かれてマイクロバスに乗車、金山の設備等を見て回った。

大立竪抗の設備の一部。竪坑で深さ数百メートルまで下り、このワイヤーで鉱石を吊り上げたとのこと。

 ガイドさんの説明に耳を傾ける1班。

道遊の割戸の付け根に在る採掘跡。2年ほど前に来た時は、ここまでマイクロバスで上がったが、今回、雨で道路崩壊しているとのことで、徒歩で上がった。

下って広場に出て後ろを見ると、道遊の割戸が真正面に見える。とても人間が頂上から露天掘りをした姿とは思えないほど。

強い雨にならずに見学が続く。車に乗り込んで、鉱石を運び出した旧船着場まで下りる。

約2時間、ガイドさんから相川鉱山の説明を受けた。ガイドさんは、大変勉強していて、質問に窮するようなことなく返答し、密度の濃い案内であった。感謝、感謝。

 バスに乗り込み、ホテル吾妻の前を再度通ってめおと岩前のレストランへ。昼食。

 

夫婦岩前で記念写真(1号車)

2号車の面々。

 昼食後、一行は、物部神社で行われる鬼太鼓を観るために向かったが、私と友人の二人は、「金の道ウォーク」に途中から参加するために真野新町で下車。

 金の道ウォークは、佐渡を世界遺産にする会が真野新町で行われている、真野商工会主催の秋の祭り「お茶会」に合わせて、金を運ぶ昔ながらの衣装で馬を引き、9時に佐渡金山を出発したもので、18キロ余を歩いて、代官の宿だった「山本宿」までたどり着く という計画である。

 しばらく待っていると、午後2時過ぎに休憩地真野商工会に弾正会長を先頭にして入ってきた。

弾正会長を先頭に真野商工会に入る一行。

相川から一行に加わった金を運ぶ馬と馬を引く人足。疲れを見せない姿に敬服した。

真野商工会前から新たに加わった代官人の一行。一番前は、甲斐佐渡市長。

真野新町を歩く一行。

山本邸には、午後3時前に到着。運んだ金の量を報告する。

運んだ金の量を報告する代官の一人。

山本邸の前で儀式を見学する「ふるさと再発見の旅」の一行。

代官姿のまま山本邸で説明に聞き入る。

午後3時30分ごろ、すべての儀式は終了。商工会に戻り、着替えてお茶会に参加する。

真野商工会主催の秋の祭りお茶会は、今年で11回目とか。4日~5日の両日旧家と言われる家を借りて、お茶の先生がお弟子さんを使って来客にお茶をたてる。使われる茶碗は、人間国宝作の茶碗であったり、床の間や入口の上り間には、人間国宝の壺や掛け軸がずらりと並んでいる。素晴らしいことが行われていることに感銘を受けた。

 お座敷でお茶をいただくグループの一団。

 この後、一行は、両津原黒諏訪神社で行う夜神楽能舞「薪能」を観るためバスに乗り込んで真野新町を後にしたが、小生は、しばらく滞在するため一行と別れて実家に向かった。

 今回の旅行は、観た箇所は数少ないが、内容密度の濃いものであったように思う。以前のようにバスでクルクルと回るのでなく、現代は一か所に十分時間をとり、見学するものと変わっている。それを実践したとても良い旅であったと思う。

企画された首都圏佐渡連合会観光部会の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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