“しなやかに、清々しく”

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金沢、能登半島一周旅行に その3

2015-09-09 14:34:46 | Weblog

 3日目は、午前8時30分、羽咋郡の能登ロイヤルホテルから出発。海岸線の国道36号線を北上する。

 最初に訪れた場所は、巌門。

洞窟がよく見える。遊覧船には時間がなく乗らなかった。

 しばらくすると国道249号に交わる。

 この辺りから約30㎞にわたって、奇岩、断崖が続く名所である。

機具岩。機具岩は16mと12mの高さの二つの岩が寄り添い、太い注連縄で結ばれている夫婦岩。伊勢の二見岩によく似ている事から"能登二見"とも呼ばれている とのこと。

 国道249号をさらに北上。横道に入り、ヤセの断崖に立ち寄る。義経の船隠しまで歩く。

義経の船隠し。兄 頼朝の厳しい追っ手から逃れる義経と弁慶が、奥州へ下る途中に折からの海難を避けるため、入り江に48隻の船を隠したと伝えられる岩場 と説明書きがあった。 小さな手漕ぎ船ならば入るかなぁ~ と想いながら眺める。

 さらに北上して、曹洞宗大本山 総持寺祖院に立ち寄る。

 総持寺祖院の入口。

 総持寺山門。

 仏殿。たいへん広い。

 総持寺を見学のあと、輪島市に向かう。

輪島会館に立ち寄る。輪島塗は大変きらびやか。ひとつ一輪差しの花瓶を と思ったが、高くて手が出ず、あきらめる。

 輪島の市街を過ぎてしばらくすると、「白米の千枚田」。

小さな区画で良く耕作しているもんだ と感心する。白米の千枚田は世界農業遺産「能登の里山里海」の代表的な棚田 と言われている。

  

 金剛崎 空中展望台スカイバードに立ち寄る。予定時間をオーバーしていたので先を急ぐ。

国道249号線から分かれて28号線へ。いよいよ能登半島の先っぽに。しかし、観るところがほとんどなく、がっかり。先を急ぐ。

珠洲市の市街で再び国道249号に出る。海岸に時々奇岩が見られるが通り過ぎた。計画予定時間をとっくに過ぎていたので、先を急いだ。

そして穴水町から「野越自動車道」に入り、能登島に向かう。先に記したように「野越自動車道」は、無料だった。

 そして、七尾湾にある能登島にわたる。

 手前の展望台から眺める。

 

 能登島には、石川県能登島ガラス美術館やのとじま水族館がある。

まず、ガラス美術館に入った。撮影禁止のため、作品を写すことができない。

 ガラスのコップや器だろうと想像していたが、とんでもない。厚いガラスを利用してその中にいろんな作品を創るという外国の作品が多い。

 のとじま水族館は、ちょうどイルカショーが始まるところであった。

イルカショー。

 休憩のためにしばらく楽しむ。館内は、いろんな珍しい魚を沢山展示している。

ジンベエザメ。 

大橋を渡っていよいよ和倉温泉に入る。

能登島と七尾市和倉温泉とを結ぶ大橋。

 和倉温泉と言えば皆さん「加賀屋」と申すが、加賀屋は、部屋代がとんでもなく高い。新幹線の開通で客をさばききれないとか?

私どもは、2軒となりの「金葉荘」を予約していた。しかし、午後5時30分ごろの到着だったが、すでに駐車場は満杯。数十メートル離れた第二駐車場も一台しか空いてなかった。

 金葉荘も海に直接面しており、私どもが通された5階の和室は、それなりの部屋だった。 欲を言えば、設備が古い。従業員数をセーブして宿泊費の高騰を抑えているようだった。食事もまあまあだった。

  翌日朝、見学のため加賀屋に入らせてもらったが、加賀屋は、見送りの従業員だけでも十数名玄関に並んでいた。

 佐渡がこんなに賑やかになる日は来るのだろうか と頭の中をよぎった。

 能登半島を一周して感じたことは、地形が佐渡島ととても似ていること。感動するものがあまりなかったこと。特に、突端の方には、何もなく無駄だったこと などだった。計画をよく吟味して行動しないと、ただ走るだけとなる恐れがある。

 佐渡島も良く計画を立てて行動するよう、ただ、一周を走っただけとならないようお願いする次第です。

 明日は、東京まで一気に突っ走る予定。ゆっくり温泉につかろう。

 

コメント
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