11月8日(日曜日)、首都圏真野人会真野ハイキング会主催 岩殿山~猿橋方面ハイキングに参加しました。今回は、急な登りと下りがあるとの事前通告があった計画であった。
集合場所・時間は、JR中央線大月駅(標高358m)、午前10時00分。天気予報は、曇りから弱い雨。
前日に、ハイキング会世話人から決行との連絡が入る。
朝、6時に目を覚ますと、霧雨が降っていた。
JR新宿駅8時14分発のホリデー快速「河口湖行き」に乗る。
JR新宿駅発のホリデー快速「河口湖行き」。
9時34分大月駅着。大月駅で下車したら、ハイキング会役員が小旗を振って出迎えた。
集合時刻には、申込予定者全員(28名)が待合室に集合。幹事が今日の行程を説明。
霧雨が続いている。
集合・参加した人は、70代後半の2人の他は、すべて私より若い参加者だった。
駅待合室で、今日の行程を説明。
大月駅前で出席者全員で集合写真を撮る。
出席者全員による記念写真。(私はシャッターを切るため入っていません)
記念写真のあと、世話人を先頭に岩殿山に向かって霧雨の中を歩きだす。
岩殿山は、戦国の武将の居城があったところで、甲斐と相模を結ぶ交通の要衝であったといわれている。
駅からしばらく歩いたところから、岩殿山を望む。見える頂上は、途中にある岩殿山最大の広場のある場所。岩殿山は標高634m。頂上は、この先。
約20分ほどで山の入り口に着く。ここから標高差270m余りを一気に登ることとなる。
皆元気よく登りだす。
道路は、整備されてきれいだが、急のため徐々に遅れが出る者あり。
最初の休憩場所。岩殿山ふれあい館には、地元の写真家が岩殿山から観る富士山等山々を撮った写真を展示してあるそうだが、立ち寄らなかった。
これから遠方の岩場の頂上まで登ると思うと、気が引き締まる。
10分ほどで歩き出す。途中の木々の紅葉が素晴らしい。
モミジの紅葉。
ウルシの紅葉。
登りの途中にある標識。
数回の休憩を取りながら山頂に向かう。皆、何とか続いている。
山頂に着く。
岩殿山頂上の城跡は、休憩のベンチ一つなく、テレビ中継アンテナや通信網アンテナ設備が占めていた。雨雲が垂れこめているため付近の山々を眺めることができず、残念。
ここで、幹事の方から、下りをどうするか皆に聞く。今来た道を戻るか猿橋まで歩くか。わずかな霧雨なので、一行は、猿橋まで歩くことになる。
下りの細い坂道をしばらく歩きだすと、グループの一人の足取りが通常でなくなり、ふらついている。幹事の方たちが、腕を支えたりの助けが始まる。上部はしっかりしているが下半身がふらつくとのこと。私がアリナミンA50を持っていたので、飲ませる。
しばらくゆっくりと下りだすが、とても遅いので、幹事は、注文している食事(名物のそばを注文しているとのこと)時間を気にしだす。平地までもうわずかなので、幹事2~3人他数名が手助けすることで残り、20名余りは、先に下りることとなる。
先に、その後の彼のことを述べますと、無事平地まで下り、猿橋の食事処「大黒屋」までタクシー。元気でしたので、食事は皆さんと一緒にとる。食後、大月市郷土資料館に立ち寄らず、2~3人で、バスに乗って大月駅まで行き、特急に乗って帰宅しました。ご安心ください。
私は、山道を皆さんと一緒に下り、猿橋の「大黒屋」まで歩く。足どりも思ったよりしっかり、元気。天候は、朝と同じく、霧雨模様。
途中、庭先にあるつつじや柿に気を取られてカメラを向けた。
真っ赤なドウダンツツジ。
庭先の柿。
30分ほどで猿橋に到着。手前の橋からみる「猿橋」と周りの紅葉がとてもきれい。
桂川渓谷と猿橋。
猿橋の上部。
猿橋から観る桂川渓谷。渓谷の透明な水と赤、黄色に染まった紅葉がとてもきれい。
みんなで食事処「大黒屋」に入り、遅い昼食、名物の「そば」と天ぷらの付いたお膳。揚げてからやや時間が立ったのか、やや柔らかい。が、とてもおいしい。
みんなで食事。
約50分後、席を立ち、大月市郷土資料館に向かう。
資料館に向かう途中で、先ほど登ってきた岩殿山をはるか遠くに望む。
岩殿山を遠くに望む桂川のほとり。
大月市郷土資料館。
2階の展示室。
資料室は、1階、2階となっており、遺跡から出土した矢じりや刀が並らぶ。また、大正、昭和の初めに使われた生活品も並んでおり、「これはあった、あった」との声が飛んでいた。
約30分ほど見学したのち、JR猿橋駅まで歩く。
JR猿橋駅。
改札を入ったら、すぐに快速東京行きが入ってきたので、皆これに乗り自宅に向かった。
今日の天候は、東京と同じく、弱い雨と言うか霧雨模様であった。
一人が山の下りの道で足が前に進まず、おぼつかなくなったが、何とか家路についたことから、まず成功と申し上げたい。
そして、赤、黄色と色づいた風景は、秋の真っ最中を表しており、とても素晴らしかった。
ただ、今回の岩殿山は、標高が634mと高く、11回目のハイキング会の中で最もきつい行程だったかと思う。
急な坂道であったことが、いつも参加する真野人会の連中にすると参加しづらかったように感ずるのは私だけかしら。
<追記>
JR猿橋駅に向かう途中で、庭先に咲いていた小さな花です。
ランの花の一種でしょうか。スカートをはいた人形のように。素敵な花でした。名前を知っている方は、教えていただけないでしょうか。
検索しましたら、同じ花が見つかりました。シソ科に属するものだそうです。ご迷惑をおかけしました。
Yさん、見つかりました。ありがとう。ハーブの一種だそうです。
チェリーセージ・ホットリップス とも書いてあります。
チェリーセージ(サルビアグレッギー・サルビアミクロフィラ・オータムセージ)
属名:アキギリ属
学名:Salvia microphylla
別名:サルビアグレッギー・サルビアミクロフィラ・オータムセージ