17日(水曜日)~19日(金曜日)の3日間、青森へドライブ旅行に出かけた。
以前から天気男と言われているように、今回も3日間すべて快晴。
今回の旅行は、私どもこの5月末で金婚。その祝として計画したもの。
通常、昼間は見学しようとして、朝早くか、夜遅くまで走るのだが、今回は、体力を考え、昼間に車を走らせることとした。
首都高、東北高速自動車道すべて含め、片道約730㎞、8時間30分という長い道のりであったが、ドライブインで休み休みでしたので、疲れはそれほどでありません。(出発時距離メーターを0にし、帰宅までの総距離1543㎞、ガソリンは出発前日に満タンにしたので、青森中央ICを下りるまで補充なし)
但し、大変な失敗をしてしまった。
自動車道仙台市泉PA手前の下り坂で、80キロ規制のところをついスピードが出て覆面パトカーを追い越してしまった。
スピード違反。罰金切符を切られる。
人生で初めてのスピード違反でした。
思い出しても、2拾数年前に亡父を乗せて上野美術館に行き、父が歩くのがままならなかったので道路に留めての駐車違反。それ以降ゴールド免許でしたが、5~6年前佐渡からの帰り道、後席に乗せた友人が安全ベルトをしていなく、高速道路新潟西IC入口で見つかって、運転していた自分が責任ありとのことで切符を切られた ことぐらい。安全運転を心がけて来たのだが・・・。
この件を旅行中、心の中にいつまでも残したくなかったので、翌朝青森市内の銀行から罰金を振り込んでしまった。
「これからの運転を注意せよ」と予告されたようで、以後、規制速度を若干上回る安全スピード(車のスピードメーターによる)ですべて走り続けた。
以下、3日間の状況を写真中心に紹介します。
17日、自宅を朝8時前に出発、池袋西から首都高に上がり、川口ジャンクションで東北高速自動車道に入る。
以降、2時間おきぐらいにSAに入り、休憩。 午後4時過ぎに青森中央ICを下りる。
まず、市内を見下ろせる「青森観光物産館アスパム」に向かい、13階の展望台に上がる。
青森観光物産館アスパム」の全景。
展望室から望む青森港方面。手前の汽船は、青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」。
午後5時過ぎに今日の宿泊ホテル「ホテル青森」に入る。
7階の部屋から望む八甲田山。快晴のため、とてもきれい。
夕食は、時間に間に合わないといけないということで、ホテルには朝食のみとする。ホテルベットでしばらく休んだのち、ホテルから青森駅方面に向かって、歩き出す。
新町通りのアーケード街は、もう、閉まっているところが多い。
新町通りから見えた青森観光物産館アスパム。
中華専門店に入り、夕食を取る。
18日朝、佐渡と競合している世界遺産登録推薦候補の特別遺跡「三内丸山遺跡」に向かう。
遺跡の入口となっている「縄文時遊館」。
入口には、「三内丸山遺跡を世界遺産へ」の看板も見える。
建物の中は、展示物の展示、縄文シアター、三内ミュージアム、体験工房等々素晴らしい建物。
正面受付からすぐに女性が飛んできて、笑顔でパンフレットを手渡し、館内の説明をする。
落ち着いた管内。
館内の中ほどから時遊トンネルを通って遺跡園に出る。
園内は広く、大変整備されている。
しばらく歩くと、復元の大型竪穴建物その他復元された竪穴建物が目に飛び込んできた。
三内丸山遺跡は、平成4年から発掘調査が始まったもので、縄文時代前期~中期(約5500年前~4000年前)の大規模な集落跡が見つかった ものとのこと。
復元された大型竪穴建物。長さ32メートル。
大型竪穴建物の内部。 集会所や共同作業所に使われたものとのこと。
堀立柱建物。
竪穴建物。
竪穴建物の内部。 当時の生活の状況が頭をよぎる。
これほどの設備と園内の管理に対する費用は大変なものと思うが、何と入場は無料。青森県並びに市の力の入れようが他と違うように思われた。
ドライブインで昼食後、浅虫温泉にある青森県営の「浅虫水族館」に向かう。
東北一の水族館と言われ、イルカパフォーマンス、怪獣館の食事タイムなどを見る。
浅虫水族館。
「むつ湾の海」と称しているトンネル水槽。
4頭によるイルカパフォーマンス。
クラゲの一種。きれいに泳いでいる。
ゆっくりと見学した後、早めに浅虫温泉で予約してある「南部屋(ナンブヤ)海扇閣ホテル」に入る。
海扇閣の入口。5階の部屋に通される。
部屋からは、浅虫温泉海岸が一望できる。
陸奥湾の向こうに沈む太陽。
大浴場は、最上階9階で浅虫海岸が一望できる。お風呂から撮影できないので5階の部屋から朝の展望ですが・・・。
青森市市街と遠くに青森県の最高峰岩木山が見えた。
右側の海岸。格好の良い立岩が見えるので、夕食前に海岸を散歩したが近くに行けなかった。
夕食は、左手の刺身、長皿の盛り付け、どびん蒸し だけが備え付けで、後は自分で選べるバイキング。
青森特産のホタテ貝のオンパレードとなった。まず刺身、長皿に盛り付けしてある湯に通したホタテ、貝付きのホタテ貝焼き、ホタテ天ぷら。
大好きなホタテ貝をこんなに多く食べたのは初めて。
その他バイキングにあった「つるつる昆布」がとてもおいしかった。コックに「東京で食べる“モズル”と同じものか」と聞いたら、「モズルとは違い、昆布を加工したもの」だそう。売店には販売していない とのことで、お土産に! と思ったがあきらめた。
明日はまた早めに出発なので、家内は、売店でお土産品を仕入れる。
午後8時30分から、1階ロビーで津軽三味線が始まった。
本場の津軽三味線を聞くのは初めて。
哀愁帯びた音色や激しい音がマイクからきれいに入る。解説しながらの独り舞台で、観衆とのやり取りもユーモラスで笑いを誘う。
津軽三味線は、佐渡おけさと同じく九州のハイヤ節から北前船に乗って伝わってきたとの解説、年の半分は、雪にうずもれた暗い風土であること“悲しい弥三郎節”の話も解説する。
三味線の音色に皆さん聞き入っている。
今日出演した方は、三味線といい話しぶりといい大変うまかった。
19日は、東京に帰る日。
8時にホテルを出発して、まず、ガソリンスタンドを探し、ガソリンを満杯に入れた。
高速道路入口近くにある東北三十六不動尊霊場第十八番札所「青龍寺」に立ち寄る。
青龍寺入口。
金堂。
五重塔。平成8年秋に完成したもので輝いていた。
五重塔前の庭。
日本一の青銅座像と言われる「昭和大仏・大日如来」。昭和59年に造立されたもので日本一大きいといわれる。
胎内に入ってみる。千日観音ほかいろんな仏像が展示されている。
境内は、広くきれいに整備されていた。金堂はじめすべての建物がまだ新しい。
入寺料が必要だったが、これだけの造作物の維持管理には莫大な費用がかかると思う。信者だけでは大変だろうな と一人で勝手に考えながら山を下りた。
すべての見学予定は、これで終了。
若干来た道を戻り、青森東ICから午前9時10分高速に上がり東京に向かう。
高速途中のSAから望む岩手山。
3日間すべてが雲一つない快晴。 今度は、スピード違反しないように家内は、規制を見落とさないよう私に教えてくれる。私も「走っておれば東京につく」の気持ちで、スピードを上げず、自動アクセルに設定して気持ちよく会話しながら走る。
川口ジャンクションから首都高に入り、池袋西出口まで。午後6時前には、自宅近くの会社に到着。
家内は、社員にお土産を渡して自宅に。
今回は、時間に余裕を! を心がけて計画したので、ゆったりした旅となった。
金婚の記念になったと思う。
これからも元気で、機会があれば旅をしようと思っている。
以前から天気男と言われているように、今回も3日間すべて快晴。
今回の旅行は、私どもこの5月末で金婚。その祝として計画したもの。
通常、昼間は見学しようとして、朝早くか、夜遅くまで走るのだが、今回は、体力を考え、昼間に車を走らせることとした。
首都高、東北高速自動車道すべて含め、片道約730㎞、8時間30分という長い道のりであったが、ドライブインで休み休みでしたので、疲れはそれほどでありません。(出発時距離メーターを0にし、帰宅までの総距離1543㎞、ガソリンは出発前日に満タンにしたので、青森中央ICを下りるまで補充なし)
但し、大変な失敗をしてしまった。
自動車道仙台市泉PA手前の下り坂で、80キロ規制のところをついスピードが出て覆面パトカーを追い越してしまった。
スピード違反。罰金切符を切られる。
人生で初めてのスピード違反でした。
思い出しても、2拾数年前に亡父を乗せて上野美術館に行き、父が歩くのがままならなかったので道路に留めての駐車違反。それ以降ゴールド免許でしたが、5~6年前佐渡からの帰り道、後席に乗せた友人が安全ベルトをしていなく、高速道路新潟西IC入口で見つかって、運転していた自分が責任ありとのことで切符を切られた ことぐらい。安全運転を心がけて来たのだが・・・。
この件を旅行中、心の中にいつまでも残したくなかったので、翌朝青森市内の銀行から罰金を振り込んでしまった。
「これからの運転を注意せよ」と予告されたようで、以後、規制速度を若干上回る安全スピード(車のスピードメーターによる)ですべて走り続けた。
以下、3日間の状況を写真中心に紹介します。
17日、自宅を朝8時前に出発、池袋西から首都高に上がり、川口ジャンクションで東北高速自動車道に入る。
以降、2時間おきぐらいにSAに入り、休憩。 午後4時過ぎに青森中央ICを下りる。
まず、市内を見下ろせる「青森観光物産館アスパム」に向かい、13階の展望台に上がる。
青森観光物産館アスパム」の全景。
展望室から望む青森港方面。手前の汽船は、青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」。
午後5時過ぎに今日の宿泊ホテル「ホテル青森」に入る。
7階の部屋から望む八甲田山。快晴のため、とてもきれい。
夕食は、時間に間に合わないといけないということで、ホテルには朝食のみとする。ホテルベットでしばらく休んだのち、ホテルから青森駅方面に向かって、歩き出す。
新町通りのアーケード街は、もう、閉まっているところが多い。
新町通りから見えた青森観光物産館アスパム。
中華専門店に入り、夕食を取る。
18日朝、佐渡と競合している世界遺産登録推薦候補の特別遺跡「三内丸山遺跡」に向かう。
遺跡の入口となっている「縄文時遊館」。
入口には、「三内丸山遺跡を世界遺産へ」の看板も見える。
建物の中は、展示物の展示、縄文シアター、三内ミュージアム、体験工房等々素晴らしい建物。
正面受付からすぐに女性が飛んできて、笑顔でパンフレットを手渡し、館内の説明をする。
落ち着いた管内。
館内の中ほどから時遊トンネルを通って遺跡園に出る。
園内は広く、大変整備されている。
しばらく歩くと、復元の大型竪穴建物その他復元された竪穴建物が目に飛び込んできた。
三内丸山遺跡は、平成4年から発掘調査が始まったもので、縄文時代前期~中期(約5500年前~4000年前)の大規模な集落跡が見つかった ものとのこと。
復元された大型竪穴建物。長さ32メートル。
大型竪穴建物の内部。 集会所や共同作業所に使われたものとのこと。
堀立柱建物。
竪穴建物。
竪穴建物の内部。 当時の生活の状況が頭をよぎる。
これほどの設備と園内の管理に対する費用は大変なものと思うが、何と入場は無料。青森県並びに市の力の入れようが他と違うように思われた。
ドライブインで昼食後、浅虫温泉にある青森県営の「浅虫水族館」に向かう。
東北一の水族館と言われ、イルカパフォーマンス、怪獣館の食事タイムなどを見る。
浅虫水族館。
「むつ湾の海」と称しているトンネル水槽。
4頭によるイルカパフォーマンス。
クラゲの一種。きれいに泳いでいる。
ゆっくりと見学した後、早めに浅虫温泉で予約してある「南部屋(ナンブヤ)海扇閣ホテル」に入る。
海扇閣の入口。5階の部屋に通される。
部屋からは、浅虫温泉海岸が一望できる。
陸奥湾の向こうに沈む太陽。
大浴場は、最上階9階で浅虫海岸が一望できる。お風呂から撮影できないので5階の部屋から朝の展望ですが・・・。
青森市市街と遠くに青森県の最高峰岩木山が見えた。
右側の海岸。格好の良い立岩が見えるので、夕食前に海岸を散歩したが近くに行けなかった。
夕食は、左手の刺身、長皿の盛り付け、どびん蒸し だけが備え付けで、後は自分で選べるバイキング。
青森特産のホタテ貝のオンパレードとなった。まず刺身、長皿に盛り付けしてある湯に通したホタテ、貝付きのホタテ貝焼き、ホタテ天ぷら。
大好きなホタテ貝をこんなに多く食べたのは初めて。
その他バイキングにあった「つるつる昆布」がとてもおいしかった。コックに「東京で食べる“モズル”と同じものか」と聞いたら、「モズルとは違い、昆布を加工したもの」だそう。売店には販売していない とのことで、お土産に! と思ったがあきらめた。
明日はまた早めに出発なので、家内は、売店でお土産品を仕入れる。
午後8時30分から、1階ロビーで津軽三味線が始まった。
本場の津軽三味線を聞くのは初めて。
哀愁帯びた音色や激しい音がマイクからきれいに入る。解説しながらの独り舞台で、観衆とのやり取りもユーモラスで笑いを誘う。
津軽三味線は、佐渡おけさと同じく九州のハイヤ節から北前船に乗って伝わってきたとの解説、年の半分は、雪にうずもれた暗い風土であること“悲しい弥三郎節”の話も解説する。
三味線の音色に皆さん聞き入っている。
今日出演した方は、三味線といい話しぶりといい大変うまかった。
19日は、東京に帰る日。
8時にホテルを出発して、まず、ガソリンスタンドを探し、ガソリンを満杯に入れた。
高速道路入口近くにある東北三十六不動尊霊場第十八番札所「青龍寺」に立ち寄る。
青龍寺入口。
金堂。
五重塔。平成8年秋に完成したもので輝いていた。
五重塔前の庭。
日本一の青銅座像と言われる「昭和大仏・大日如来」。昭和59年に造立されたもので日本一大きいといわれる。
胎内に入ってみる。千日観音ほかいろんな仏像が展示されている。
境内は、広くきれいに整備されていた。金堂はじめすべての建物がまだ新しい。
入寺料が必要だったが、これだけの造作物の維持管理には莫大な費用がかかると思う。信者だけでは大変だろうな と一人で勝手に考えながら山を下りた。
すべての見学予定は、これで終了。
若干来た道を戻り、青森東ICから午前9時10分高速に上がり東京に向かう。
高速途中のSAから望む岩手山。
3日間すべてが雲一つない快晴。 今度は、スピード違反しないように家内は、規制を見落とさないよう私に教えてくれる。私も「走っておれば東京につく」の気持ちで、スピードを上げず、自動アクセルに設定して気持ちよく会話しながら走る。
川口ジャンクションから首都高に入り、池袋西出口まで。午後6時前には、自宅近くの会社に到着。
家内は、社員にお土産を渡して自宅に。
今回は、時間に余裕を! を心がけて計画したので、ゆったりした旅となった。
金婚の記念になったと思う。
これからも元気で、機会があれば旅をしようと思っている。