5月27日11時30分から、JR御茶ノ水駅から徒歩約7分の“ホテル東京ガーデンパレス2階”に於いて首記交流イベントが開かれた。
佐渡市並びに民間の佐渡を世界遺産にする会、同新潟の会、同首都圏の会が共同で主催したもので、出席者は来賓を含め、満杯の450名。大変盛況な交流イベントであった。
その模様をお伝えします。
会場のホテル東京ガーデンパレスの全景。
玄関前には、大きな会場案内。
来賓席や金の道参加者等の席を除き、開催前にはほぼ満員の会場。
一方、金の道ウォークの一行は、朝10時半過ぎに都心を出発し、日本橋、神田須田町等を廻り、街行く人に佐渡金銀山チラシを手渡し広報、イベントに花を添えた。
会場にもどってきたウォークの一行。三浦佐渡市長らが玄関で一行を迎えた。
12時30分からオープニング。
全国高等学校総合文化祭郷土芸能部門において最優秀賞文部科学大臣賞を受賞した新潟県立羽茂高校郷土芸能部の皆さんが、佐渡の魅力である芸能を紹介した。
若さ溢れる歌い手たち。
選鉱場おけさを披露。
最後は、出演者全員が壇上に上がり、「佐渡金銀山を世界遺産に!」の横幕を広げ、喝さいを浴びた。
引き続き、交流イベントが始まった。
イベントは、第一部、第二部に分かれ、第一部は来賓の挨拶とメインイベントの講師デービット・アトキンソン先生による講演、テーマ「文化財を生かした地域の活性化」。第2部は、世界遺産登録の早期実現を目指す集い。
まず、開会にあたって、主催者を代表して三浦佐渡市長が、出席者に対して盛大に開催できたことに御礼を述べるとともに、3度目となる今年の登録国内推薦獲得への期待を述べた。
“今年こそ”と期待を述べる三浦市長。
米田新潟県知事に代わって出席した寺田副知事の挨拶。
寺田新潟県副知事は、“地元の盛り上がりはもちろんのこと首都圏の皆さんに佐渡金銀山の関心を持ってもらうため、みんなが協力して盛り上げ、7月の国内推薦をぜひとも勝ち取りたい”旨を述べた。
新潟県選出の衆参国会議員を代表して、衆議院議員、佐渡金銀山登録推進議員連盟会長の長島忠美先生の挨拶。
長島先生は、羽茂高校生による演舞を見て、これからも佐渡の素晴らしさを若い人たちに伝えて行けるよう努力しなければならないと痛切に感じた と述べられた。
続いて、平東京新潟県人会名誉会長が挨拶に立つ。
平名誉会長は、佐渡三遺産について紹介。佐渡活性のため金銀山の世界遺産登録推薦をぜひとも勝ち取ろうと述べられた。
司会者から今日出席されている来賓を一人ひとり呼び上げ紹介。
次いで、佐渡市産業観光部世界遺産推進課深野課長がこれまでの取り組み状況について詳細に報告された。
深野課長による世界遺産登録推進の取り組み状況を報告。
佐渡に存する3つの金銀山鉱山遺跡が登録推薦の構成になっていること、登録推薦にあたっての行政、民間3団体並びに学校における出前授業等の取り組み状況等、また保存整備状況、登録推薦書提出状況そして今後のスケジュールについて詳細に話された。
いよいよ本番の講演が始まる。
講師は、全国の遺産特に京都や栃木にある世界遺産文化財の修理等に協力している㈱小西美術工藝社代表取締役社長のデービット・アトキンソン先生。
司会者からアトキンソン先生のプロフィールを述べ紹介、登壇する。
アトキンソン先生の講演内容については、先に司会者から、指定された人以外のカメラ・ビデオ撮影を遠慮してもらいたい旨が述べられたので、遠慮します。
アトキンソン先生の今回の講演テーマは、“文化財を生かした地域の活性化”。
詳細については、略しますが、先生は、
① 観光産業を切り離して、文化財を論ずることはできない。
② 観光産業の基礎は、自然、気候、文化、食事の4点で、相乗効果が大事。
③ 文化財の歴史的背景を。見どころ、魂は何かを解説すること。
④ ②のそれぞれを体現してもらうこと。
等を例を挙げて論述した。
先生の話は、実際に経験したことを例に挙げ、わかりやすく述べたので説得力のあるものだった。
先生の教示は、自然を含めた佐渡の遺産についてもう一度振り返り、“ひま”を持っている観光客の満足度を増す努力をなし、地域の活性化を考えてもらいたいと。
質疑応答に入り、平東京新潟県人会名誉会長から質問。
自分のホテルを例に、外国人は、ホテルに長く滞在している、日本人とは違う、どうして?
先生は、個々人の趣味を例にあげ、日本に来るための時間と出費により、近隣に行くときと遠くに行くときにはおのずから考えが変わる。いろんな人がいるので日本人の概念で迎えることは必ずしも必要ないのではないか。
しばらく休憩ののち、第2部に入った。
まず、はじめに、主催者側を代表して坂田佐渡を世界遺産にする首都圏の会会長が挨拶を述べた。
坂田会長の挨拶。
会長は、3民間団体が一緒になって、大宮から日本橋までの金の道ウォーク、エコーはがきの発行等を行っている旨を述べ、協力を呼び掛けた。
今日、都心から日本橋方面、神田明神等をウォークした約30名の一部が、当時の衣装をまとい、壇上に上がった。
佐渡を世界遺産にする新潟の池田会長が東京アピールを読み上げた。
東京宣言を読み上げる池田新潟の会会長。
盛大な拍手で東京宣言を承認。この宣言は、これから政府等に提出したいと述べられた。
人夫衣装をまとった和泉首都圏の会理事から、出席者の起立を求め、全員で「頑張るぞ」のコール。
終りにあたって、近藤佐渡の会会長が閉会の挨拶。
近藤会長の閉会の辞。
今後登録推薦が得られるまで、佐渡市はじめ3団体に一層の協力を呼び掛け閉めた。
今日の講演並びに集いは、とても盛大だった。何とか登録推薦を得るよう頑張りたいと思う。
この交流イベントについての新聞記事がいくつか見られますのでご覧になってください。
● 新潟日報 ● 朝日新聞新潟版 ● サンスポ ● 日刊スポーツ ● 産経ニュース
●スポニチ
佐渡市並びに民間の佐渡を世界遺産にする会、同新潟の会、同首都圏の会が共同で主催したもので、出席者は来賓を含め、満杯の450名。大変盛況な交流イベントであった。
その模様をお伝えします。
会場のホテル東京ガーデンパレスの全景。
玄関前には、大きな会場案内。
来賓席や金の道参加者等の席を除き、開催前にはほぼ満員の会場。
一方、金の道ウォークの一行は、朝10時半過ぎに都心を出発し、日本橋、神田須田町等を廻り、街行く人に佐渡金銀山チラシを手渡し広報、イベントに花を添えた。
会場にもどってきたウォークの一行。三浦佐渡市長らが玄関で一行を迎えた。
12時30分からオープニング。
全国高等学校総合文化祭郷土芸能部門において最優秀賞文部科学大臣賞を受賞した新潟県立羽茂高校郷土芸能部の皆さんが、佐渡の魅力である芸能を紹介した。
若さ溢れる歌い手たち。
選鉱場おけさを披露。
最後は、出演者全員が壇上に上がり、「佐渡金銀山を世界遺産に!」の横幕を広げ、喝さいを浴びた。
引き続き、交流イベントが始まった。
イベントは、第一部、第二部に分かれ、第一部は来賓の挨拶とメインイベントの講師デービット・アトキンソン先生による講演、テーマ「文化財を生かした地域の活性化」。第2部は、世界遺産登録の早期実現を目指す集い。
まず、開会にあたって、主催者を代表して三浦佐渡市長が、出席者に対して盛大に開催できたことに御礼を述べるとともに、3度目となる今年の登録国内推薦獲得への期待を述べた。
“今年こそ”と期待を述べる三浦市長。
米田新潟県知事に代わって出席した寺田副知事の挨拶。
寺田新潟県副知事は、“地元の盛り上がりはもちろんのこと首都圏の皆さんに佐渡金銀山の関心を持ってもらうため、みんなが協力して盛り上げ、7月の国内推薦をぜひとも勝ち取りたい”旨を述べた。
新潟県選出の衆参国会議員を代表して、衆議院議員、佐渡金銀山登録推進議員連盟会長の長島忠美先生の挨拶。
長島先生は、羽茂高校生による演舞を見て、これからも佐渡の素晴らしさを若い人たちに伝えて行けるよう努力しなければならないと痛切に感じた と述べられた。
続いて、平東京新潟県人会名誉会長が挨拶に立つ。
平名誉会長は、佐渡三遺産について紹介。佐渡活性のため金銀山の世界遺産登録推薦をぜひとも勝ち取ろうと述べられた。
司会者から今日出席されている来賓を一人ひとり呼び上げ紹介。
次いで、佐渡市産業観光部世界遺産推進課深野課長がこれまでの取り組み状況について詳細に報告された。
深野課長による世界遺産登録推進の取り組み状況を報告。
佐渡に存する3つの金銀山鉱山遺跡が登録推薦の構成になっていること、登録推薦にあたっての行政、民間3団体並びに学校における出前授業等の取り組み状況等、また保存整備状況、登録推薦書提出状況そして今後のスケジュールについて詳細に話された。
いよいよ本番の講演が始まる。
講師は、全国の遺産特に京都や栃木にある世界遺産文化財の修理等に協力している㈱小西美術工藝社代表取締役社長のデービット・アトキンソン先生。
司会者からアトキンソン先生のプロフィールを述べ紹介、登壇する。
アトキンソン先生の講演内容については、先に司会者から、指定された人以外のカメラ・ビデオ撮影を遠慮してもらいたい旨が述べられたので、遠慮します。
アトキンソン先生の今回の講演テーマは、“文化財を生かした地域の活性化”。
詳細については、略しますが、先生は、
① 観光産業を切り離して、文化財を論ずることはできない。
② 観光産業の基礎は、自然、気候、文化、食事の4点で、相乗効果が大事。
③ 文化財の歴史的背景を。見どころ、魂は何かを解説すること。
④ ②のそれぞれを体現してもらうこと。
等を例を挙げて論述した。
先生の話は、実際に経験したことを例に挙げ、わかりやすく述べたので説得力のあるものだった。
先生の教示は、自然を含めた佐渡の遺産についてもう一度振り返り、“ひま”を持っている観光客の満足度を増す努力をなし、地域の活性化を考えてもらいたいと。
質疑応答に入り、平東京新潟県人会名誉会長から質問。
自分のホテルを例に、外国人は、ホテルに長く滞在している、日本人とは違う、どうして?
先生は、個々人の趣味を例にあげ、日本に来るための時間と出費により、近隣に行くときと遠くに行くときにはおのずから考えが変わる。いろんな人がいるので日本人の概念で迎えることは必ずしも必要ないのではないか。
しばらく休憩ののち、第2部に入った。
まず、はじめに、主催者側を代表して坂田佐渡を世界遺産にする首都圏の会会長が挨拶を述べた。
坂田会長の挨拶。
会長は、3民間団体が一緒になって、大宮から日本橋までの金の道ウォーク、エコーはがきの発行等を行っている旨を述べ、協力を呼び掛けた。
今日、都心から日本橋方面、神田明神等をウォークした約30名の一部が、当時の衣装をまとい、壇上に上がった。
佐渡を世界遺産にする新潟の池田会長が東京アピールを読み上げた。
東京宣言を読み上げる池田新潟の会会長。
盛大な拍手で東京宣言を承認。この宣言は、これから政府等に提出したいと述べられた。
人夫衣装をまとった和泉首都圏の会理事から、出席者の起立を求め、全員で「頑張るぞ」のコール。
終りにあたって、近藤佐渡の会会長が閉会の挨拶。
近藤会長の閉会の辞。
今後登録推薦が得られるまで、佐渡市はじめ3団体に一層の協力を呼び掛け閉めた。
今日の講演並びに集いは、とても盛大だった。何とか登録推薦を得るよう頑張りたいと思う。
この交流イベントについての新聞記事がいくつか見られますのでご覧になってください。
● 新潟日報 ● 朝日新聞新潟版 ● サンスポ ● 日刊スポーツ ● 産経ニュース
●スポニチ