今日は、富士フォトギャラリー銀座に於いて開催されている三川秋一さんの佐渡写真展に出かけた。
先日、三川さんから送られてきた案内状です。
三川さんは、佐渡金井泉地区出身で、昭和33年佐渡高校を卒業した同級生。
三川さんは、佐渡高校、横浜国大卒そして富士フイルムに入社して研究職勤務、高感度ASA800フイルムを開発し専務取締役まで駆け上がった富士フイルム一筋の人。
富士フイルムを退任すると、写真撮影手法について勉強を重ね、毎年佐渡に帰省して、佐渡の自然風景、古寺、街並み等を撮りまくった。
今回は、その一部を皆さんに紹介し、佐渡の良さ、奥深さを知ってもらいたいとの想いで、一生をささげた富士フイルムのフォトギャラリーで写真展を開催されたものです。
その一部を紹介します。会場内撮影は、三川さんに確認の上撮らせていただきました。
会場のサクセス銀座ファーストビル4F、クリエイト銀座本店に上がりましたら、まずスペースの紹介がありました。
フォトギャラリー銀座のスペース案内。
佐渡写真展のスペース入口。
同級生Hさんが同期の皆さんに写真展を案内。定刻に集合して写真観賞、その後久しぶりの懇親会をと計画されていましたが、私は、都合で懇親会を欠席としていましたので、時間をづらして(同期が多いと一般の皆さんに迷惑をかけるのではと・・・)約40分遅れで会場に。
ビルの出入り口で会場を退場する同期の皆さんとばったり。これから東京駅地下の懇親会会場に向かうとのこと。簡単な挨拶をして別れ、4階の会場に上がった。
右側の受付に三川さん本人がいました。「同期の皆さんで会場はいっぱいだった。本当にありがたいこと」と申していた。
同期の有志一同として、同期のHさんが苦労して昨日お祝いの花かごを会場に届けるよう業者に委託。
その花かごも会場の角に飾られていた。
「お祝 佐渡高校33会 有志一同」 が送った花かご。
入口でのサイン後、三川さんが直接それぞれの写真について案内してくださった。
地域ごとに区分されている。相川鉱山、小木宿根木、そしてお寺、自然、・・・等々。
三川さんに「自分が一番良いと思う写真の前にどうぞ」と申したら、「すべて良いものなんで・・・」とニコニコしているので、私から「じゃ~真野妙宣寺の五重塔の横へ」とすすめ、収めたのが次の写真です。
三川さん本人と真野妙宣寺の五重塔。 新潟県内唯一の五重塔です。
その写真を見てお気づきでしょうか。5階の軒下まではっきりと輝いている。「軒下の彫刻がこれほどはっきりと見えるのに会ったのは初めて。照明では五階までこんなに光が届かない。どうしたのかしら?」 と。三川さんが「空の状態、太陽の位置、時間によって、地面に光があたり、反射し明るくしていた」と説明。 私から「妙宣寺住職にこのようになる時期、時刻を知らせてあげれば、観光の一助になるのでは・・・」。 本当に素晴らしい一枚でした。
皆さん、お時間があればぜひこの佐渡写真展に足を運んでいただければ。今まで観なかったものに出会えます。
<追記>
昨夕、三川さんにブログ記事の訂正をお願いしたところ、以下のようなメールが届きましたので紹介します。
Hさん、今日は小生の写真展においでいただき有難う御座いました。ブログについて、特に修正願いたいことはありません。
ついでにですが、①とあるグループに説明をしていると、そこに入り込んでくる女性がいました。最後まで熱心に質問して来ました。私なりに答えたんですが、あとでギャラリーの人にきいたら、プロの写真家だと言う。冷や汗でした。②夕方、若い女性がある写真の前で、涙を流していました。同じ写真2年前、ある中年の男性に泣かれました。[・・・]の写真でした。私にとって思い入れの大きい写真なのですが、わかってもらえる人がいると思い、神妙な気持ちになりました。いやはや、驚いた1日でした。
注[・・・]の部分には、写真のタイトル名が入っているのですが、削除させていただきました。お許しください。