逗子マリーナ地区は、マンション群と(株)リビエラグループが経営している突端のリゾート地区に区分されるようだ。
(株)リビエラグループが運営するものとしては、ホテル、結婚式場、レストラン、マリーナ、プール、イベント会場がある。
いつも車で来ているので、地区の半分ぐらいしか見ていない。今回は歩きだから突端までぐるっと歩こうとなった。
公園の左わきの道路で左側がリビエラグループのエリア、右側がマンション群に分かれている。
リビエラ地区においては、車の進行は駐車場までとなっているので、今回はいつも入れない地区を突端まで右回りでぐるっと回った。
しかし、海側は背の高い防波堤で何も見えず、背の低い家内は「海が見えない」とブツブツ。建物側も高く仕切られていて見るところない。道路の反対側からのぞくと、真っ白い平屋の素敵な建物や芝生が若干見える程度。
西側に来るとマリーナが。
立派なボートが停泊している。
そして先ほど横を通った建物の玄関側からはレストランの入り口となっていた。結婚式を終えた正装したご婦人たちが入っていく。
家を出発するときは、「このレストランで食事しよう」と考えていたのだが、お値段を見てびっくり。ワンコース7~8千円で単品ものがない。
お隣のレストランは一般の人が並んでいるので食事できそう。
入場するのに若い人たちが列をなしている。しばらく外の椅子に座り眺めていたが、しかし「・・・」となり、二人はパスすることに同意。
歩き出すと、隣の建物が昨日PCで確認した「リビエラSDGs作品・マンガ大賞展覧会」の会場となっているのを見つけた。
二人は早速入ることとした。
入場料として正式にいくらという掲示はないようだが、女性が近づいてきて
「協力金一口500円以上をお願いします」とのこと。気持ちよく二人分を箱に入れ、入場した。
男性の事務員が近づいてきて、首にかけている大きなカメラを見つけて、「会場の様子や作品群はシャッター可能ですが、個人の名前が見える形は避けてもらいたい。父兄がうるさいので」とのこと。了解して資料をもらって中に入った。
四コママンガ作品がいっぱい。テーマごとに分かれていて優秀な作品には「ノルウェー賞」、「神奈川県知事賞」、「逗子市長賞」、「葉山町長賞」、「〇〇賞」などと赤いリボンを付け、表彰している。「豊島区長賞」もあった。「えぇ~東京の人も・・・」と確認するともちろん東京文京区の人でした。
四コマ漫画の出来栄えはいくつか読んでみてどれも素晴らしかった。特に興味のあるテーマ「海の豊かさを守ろう」には、小、中学生の作品が圧倒的に多く、マイクロプラスチックごみを魚が食べてしまうことに対するマンガ作品が断然多かった。 ごみは出さないように注意すべきと改めて思った次第です。
家内は椅子で休んでいたが、私は四コマ漫画の作品にひかれてしばらく読みふけった。作品は小さくて読みづらく、メガネを忘れたので苦労したがどれも素晴らしかった。
会場を後にして、江の島や鎌倉の材木座海岸が見える西側の公園に足を運んだ。
そよ風は冷たく空はどんよりとしてきたが、歩いているとちょうどよい。
材木座海岸の旧防波堤「和賀江島」がかすかに頭を出している。この和賀江島は日本最古の築港遺跡となっている。
いろいろと見歩いてきたので、バス停かタクシーを拾って逗子のレストラン「ステーキ宮」に行こうとなって歩き出した。
家内は「タクシなんか拾らえないよ」と最初からあきらめムード。
マンガ大賞展を見て元気が出たのか足はスイスイと前に出る。
小坪地区を通り、来た道を歩くが、バスもタクシーも一台も来ない。
とうとう先ほどの自動車道路のところまできた。さあどうしよう。上に上がってしまうともうタクシーは来ないし、もちろんバス道ではない。家内と話をするが、「もうレストランまで歩いたほうが良いのでは?時間的にもゆっくりしないと。レストランは休憩中かも?」と。
距離としては2㌔程度。「よし歩こう」となって二人でゆっくりした足取りで進んだ。トンネルは来た時よりも短く感じた。
午後4時前に「ステーキ宮」に到着。
ここでは、いくら豪華なものをとっても一人3~4千円。しかも〇〇優待券を使用するのでタダ。ワンちゃんのお土産も持って帰れるし申し分なし。
二人はご機嫌でステーキ等を平らげた。
エネルギーの補給で足も軽い。10分ほどで自宅に到着。
わたくしは、ふろを沸かして入る。家内はワンちゃんの散歩。
午後6時ごろにはもうベットの中でした。
携帯の万歩計では、出発~帰宅までで16400歩。家内は朝夕のワンちゃんの散歩を入れて2万有歩だったとのこと。それほどの距離でないようだ。
ああ~今日の一日は楽しかった。