19日朝海岸に出ると、ご覧のように藻が一面に。
一面藻藻、すごい。
中には、ワカメが混じっている。
たくさんの人が、ワカメを拾ってビニール袋に入れている。
拾っている女性から声がかかる「新鮮なワカメがいっぱいあるんだ。どうですか」。私もこの声に誘われてレオちゃんをママに預けて拾う。
水道水で洗うときれいなワカメ。一日乾かすことに。
昨晩、ふろ前の洗面場の天井にあるダウンライトの電球が点かなくなった。マンション購入して18年になるが初めて切れた。はずしてみると、E17口の54W豆電球。逗子市内の電気屋にはたぶんないだろうと考え、朝食を済ますと横須賀のホームセンターに向かった。
横須賀市内から外れ観音崎方向の海岸寄りにある島忠ホームセンター3階の駐車場に入る。東京中野にある島忠ホームセンターと比し、とても広い。長さ8~90m、奥行き4~50mはあるかしら。
もう数回訪れているので、電気器具の販売場所へ直進する。もう、電球はほとんどLED製品となっている。「これだろう」と手にしてかごに入れた。しかし、心配になって10mほど離れたところにいた店員に切れた電球を見せて「この電球を求めて来たんですが、これでよいでしょうか」と。
店員「いや違います。それは電飾用で暗いです。こちらに」と言って販売場所まで案内してくれた。「ありがとう」とお礼を言って別れ、60W相当のLED電球を探し出してかごに入れた。それにしても品種がいっぱいで、古い電球を持っていかなかったら間違ったものを求めてしまっただろう。注意注意。
来たついでに店内を一周する。
家内はレオちゃんの洋服で最も小さなSS版を買う。車の中で待っていたレオちゃんに買ってきた服を早速着せてみる。大きさはちょうどよい。
時計を見る午後1時前。家に帰るには早いということで、観音崎方面に車を走らせる。
しばらく走ると馬堀海岸。しかし、海岸はコンクリートで固められ、車を止めるところがない。
一時停車してカメラを構える。土手に上がって観たが、ご覧のようにコンクリート歩道。
こりゃ~だめだ。観音崎まで行こう となった。
観音崎公園前の駐車場は、土、日曜日以外は無料となっている。大助かり。
レオちゃんと一緒に歩き出す。
海岸はとてもきれい。 しばらく海岸沿いに歩く。700mほど先の山上に灯台があるようだ。しばらくすると祠が。
横須賀市の観光案内には、「この洞窟には、大蛇が住んでいました。漁船や運搬船が通るたびに、ウミウは群れになって飛び立ち航行の邪魔をし、大蛇は暴れて船をひっくり返して、漁民や船乗りたちも恐れをなして、苦しめられていました。
行基はこの話を聞き、大蛇を退治し、その霊を鵜羽山権現として祭られました。」とある。
「今までも灯台まで上がったことがない。この歳、もう灯台まで登ることはないだろうから、最後の見納めにしよう」と力を振り絞って階段を上る。階段はさすがにきつかった。
休み休みでやっと到着。ずいぶん上がってきたものだ。
房総半島がすぐそこのように観られる。大きな船もたくさん航行している。
「これは何の運搬船かしら? 車かしら?」
入口で写真を撮っていると、事務員らしい人が横から出てきて、「犬は入れませんので・・・」と。家内は「一人で登ってきたら」と勧めるが、「ここでも高いところだし、きれいに見えるからいいよ」と。持参したジュースを飲み干し、上がってきた階段道を戻りだした。下りは早い。
あっという間に海辺の平地に下りた。
海岸沿いの岩場はとてもきれいに見える。
駐車場前の飲食店の自動販売機で、最中アイスを買い、歩きながら袋をちぎって一口食べた。
後ろから何者かに手に持っていた最中アイスをパッと。「あらっ、一口しか食べてないアイスをトンビに取られてしまった。あそこに飛んでいくトンビ・・・」。
ママ、「海岸から数十メートル離れているこんなところにもいるんだね。逗子海岸でもトンビに注意を!!と書かれているよね」と。ママは販売機から同じものを買ってくれた。「もう、ポケットに入れて、車の中で食べよう!!」と車まで急いだ。
「もう3時過ぎだからまっすぐ帰るよ」と言って、数分走って馬堀海岸から高速道路に上がった。
逗子インターまで10数分。「高速道路利用だと早いんだね」と。
早速、洗面場天井ダウンライトカバーに電球を取り付けて、スイッチを入れた。明るい。
トンビに最中アイスを取られた一幕もあったが、楽しい一日だった。
<追加>
今朝21日の逗子海岸は昨日打ち上げられ、一面に広がっていた藻は、片づけられきれいな姿になっていました。