仏殿を拝観し、方丈に向かう前に仏殿左の道路を挟んで、選佛場がありました。
佛を選ぶということで、修行僧の座禅道場とのこと。
道場内の両サイドには畳が敷かれています。
さて、先の妙香池を過ぎてしばらくすると、佛日庵(開基廟)が。ここだけ別個に拝観料が必要だった。
佛日庵の入口。
開基廟の正門。
この佛日庵内は撮影禁止となっていました。
開基廟(墓所)には鎌倉幕府の8代執権・北条時宗公、その子で9代執権・貞時公、孫の14代執権・高時公も祭られているいるとのこと。
この敷地内には、赤い長椅子を置き、抹茶も飲めるようになっていました。
また、先に記した「しあわせ観音」も右奥にあります。
顔がふっくらとしていて均整の取れた体型、観ているだけで幸せが訪れるようでした。
そしてその奥の高台には茶室が。
私どもも隣の休憩場所で一服する。
木蓮の大きな木もあり、花は咲き始めていた。
この地域内だけは、やはり別格のように手入れされていました。
ここを出てしばらく歩くと右手に、
白鹿洞。
開山禅師の説教を聞こうとこの洞穴から白鹿たちが集まったと言われている。
さらに上に進むと、最上部の黄梅院が。
ここまでで元来た道を戻る。
通りの脇にはこんな看板が・・・。ロシアのウクライナ侵攻が表されています。残念でなりません。
入場禁止のある建物にはカメラを向けて・・・。
脇道に入り、大鐘のある方向に進む。
階段が長く続いていたので躊躇していたら、若い女性がスイスイと上がっていく。 もう2度と来ることがないので・・・と私どもも上がり始める。
大鐘のあるところまでは何と134段もあった。途中で一度休憩して・・・。
鎌倉第一の大鐘。
これでほぼすべてを観たかと思う。
すべてをゆっくり観て廻り、とても素晴らしく良い印象となった。
円覚寺玄関の階段を下り、国道に廻る。
家に在る大きさ10cmほどの犬像が、以前ここから鎌倉に向かっての道路売店で求めたことを思い出して、もう一つ右側の犬像を買おうと鎌倉方面に歩き出した。
しかし、いくら歩いても見当たらない。とうとう建長寺門前まで。
今回は体力的にもう無理なので、鎌倉行きのバスを待っていたが、一向に来ない。
もうすぐ国道のてっぺん、それから下りだから・・と鎌倉まで歩こうとなった。
小町通りの入口近くでバスに追い越されたが、お土産を買いたかったので、歩くと判断したのが正しかった。
家に着いた時刻が午後4時過ぎ。何と5時間程の行程だった。歩いた歩数が14600歩余り。
とても充実した一日となった。
それにしても疲れた。