“しなやかに、清々しく”

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皇居坂下門から入っての散策と皇居一周を廻る その3。

2023-03-31 14:03:07 | Weblog

 最高裁判所の建物を通り過ぎて(歩いているのは堀側ですが)三宅坂交差点まで来ると、反対側の角地に何かの銅像が。

 交差点を渡る。

バックの建物は最高裁判所。

銅像の後ろに説明盤がはめ込まれている。

(株)日本電報通信社《現 電通(株)⦆ の創立50周年を祝して建造されたとある。

築造が1950年とあるから73年前からあったもの。車でこの前を通ることがあったが、気が付かなかっただけで新しいものでない。都心にはまだ見ていないものがたくさんあるようだ。

 国会議事堂の姿は遠くから観ているが、門ゲート前まで行くのはもう何年前になるかしら?と話しながら三宅坂交差点から国会議事堂に向かって進む。

 

国会議事堂前の門。衆議院と参議院の入り口が左と右に分かれている。

 左の参議院の門前まで入り写真を撮ろうとしたら、守衛さんから「立ってる丸石の中には入らないでください。写真を撮るならば中央であれば丸石の中に入って結構」との注意を受けた。

 中央に行き、門ゲートの間からカメラを向けて議事堂正面を撮る。

 議事堂建物の中には、新潟県選出の衆議院議員の紹介で入ったことがある。参議院会議場の二階傍聴席から議場をのぞいたのを覚えている。今でも事前に申し込めば見学できます。(紹介者が必要かな?)

 門前の交差点をぐるりと廻り、憲政記念館に向かう。

憲政記念館の入り口から内部を。誰も入っていない。

中央にはこのように庭園となっている。

 三権分立の時計塔がすぐ近くに建っている。

三権分立の時計塔は、「憲政の神様」で時間に厳しかった尾崎行雄の銅像の立つ尾崎記念会館の前にある。ただ、尾崎記念会館は修復中で入れなかった。

 尾崎幸雄と言えば、私が東京に出て来てしばらくまで、長く衆議院議員を務め、憲政の神様と言われており、そのために議事堂前庭に記念館を作ったことをぼんやりと覚えている。

 ここ前庭には、ほかに日本の基準となるものがある。

中央池の南側にある「日本水準原点」。明治の当時は東京湾の潮位観測の平均海面から24.500mとしていたが、関東大震災や東北地震により潮位が変更され、今ではこの原点値は24.3900mとされている との説明盤があった。日本全国の地盤面はこれを基準にして測られている。

 家内は、〇〇グループで国会を見学した折ここに寄り、水準原点建物の中を見学したと申していた。

 また、時計塔の隣りには、

 

電子基準点盤が埋められていた。

こんなものがここにあることを知らなく初めて見るもの。上記のような説明盤があった。

 ここを出て、再び内堀り沿いに進み桜田門方面に向かう。

国会議事堂前を進み、内堀りに出て桜田門方面を望む。

桜田門。

とても頑丈にできている。桜田門の変については他の資料を観ていただきたい。

 この門に入る時にはゲートがあり、当初守衛から「乾通りの一般見学のため通り抜けはできません。見学がすんだら戻ってきてください」と伝えられたが、乾通りの見学時刻が過ぎたようで皆さん通り抜けをしていたので私共もその方向に進んだ。

通称二重橋と言われているその手前の石垣。雄大で威厳がある。

みなさんご存じの皇居二重石橋。やはり日本が誇りに出来る威厳のある橋です。

皇居前の広場。手入れされた松がとてもきれい。

 隣りは正午過ぎに入った坂下門。

 これで皇居敷地を一周しました。

 JR東京駅方面に歩き出したが、乗り換えが2回もあると思うと敬遠したくなり、来た道をまっすぐに進む。東西線竹橋駅まで長く感じたが自宅近くの駅まで乗り換えなしと思えば疲れた足を引きずり歩き通した。

 午後5時過ぎに自宅到着。自宅に帰って歩数を確認したらなんと18500歩余り(家内は20000歩を超えていると申している)、最近例をみない歩数だった。

 都内にはまだまだ良いところが残っていることを痛感し、併せて勉強になったとの声が二人から発せられた。大変良い花見見学となった。  了

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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