御霊神社境内にいると神輿の笛の音が聞こえ、近くに来たことを教えてくれた。
御霊神社傘下の睦は4睦あるが、今回六の坂で合流したのは、宮元睦、若葉睦そして中井睦の3睦だった。
鳥居の前で待っていると、宮元睦を先頭に入ってきた。
宮元睦の神輿。
若葉睦の神輿。
中井睦の神輿。そして中井睦のこども神輿も続いて入ってきた。
舞台の前の広場に神輿の皆が集まった。
3神輿のの雄姿。左端にある中井睦のこども神輿は大き神輿に隠れて見えない。
各睦の代表は、本殿に上がって繁栄の祈りを受けている。
その他の担ぎ手は広場で軽い食事を取ったり、飲み物で体を冷やしている。
私は、帰りの神輿行列に付き添う力がなくなってきていたので、一人で神社境内から別れ、元5年ほど住んだことのある地区、高台の高級住宅地区の変貌を観たくて歩き出した。
御霊神社前約100mほどの小路を左に曲がり80mほど進むと目白学園大学、同短大の正面が。敷地は広いので、ここ20年あまりは新築校舎建設が進んだと聞いている。
目白学園大学入口。
大学前を右に折れ、坂上の住宅街の建物を観ながらゆっくりと進んだ。30数年前居宅として一時住んだ場所へ。周りの大きな敷地は分割され戸建ての住宅地に代わっていた。
でも現在古い門構えの建物がなお残っていた。
古い門構えの家。
さらに五路交差を右に折れ進むと、
四の坂上から撮影。中井地区には坂が多いが、道路が階段になっているのはここだけ。
作家林芙美子が住まいを構え、放浪記などを書いた旧宅前に来た。現在は記念館となっている。
旧玄関がそのまま残っている。現在庭や建物は見学することができる。
坂下の道路を左に進み、会社に到着。
大変疲れてしまった。会社で、もらった菓子とジュースをもらう。
家に帰って休んでいると、神輿の笛の音が聞こえてきた。時刻は午後8時の10分前。
家から60mほどにある神酒所に。うちの社員2人も半纏を着て神輿かつぎに参加した。疲れた顔をしていた。
締めっくくりの挨拶が始まり、最後はシャンシャンシャンの手拍子で締めくくった。
本年は好天に恵まれ、先にも記したように他所から来た担ぎ手が非常に多かった。息子も朝9時過ぎから午後8時まで務めを果たし、疲れきった顔をしていた。
コロナ禍が過ぎ4年ぶりの例祭だった。
来年も本年以上に盛大に地元神社の祭りを行ってもらいたいと思う。