宇佐神宮は、豊前国の一之宮です。
また、全国にあまたある八幡社の総本宮なのです。
恥ずかしながら、つい先日まで石清水八幡宮が総本宮と思っていました。
宇佐神宮の創建は571(欽明天皇32)年といわれていますので、平安京設立よりもはるかに古いのですよね。
朝イチで島原を出発したのですが、さすがに宇佐は遠く、到着したのは午前11時を過ぎていました。
そこで、参拝前ではありますが、門前で昼食を済ませることにしました。
観光館文福
所在地: 大分県宇佐市南宇佐2224-1
営業時間: 10:00~17:00
定休日: 不定休
唐揚げ定食
唐揚げは宇佐の名物です。
薄味で飽きのこない味付けで、衣も薄めで鶏肉の味わいをうまく引き出しています。
また、大分の郷土料理のだんご汁が付いています。
これは、味噌汁に厚手の短い平麺が入ったもので、味噌にうるさい愛知県民も納得の一品でした。
入口の鳥居
宇佐鳥居と呼ばれる独特の形式です。
朱塗りで上の笠木に檜皮葺の屋根があり、柱の上に黒い輪(台輪=だいわ)があり、根本に腰ばかまがあります。
狛犬
大分交通宇佐参宮線で働いていた「クラウス号」
1965(昭和40)年廃線にともない境内に展示されています。
神橋
寄藻川
大鳥居
表参道
大灯籠にLEDライトが組み込まれていました。
石段宇佐神宮は上宮と外宮に分かれています。
まずは、上宮に向かいます。
その名のとおり高いところにありますので石段を上がっていきます。
一の鳥居
西大門
桃山時代の形式を残す華麗な神門です。
上宮の拝殿
参拝は一般と異なり、二拝四拍手一拝を作法としています。
一之御殿
八幡大神 (はちまんおおかみ)すなわち、応神天皇が祀られています
二之御殿
比売大神 (ひめのおおかみ)が祀られています。
一般的には、比売大神とは特定の神の名前ではなく、神社の主祭神の妻や娘、あるいは関係の深い女神を指すものですが、宇佐神宮では宗像三女神を示しているそうです。
三之御殿
神功皇后 (じんぐうこうごう)が祀られています。
応神天皇のお母さんですね。
神井
摂社・若宮神社
次に下宮に向かいます。
下宮拝殿
こちらも三つの御殿があり、御祭神は上宮と同じです。
宝物館
新しい建物ですが、景観を崩していないところがすばらしいです。
広く荘厳な神社でした。