デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



デジカメを手にしたばかりなので、「デジカメライフ」というには程遠い状態だが、とりあえず落として壊したりしないように大切に扱いたい。
それにしても、デジカメを手にしたらいつだって気軽にいい場面を撮れるだろうと思っていたら、そうは問屋が卸さないものだ。個人的な記憶に残っている、夏の台風が去ろうとしているときの雨上がりの夕暮や、変った雲の形や、大雨が降る直前の薄暗くエメラルド色にギラリと光る海や、翌日に雨が降るときの雲が迫りつつあるときの青空と夕焼け、幻日…私の好みの空は、そうは訪れてくれない。
でも、カメラに収める対象は何も空だけじゃない。思わぬときに写したい対象を撮れるのは素晴らしいことだ。
先日行ったエルンスト・バルラハ展の会場は、作品を撮ることはできないが、「画面」は撮っても誰も咎めないので、バシバシ撮らしてもらった。


エルンスト・バルラハ(1870-1938)



きっとロシアの農村の風景だと思う



バルラハが関わった雑誌の表紙かも



「戦う天使」(1928)の頭部



「再会」(1926)



「読書する僧たちIII」(1932)

バルラハ展については、作品から非常に微妙な時代の空気を感じ取れた。ドイツ表現主義って初めて聞く言葉だったが、これを機に20世紀美術にも目を向けていけたらと思う。

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