12/19(水)
猴行者、通天大聖、美猴王、斉天大聖・・・
呆れるぐらいに多くの名をもつ孫行者、
かなりの暴れ者だったし、
今の日本人から見たって傍若無人。
五行山に500年も閉じ込められたって、
如来や菩薩に文句を言う。
ただ、500年前とは違って礼節をわきまえていたらしいけれど。
昨夜、そこそこに遅かったから、
またも起きられない朝・・・。
おまけに昨日、酷使したから目はしょぼしょぼ。
歳をとるってこういうことだろうなあ、
いや、ホントに実感する。
須菩堤祖師に長寿の妙道でも習っていれば、
老眼がどうの、なんてことはなかったんだろうか?
顔が凍り付くんじゃない?
それぐらいじゃ寒いだけ。
寒い、いや冷たい、ダウンにすればよかった、
そう後悔するには大山がキレイに見えるし、
重層的な雲が素敵する。
今日も取締役の朝は機嫌が悪い。
朝から課長がおたおたする、それぐらい。
電話帳案件を校了させるべく、スケジュールを切る。
そして印刷会社への注文書は・・・
あ、ない?そんなバカな、なんて思うけれど、
注文書をきらずに発注していたらしい。
日常のこまごまとしたモノには注文書を切っていたのにねえ。
前職で書いていたものを思い浮かべながら、
イチから作る・・・それなりに時間をかけて。
それに合わせて、台割りを微調整、
パーツの名前があっていないと訳がわからんことになるし。
午前中はそれぐらいで終わる。
14時半にお客さんが来るので13時過ぎに会社を出る。
相変わらず風は冷たいけれど、なぜか・・・
ごくうらーめん
単純に昨日、断念したことを
ちょっと後悔していたのかもしれない。
2か月前にきたこの店まで歩いてきたのは、
もちろん觔斗雲がないからだ。
いや、あっても使わないって、より寒くなるだけだから。
ごくうまに定食(850円)
手前の皿がごくうまにらしい。
細切りのピーマンに竹の子、そして豚肉。
それを白味噌なんだろうか、スープととも煮込んだもの。
しかし・・・ウマいのか?これ?
孫行者だったら如意金箔棒をふりまわすぞ、
これで850円はあまりに理不尽、玄奘だって許すはずだ。
やっぱり残念な店が多いのだ、この辺り。
醤油系のラーメンを食べにきてもいいけれど・・・
3月以降だよなあ、こんな寒い思いをして来るような所じゃないし。
またも強烈な風にさらされながら戻る。
立て続けにお客さんが2組。
1人は妙な売込み・・・
転職エージェントの零細企業版というか、
妙な商売を初めたもんだ。
ただ、会社紹介のマンガと営業担当のギャップがすごい。
ユニマット営業的だけれど、クオリティが・・・。
もう1組は早くも年末のご挨拶。
来年もよろしく、それだけだけれど。
ようやく電話帳に戻る。
こちらでの作業で残っているのは、ほぼ校了のみ。
1件、重たい再校作業があるけれど、全員でやれば何時間かで。
なので20時前に会社を出られる。
今週はタクシー帰りも覚悟していたけれど、
オレが仕える取締役も理不尽だけれど、玄奘ほどではない、
そういうこと。