マグロの骨についた肉をネギとる、
だからネギマ。
今ではネギマと言えば、そちらを指す。
さらに言えば、マグロのすき身に植物油を混ぜ、
トロっぽくしたものにネギをトッピングしたもの、
それがネギマとして定着している。
しかし、そもそもは・・・。
昼ごはんを食べ終えて、
昨日に続いて昼寝に勤しむ。
ホントに疲れているのか、またも2時間も。
今日も晩ごはんは簡単である。
生ビンチョウマグロ
千葉県産の天然生が199円@100g。
アホみたいに安かったので、あおばで買ってきた。
刺身用なので、当たり前のように刺身にする。
天然の生なので、ねっとりとした食感。
コレがとろっと実にウマい。
ただ、これだけでは、身に余る。
いや、飽きる。
土鍋に日本酒を注ぎ、出汁昆布を。
しばらく馴染ませてから、弱火で煮出す。
ネギとショウガを入れ、
みりんと醤油を大さじ3を加える。
とろ火のまま煮込み続ける。
ビンチョウマグロの尾側を角切りにして、
土鍋へと。
蓋をして、そのままぐつぐつと。
ビンチョウとネギをそのまま食べてもいいけれど、
刺身をさっとしゃぶしゃぶとして、
ネギを巻いて食べれば、あり得ないぐらいの味。
そもそも、ネギマとは、ねぎま鍋のこと。
ネギとマグロを醤油で煮て、
脂を落としてあっさりと食べるもの。
大トロなんてネコのエサにもならない、
そんな時代の食べ物。
今では、サラダ油を足して脂っぽさを求める、
スゴい変化だ、ホントに。
白菜2枚をいつも通りに切り分ける。
マグロを食べた土鍋に
縦に切った芯の部分を。
横に切った葉の部分を加えて、
またガスコンロにかけて沸騰させる。
葉の部分がしんなりしたら、卵1個を割りほぐして流す。
普通ならコメを入れて雑炊にするけれど、
白菜にして、嫁さんの繊維質欲求を満たす。
さて、コメばかり食べていた江戸の人たち、
どうやって繊維質を摂取していたんだろ?
玄米の繊維質だけではないだろうに・・・。