8月5日(月)、稲盛和夫公開フォーラムが徳島市文化センターで行われ、1300名の聴衆が約2時間の講演を聴きました。
私と学生4名もチケットを頂き、感動的な講演をお聞きしました。お話は、「人は何のために生きるか」というものでした。人生には「運命・因果の法則」があり、それは宇宙が本質的に持っている法則である。善いことを思い、善いことを行えば人生は必ず好転する。どんな災害や幸運が来ても、それをすべて感謝の気持ちで受け入れ、前向きにひたすら明るく努力していけばよい、というものでした。
京セラ・KDDI・JALと3つの大企業の会長を歴任し、経営の神様とされる稲盛氏の、成功の秘密を惜しげもなく教えて下さる講演会でした。でも、私が普段考えていることと90%は同じ内容だと感じました。それだけ納得できる、わかりやすいお話でした。
終了後に徳島グランヴィリオホテルで行われた懇親会の最初に、学生4名による書道パフォーマンスが行われました。
会場が暗かったので、映像がうまく映っていなくて残念ですが、学生たちの真ん前で稲盛氏が観てくださいました。書いたのは「利他の心」の4文字で、稲盛氏のモットーです。
乾杯の儀式の後に、この作品を吊り下げて参加者全員で鑑賞しました。会場には約200名の方がいらっしゃってたくさんの拍手を頂きました。
学生は4年生の末廣智也君、3年生の東江美優さん、2年生の三宅萌子さん、見世亜紀子さんです。
最後に、今回のフォーラムの実行委員長で、徳島のミニコミ雑誌会社「あわわ」の会長である坂田千代子さんと一緒に撮影しました。
今回の書道パフォーマンスは彼女の依頼によるものです。この方は、少し前のNHKの朝ドラ「ウェルカメ」の主人公の雑誌記者と編集長のモデルとなった方です。
徳島の産業界をけん引する女性実業家の一人です。たまたま私と同じ年齢でもあります。今年の春先にお聞きした講演会のあとに名刺交換をして知り合いになり、その数日後にメールでパフォーマンスの依頼を頂きました。
学生にとっては、珠玉の学習機会といってよいでしょう。徳島の産業界・官界と良い関係が続いています。産学官が連携して学生を教育することができていると思います。