8月21日(水)~23日(金)、広島県熊野町、筆づくりの里 芸術系大学合同交流研修会 -職人の町で学ぼう- に、学生5名と一緒に参加しました。
参加大学は、筑波大学・東京学芸大学・大東文化大学・多摩美術大学・安田女子大学、そして四国大学の6大学です。参加学生は全部で34名です。
四国大学の参加者は4年生の今井麻美さん、林真穂さん、宮成真央さん、香西亜美さん、2年生の力武大浩くんです。
最初は、グループに分かれて職人さんの指導で筆つくり体験です。
この企画は、2年前に初めて行われて、その折も5名の学生を引率しました。その時はもう4名の学生が参加を希望したのですが、人数制限がかかってあきらめてもらったのです。今回、そのうちの3名が参加しました。
6大学の学生が、いくつかのグループに分かれて、職人さんのご自宅に2泊、分宿しました。必ず他の大学と混ざるように分けられているのがいいです。
このような交流の機会は少ないからです。筆づくり体験や工房の見学も楽しいですが、この学生同士の交流こそが学生にとっての楽しみでした。
3日目の午前は、様々な種類の筆を試し書きする時間です。私も見たことがない珍しい材料の筆も使うことができました。
1日目の夕方の交流パーティーの一場面です。他大学の学生とすでに打ち解けて、楽しく過ごせています。とてもよい笑顔です。
この企画には、町長をはじめ、街の関係者、職人さんたちが本当に熱心に参加され、たいへんお世話になりました。いつも使っている熊野筆の製造元の方とお話できたことで、様々なことがわかりました。今後もこの企画が続いていくといいと思います。
熊野町の関係者の皆さん、本当にありがとうございました。