ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

ハンガさんの藍染マスク

2020年12月08日 | 日記
12月8日(火)です。ハンガリー出身で、現在は徳島市在住、四国大学の非常勤講師もしていただいている吉原・ホルバート・ハンガさんから、先週末に藍染のマスク3枚をクリスマスプレゼントとして頂きました。ハンガさんは10年ほど前に藍染の研究のために来日され、四国大学大学院生として研究している頃に書道部にも入部して、書道パフォーマンスに挑戦されたこともあります。その後、農業試験場の藍の研究者である吉原均さんと結婚され、現在は夫婦同士で交流があります。藍染や刺繍に関する作家としても活躍されています。藍染の布は抗菌効果も高いので、マスクの素材としても適しています。下の写真が私用としていただいたものの表裏です。



次が、妻のために作っていただいたものです。




もう一つあります。




表裏の色をグラデーションで変えていて、とてもお洒落です。最近、様々な種類のマスクを頂いたり購入しているので、現在は10枚ほどあり、毎日代えて付けています。一日使用するたびに洗って干しますので、衛生的です。

コロナ禍以来、マスクは必需品となって、コロナ禍が解決しても、人間の衣服の一つとして位置付けられそうです。日常的には口元を見せないことが常識となって、下着と同じ扱いになり、口紅の需要は減っていくのかもしれません。

大きな病気の流行が人類の文化にも影響を与える実例を、現在進行形で見ているのでしょう。