ぱたぱた仙鳩ブログ

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風の駅さかもと揮毫会2021春

2021年03月28日 | 日記
3月28日(日)、雨がちの天候の中でしたが、勝浦町坂本の「風の駅さかもと」に学生2名を引率し、作品揮毫会を開催しました。オーナーである鴻本浩さんの知人の皆さんや常連のお客様が数名集まり、学生にリクエストをして、それに応じて学生が色紙作品を揮毫するという形式です。この施設のイベントに初めて引率したのは1年生2名、西村美咲さんと丹生朱音さんです。


自分で書いた作品の下で、丹生朱音さん。大分県の出身です。


同じく、西村美咲さん。福岡県の出身です。


この日は、依頼されていた展望小屋の看板を持参しました。「風遊亭」という名の小屋です。



早速、お客様たちから依頼がありました。





約1時間半の間に二人で10作品程度を仕上げ、皆様に喜んでいただきました。終了後には、お食事を御馳走になった後に、作品依頼者の一人である奥田様と一緒に新設の椿園を見学しました。


様々な種類の椿が植えられています。それぞれ独特の名前がついています。全体に花の時期は既に終わりに近かったのですが、何本かの木はちょうど盛りの時期でした。


勝浦町で開発された桜の新品種「勝浦雛桜」が満開でした。薄ピンク色の上品な桜です。写真にある木はまだ幼木ですが、今後この品種が大きく育って、勝浦町全体を飾るようになるでしょう。ソメイヨシノとは少し雰囲気が異なります。


楽しく、また良い勉強になる揮毫会でした。地域の皆さんと交流することは、学生にとっては、書の訓練であると共に、コミュニケーションの良い訓練機会になる上に、地域の自然・文化を知ることにもつながります。14時頃には会場を後にし、大学に戻り解散しました。学生も「良い勉強の機会になった」と満足そうでした。