7月7日(日)、午前中に、今年のインカレの四国大会、少林寺拳法の部が四国大学体育館で実施され、今年は運営側として参加しました。開会式で、四国大学の学生が準備運動をリードしているところです。ステージの横断幕は私が書かせていただきました。
今日はひどい暑さの中でしたが、若い学生たちは元気で、大会は順調に進みました。写真は、女子組演武有段の部の最優秀賞をとった香川大学のチームが閉会式で演武を披露しているところです。
一番手前の列に写っている四国大学の学生6名も頑張りました。1年生の女子選手が、単独演武有段の部で優秀賞(第2位)を受賞しました。少林寺拳法は合掌礼に始まり、合掌礼におわります。閉会式の最後の合掌礼です。
総合優勝は香川大学、総合準優勝は愛媛大学でした。四国大学は、かろうじて賞状一枚を獲得しましたが、今回は運営の仕事に力を入れたので、成績よりも大会運営がうまくいったことが何よりの成果でした。卒業生4名もお手伝いに来てくれました。後列左端の先生が監督の多田先生です。今回の大会委員長でもあります。私は顧問を担当させていただいています。
私は、今回は成績処理と賞状作製の仕事に追われていて、部員の試合の様子を見ることはできませんでしたが、大勢の参加者に大きな声で指示を与えたり、しっかりした挨拶をしたり、そのような学生の大会運営の様子はしっかり見せてもらいました。とても立派でした。このような体験を学生時代にしておくことは、将来社会に出てからさまざまな機会で生かされることでしょう。
私自身も、信州大学の学生時代に少林寺拳法部に在籍していましたが、このような大会運営をしたことが今も役立っています。大会は、もちろん良い成績を挙げて賞状をもらうことを目指すことも大切ですが、このような大会を運営し参加すること自体が、若い学生たちを大きく成長させるのです。教育活動の一部といってよいでしょう。学校で行われているすべてのクラブ活動の本質はここにあります。ところが指導者の中にはそれを忘れて「勝つことだけ」を目的にしてしまう人が出てきます。そうなるとかならず様々な弊害が出てきます。
熱くて疲れましたが、反面、充実感を感じた一日でした。
きりりとしたキレの良い動き、迫力には感動しました。
礼儀のきちんとされた、学生さん達が育っていくのでしょうね
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