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大学院文学研究科 文房四宝研究 紙漉き

2024年10月08日 | 日記
10月7日(月)、夕方の5限目の授業時に、院生に紙漉き体験の授業をしました。最初に、授業の前の休み時間に大学前の土手から採ってきた桑とカラムシの茎の皮を剥ぐ体験です。特に桑は表面に黒皮がついていますので、それも剥すことが必要で、実際に使う部分を理解させました。


紙素は事前に画仙紙の反故をちぎって、ミキサーで攪拌して、バケツに入れておきました。


バットの中に枠・スノコを入れて、紙素を流し入れます。


溜め漉きで、紙に穴があかないように、紙素を平均に調整します。


水から揚げた後に、雑巾や新聞紙で押さえて水分を取り、アイロンで乾かします。中にカラムシの葉を入れた院生もいました。また枠を替えて、色紙やはがき、円形や不定形の紙も制作しました。紙漉きは初めての経験という院生が多かったです。とても楽しそうでした。




次回の授業では、ここに各自の作品を制作予定です。


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