3月30日(日)、桜の見物にちょっと出かけました。
徳島市佐古の諏訪神社です。
徳島市に諏訪神社がある理由は、鎌倉時代に小笠原氏がこの土地を治めるときに、信濃の諏訪神社を勧請したものだということで、私にもまんざら縁がないわけではありません。ちなみに、小笠原氏は室町時代には細川氏の配下になり、徳島県西部に移され、「三好」の姓をもらって、現在も徳島の有力な一族となっています。
ソメイヨシノの真っ白な花が満開でした。あまりの美しさにうっとりしました。ふといい香りがするので、下をみたら、沈丁花が咲いていました。目で桜を、鼻で沈丁花の花を楽しみました。
この神社の隣は、清水寺です。京都の清水寺と何か関係があるのかはわかりませんが、この寺は貫名菘翁の実家の吉井家の菩提寺として有名です。
看板がとても美しかったので撮りました。多分、小坂奇石の書です。最後の「寺」の字の変化は見事の一言です。
境内には、貫名菘翁之碑がありました。この碑の文字も小坂奇石の書でしょう。裏面に名前が書かれていました。
桜の花をバックにあまりに美しい碑の写真となりましたので、投稿しておきます。
いよいよ三月も終わりに近いです。
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